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浪漫自走

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Category: 県外の山 > 四阿山

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遠征三日目。四阿山ソロ登山。

ついに福井にもモンベルが。
次女が教えてくれました。
大野市にできるそうです。
実店舗で見てみたい場合があるし、その場合、近くて金沢まで行かないといけなかったので助かりますね~。
楽しみです。


さて。

上田からしばらく移動してこの日の宿泊地。道の駅 雷電クルミの里に移動です。
実は以前、秩父からの帰りにだったかな、ここでヴォクシーで車中泊したこともあるので二回目です。
フリーワイファイもありました。回数制限と一回あたり30分までだったかな。
この日はワイファイ使うこともなく、晩飯を車の中で食べて早めに寝ました。

遠征三日目。最終日。
今日は登山です。
場所は四阿山。
根子岳から見えた山です。
実は百名山なのですよね。

あずまや高原ホテル下の駐車場に移動。
ここは人気の山でもあり、週末はすぐに満車になってしまうようです。
s2019226P2260072.jpg
先行者は数名すでにいるようです。

あずまや高原ホテルでは200円でトイレを貸してもらえます。
領収書をもらえるので、それを見せれば以降は何回でも使えるみたいです。

ここ地形図やヤマレコのレポを見ていて、無理しなければBC何とかなるのではないだろうかと、今回の遠征を計画した段階から、ずっと悩んでいました。
しかしやっぱりソロだし、なにより一回も登ったこともない山、標高も2000m超え。
ほんと悩んだのですよね。
根子岳登ってみてから考えよう、そうきめて事前にコンパスで登山届出したのですが、備考欄に、使うルートは同じだがBCかスノーシューかは決めかねていることを書いておきました。
これってやっぱりいけないかな(汗)

そのくらい悩んだのですよ。

でも根子岳のシール歩行でがっつり靴擦れしたこともあるし、ここは無難にスノーシューハイクにしました。

今遠征はゲレンデスキー、バックカントリースキー、そして雪山登山で締めと。
まあそうなります。
こうやって書いてみると、以外に欲張りだな(笑)

用意していざ出発です。
s2019226P2260073.jpg
しばらく林道歩きで牧場まで。

s2019226P2260075.jpg
コースタイムで3時間半。
ヤマレコでも大体みなさん3時間から4時間くらいで登られている感じでした。

牧場で先行者に追いつきました。
s2019226P2260077.jpg
先行者の方はスノーシューを装着するようでしたが、私は今のところその必要性を感じなかったので、そのままツボで歩きました。

本当なら牧場の地面が見えていることは、この時期にはあり得ない感じのようですね。
s2019226P2260080.jpg
それだけ今年は雪が少ないのだと思います。

牧場内を地味に標高をあげていきます。
s2019226P2260083.jpg
こんな感じで有刺鉄線をまたぐところが複数個所あるようです。私は3回ほどまたいだかな。
広大な牧場なので、もっと他の場所にも有刺鉄線はあるかもしれませんが、そこは要確認してくださいね。

もうすでに左足の靴擦れが痛くてたまらんくなってきました(涙)
この牧場を帰りにはスキーで戻れば楽だな。そう思っていたのですが、やっぱりこの靴擦れの痛さから登山靴でまだましだったなと思いました。

やがて牧場も終わり、少しずつ樹林帯に入ってきます。
s2019226P2260090.jpg
トレランコースもあるようですね。

トレースはばっちりあるので、迷う事は皆無だと思います。
しかし油断なくGPSの電源はオンしていますよ。

樹林帯の中。
s2019226P2260091.jpg
スキーの跡もばっちりです。
足元はガチガチで、ツボ足で全く問題なしです。
樹林帯も、木々の間隔がそこまでタイトではなく、私の力量でもいける感じ。
しまった、やっぱりスキーにしとけばよかった、、、

低い位置にピンクリボンを見かけていたのですが、結構高い枝にもリボンがあって、いつもならこの位の積雪があるのだろうと予想します。
s2019226P2260093.jpg

スキーでも、いまのところ行けたな。
s2019226P2260096.jpg
靴擦れなかったらな~。
でも脳内ではBCしているイメ-ジです。
イメトレ中なのです。

でもやっぱり木々の密集地帯もあったりもします。
s2019226P2260097.jpg
この位混んでると厳しいものがある(-_-;)

まだ斜度は緩いのでなんとかなるかも。

案内標柱にきました。
s2019226P2260098.jpg
ここで休憩。
靴擦れの痛みが、さらにひどくなってきました(涙)

再びグロ注意です。
s2019226P2260099.jpg
ケアリーブを十字張に。
これで何とか持ってくれ。

これでも靴擦れ痛いし、これがシール歩行ならもっとひどかったと思えば、やっぱり登山で正解でしたね。
ここからはツボでも登れそうでしたが、せかっく座り込んだのでチェーンスパイクを装着して登りましたよ。

スキー.ボードのあとはばっちりあります。
s2019226P2260103.jpg
トレースをしっかりチェックして、自分もその気になってます(笑)

8合目。
s2019226P2260111.jpg
樹林帯は抜けました。
ヤマレコで見かけた通り、雪は少なく、BCされた方でも、ここから板脱いで登ったという方も見ました。

注意して滑らないと地雷を踏みそうです。
s2019226P2260113.jpg

またしばらくして樹林帯に突入。
s2019226P2260117.jpg
ここはそれほど長くなく、すぐに抜けました。

s2019226P2260120.jpg
このゴロゴロの岩石のうえが夏道のようです。
スキーはここをまいていくみたいです。

おお~、目指す山頂が見えた。
s2019226P2260123.jpg


再び樹林帯を抜けます。
s2019226P2260125.jpg
場所を選べば、私のスキーの腕前(足前)でも何とか抜けれそうです。


ズーム。
s2019226P2260127.jpg
山頂をとらえた。

ここの木々の間がなかなかばっちりガチガチのトレースになっていて、スキーでは大変そうでした。

むむむ。
s2019226P2260130.jpg
上りはどうとでもなりますが、下りはどうしたらいいのだろう。
脳内シュミレーションしまくりでした。


あれが山頂。
s2019226P2260135.jpg
誰が名づけたか、この最後の直登を「ビクトリーロード」というそうです。

山頂到着v( ̄Д ̄)v イエイ
s2019226P2260137.jpg
時計でログ撮ったつもりが、とれてなく、正確な出発時間が分からないけど、おおよそ3時間ほどで登れたようです。

奥に移りこんでいる、イケメンのお兄さんとしばし談笑。
写真も撮ってもらいました。
ss2019226P2260140.jpg
お兄さんは、雪山も結構登られる経験者の方で、いつもはこの時期標柱は埋まってしまうという事を教えてくれました。
今年は雪が少ないのね。
上越市のかたで、ここまで高速も一般道もさほど変わらず2時間程で来れるそうです。
上越は場所がいいので、いろんな山が行きやすい、谷川岳なんかも2~3時間以内でいけるし、もちろん白馬もそうだし、また福島も射程圏内のようです。
白馬も良いけど、やっぱり山へのアクセスが良いからと上越に白馬から移住してきた方もいますよと教えてくれました。

移住か。

良い響きだ。
私も条件がそろったら、移住するかな。
年中山三昧だろうな~。いつかかなえよう。

頂上は無風にちかく、とても暖かい。
お兄さんがいうには、いつもは寒すぎてすぐに下山するのですと教えてくれました。
この山は根子岳の周回もできるようで、私が、わかります、でも車二台いりますよね!?
と聞くと、この時期はそうなりますが、もう少し雪が溶けると、菅平牧場駐車場に停めれるらしく、ここを起点に周回できるそうです。
有料500円(要確認)なのですが、トイレなんかもしっかりあって、牧場のソフトクリームなんかも買えるらしく、結構車中泊者もいますよと。
いろいろ教えてくれました。
かれこれ20分位話し込んだかもしれません。
良い情報をありがとうございます♪

新潟のBCでおすすめの山も教えてくれました。
来年は狙おう。

では下山。

山頂は両方が切り立った崖っぽくなっていて狭く、ワンミスで致命傷になりそうです。
斜面もガリガリだし、脳内シュミレーションではかなり危険なサイレンが鳴り響いています。
振り返ると、、、
s2019226P2260143.jpg
この見えているところなら、横滑りでガリガリ下りれますが、もうちょっと上は結構怖いです。
ガリガリ斜面が怖いのだな。
エッジをしっかり効かせて横滑りの練習も、急斜ガリバーンでしなければ。

私の今回の脳内BCの最大の難所は、このビクトリーロード手前の細尾根。

ここは画像右手(写ってはいない。画像外)にしっかりしたトレースがありますが、そこはスキーでは厳しいと思います。
この足跡は私のもの。
s2019226P2260149.jpg
こちら側をスキーの滑走トレースがあったので、そちらをたどっておりました。


こういった細尾根の、巻くこともトラバースも難しそうな場所を切り開いて滑走するスキルや想像力を身に着けたい。

あとは来た道を忠実に。
お兄さんがいっていたのですが、逆にトレースの多さゆえ(BCもたくさん入っているし)5合目あたりは、道迷いもあったりするそうです。
そうこうしているうちに、私もトレース外れていつの間にか、適当なBCトレースを歩いていました。
GPSを確認すると、ヤマレコから拝借したログとほぼ同じ感じだったのですが、そのまま歩いて踏み抜くと怖いし、GPSで今日歩いた軌跡に軌道修正しましたよ。

ピンクリボン見てほっとした。
s2019226P2260155.jpg


やっと牧場に。
s2019226P2260156.jpg
もちろん結果論だし、口で言うのは簡単なのは百も承知で書きますが、スキーで来ればよかったと激しく後悔(>_<)
この日の雪質は上りはガリガリでしたが、下りはちょうどほどよく雪も溶けてきて楽しそうな斜面も。
なにより、この牧場をまた歩くのがだるいな~。

スキー場のようです。
s2019226P2260160.jpg

無事下山。
s2019226P2260161.jpg
行動時間で5時間くらいでした。
帰りはチェーンスパイクのまま、脱がすに下りてきたので、ここでチェーンスパイクを外し、靴ひもを緩めました。
緊張もゆるんだのか、靴擦れがものすごく痛み、駐車場まで歩くのが難儀しましたよ(涙)

四阿山。
天気も良かったし、斜度も厳しくない。
ラッセルがあれば、時間も倍はかかるかもしれませんが、この日はノーラッセルだし、サクサク快適でした。
素晴らしい山でした。
雪の状態はその時々によって質も量も違うので、この一回登っただけでは、判断できるわけもありませんが、それでも一度登っているという事は大きいと思います。
BCでも人気の山のようですし、人もたくさん入っています。
雪がもっと多ければ、藪も埋るしもっと滑りやすいだろうな。
来シーズンもう一度、根子岳とセットでこよう。
そしてその時は必ずスキーで登頂します(`・ω・´)ゞ
雪が溶けたら、菅平牧場からの周回もしよう。

次回また訪れるのが楽しみなお山になりました。
ほんと楽しかったです(´∀`*)ウフフ

13時すぎに下山したのですが、帰り道になる上田のお風呂たちは、15時からが多くて困った。
昨日のふれあい真田館は、この日火曜が定休日。
なので、少し遠回りになりますが、別所温泉まできました。
s2019226IMG_0730.jpg
あいそめの湯。
このあたりの別所温泉は、真田太平記の中で、幸村公も入りに来ています。
この話は池波正太郎の創作で、こんないい温泉に、上田の若殿がこないわけがないという想像からだそうです。
六文銭の陶器釜風呂があったので、妄想して浸かっていました(笑)

ナビに導かれて酷道で松本に。
ちょっとだけお買いもの。
s2019226IMG_0731.jpg
その後は上高地~高山経由で福井に帰宅しました。

こうして三泊四日の車中泊旅は無事終了。
クロスビー車中泊仕様はもう完璧に仕上がったな(笑)
ただ荷物的に、スキー道具、登山道具その両方はなかなか場所もとるので、ジェットパックがあれば便利だろうな。
そうなると、そこに荷物を持っていった分、tikitは無理でもBROMPTONは乗せれると思います。
山もスキーもポタもできるとなると、超ロングな旅もしたくなりますな~。
嬉しい悩みですね。

休みと予算と、実はちょっと、いや激おこな嫁さんの顔色をうかがいつつ(汗)、ツギの妄想をしたいとおもいます。
冬のスキー&雪山遠征旅でした。
ではまた。
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Comments

凄い!
遠征3日間でゲレンデスキー、BCスキー、雪山登山とはゲンジさん凄すぎです!
靴擦れで痛いはずなのに、負けずに頑張られたのは流石です!
遠征に慣れたら、次回はもっと欲張りなプランを立てたくなりますね。
ストレス解消には最高の休日になって良かったですね(^▽^)/
Re: 凄い!
> ビーカブさん
こんにちは。
ありがとうございます。
予定遠征ではBCと登山だったのですが、仲間からのお誘いもあったので急きょ、ゲレスキも増えたという贅沢な遠征になりました。
その分いろいろ大変でしたけど(汗)
車中泊で、かつ登山の昼飯のように、カロリー摂取しか考えないチープ飯ならかなり安く済ませることもできるし、上手く取り入れてコストを抑えた旅をしたいです。
ウォーキング・デッド
ゲンジさん こんにちは。

怒涛の三連戦、お疲れ様でした。
かかとの肉片がとびちる(´༎ຶོρ༎ຶོ`)ウォーキング・デッドな展開を
息と酒を飲みながら(笑)拝見させて頂きました。
我が家と同じ「激おこの奥さん」という新たなファクターも加わり
TVシリーズの「Walking Dead」同様、今後のストーリーが気になって仕方ありません。
微力ながらワタクシも車中泊チームに加わりますので、共に約束の地を目指しましょう!
Re: ウォーキング・デッド
> ツギロウさん
こんにちは。

肉片飛び散りましたよ(涙)
これ地元の山なら即撤退でしたよ。
貧乏根性でここでやめたらもったいないと頑張りました(笑)
てっきり放置だと思っていたのですけどね、やっぱり気に入らなかったようです。。
でも私自身が崩壊してしまうので、ふらふらっと旅に出るのはやめませんけどね(*^^)v






プロフィール

ゲンジ

Author:ゲンジ
夏は好きですが暑いのは嫌い、寒いのはまだ耐えれる方ですが、寒すぎるとダメ、適温の幅が極端に少ないんです。。

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