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浪漫自走

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Category: 県外の山 > 鳳凰三山

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なんとかソロプスに間に待った。 その弐

土曜の夜勤明け仕事帰り、やたらと混んでるなと思ったら、国体障スポ大会の開催式だったのですね。
国体の方も含め、せっかく地元開催なので何かしらの競技は見てみたかったのですが、なんだかんだと週末は(汗)
今から行って来いって話なんですが、ちょいと二日酔い&週末に向けての準備があるので忙しく、、、
そうそう、記事も書きあげねばならないし、あとモンハンも(笑)。
なのでしょうがないんですよ~って言い分け御免なさい(^_^;)


まあ忙しいのは事実、なので続きもサクッと書き上げます。

昨晩はやっぱりちょっと寒かった。
家帰ってから私のモンベル3番透かして見たら、肩口のあたりはダウンが薄く他の箇所によってしまっていることに気が付きました。
そりゃ~寒いわな。
均一にしたいのですが、モンベルに問い合わせしてみようと思います。
もう5年以上使っているシュラフなのでしかたないのかもしれませんね。


周りの方たちが、早出するのでうるさかったらすいませんと言われましたが、そんなことはお互い様なんですよ~という事で。
翌日は6時スタートを考えてたのですが、周りの方の用意の音で目が覚め、私もぼちぼち用意することにしました。
なんだかんだと、5時過ぎには動きだしました。

前日のうちに地蔵岳に登ってしまっているので、この日は観音岳~薬師岳~中道コースの下山というルートになります。
今更気が付いたのですが、地蔵岳経由ではなかったので、CT8時間ではなく6時間ちょっとのCTでした(^_^;)

上りは、小屋から観音岳まで、あとは基本下り基調。なので焦らなくても大丈夫なはずなんですが、まあ下りの方が実はヤバイのは、何度もここ最近の記事で書いてある通りです。
とにかくゆっくり行きましょう。

小屋からすぐの沢を渡渉して登りだすわけなのですが、いきなり渡渉後から登山道をロスト?
すぐに引き返すと、すぐうしろには先に出発したはずの、福井のご夫婦さんが。そのあとには山と道のカップルさんもいました。
みなさん、テンバ撤収してから小屋周りで身の回りの準備をされていたようです。
BDさんは、地蔵岳経由なのでさすがにいなかったです。

もう一度登山道を確認してから、テンバご近所さんたちと渡渉して登山道取り付きです。
でも、登山道はいってからも、最初の分岐があって、正規ルートが倒木があり、ほんと迷った(^_^;)
まだヘッデンなしで歩けないし、テンバご近所さんたちもいて心強かったです。
山仲間のみんなは、行動時間も長く深夜から歩きだしても余裕の方ばかりなのですが、私はやっぱり暗い道はソロでは歩けないなと思いました。
みんなすごい人ばかりです。
暗いとよくわからん(涙)

観音岳までは急登で、すぐに上着を壱枚脱いでTシャツに。
カップルさんがそこから先にいってもらい、福井のご夫婦さんは私の後をゆっくり登る感じで、ばらけていきました。
いよいよソロです。当たり前だけど。

昨日の疲れが残っており、急登を何度も休みつつ稜線に。
もうヘッデンはいりません。
s20181008PA080073.jpg
あれは以前にみんなと登った北岳です。
北岳~間ノ岳~農鳥の稜線が丸見えです。
凄い!!

振り返ってズーム。
s20181008PA080076.jpg
地蔵岳です。
今日は最高のお天気だ♪

しばしその景色見惚れました。

では行こう、もう少しで観音岳です。
s20181008PA080077.jpg
頑張れ俺。

ここまで登れば、あとはほぼ平坦です。
s20181008PA080080.jpg
気持ちのいい稜線歩き。
森林限界を突破した稜線歩きはほんと楽しい♪

雲海が凄いことに。
s20181008PA080081.jpg

観音岳到着。
先についていた、山と道カップルさんの彼氏さんが、彼女さんの写真を撮ろうとしていたので、せっかくなので私がお二人を撮らせてもらいました。
その後私もとってもらい、、、
s20181008PA080085.jpg
白峰三山をバックに。

こちらは甲斐駒。
s20181008PA080086.jpg
いや~、頑張ってきて良かった。
やればできるもんだ。
時間さえかければ、なんとかなる。
また一歩全快に近づきましたね~(´∀`*)ウフフ

凄いな~♪
s20181008PA080090.jpg
雲海からひょっこり顔をだしているのは、富士山。

白峰三山の向こうは、光岳聖岳なのかな~。
s20181008PA080089.jpg

遠く赤岳も見える。
s20181008PA080091.jpg

甲斐駒、仙丈ヶ岳。
s20181008PA080092.jpg

歩いて来た稜線も。
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絶景に見惚れつつ、まったりしたのもヤマヤマなのですが、下りが本格的になると多分時間もかかるし程程に。
カップルさんとしばし談笑してここからは、先にいきました。
彼氏さんはティートンブロスのウインドシェル、彼女さんはパタゴニアのシェルでお二人とも山と道の5ポケット半パンツにタイツ&ローカットとバシッと決まってカッコイイ。
カップルさんもそうなのですが、テンバのローカスの三テンのお兄さんたちといい、またほかの人たちといい、南アルプスはオシャレハイカーが多い気がしました。
東京ほか関東から来られる都会のハイカーさんが多いからかな。

ちなみに観音岳道標。
s20181008PA080094.jpg


では、そろそろいこう。
観音岳から薬師岳はゆる~い下りで足にも優しい。

薬師岳でも。
s20181008PA080095.jpg


夜叉神の方から登られてくるハイカー多数。
s20181008PA080097.jpg
みなさん絶景に見惚れてましたよ。


もうちょっとが足に不安がなければ、まったりしたいのですが、ここからの下りも心配なので出発。
このペースならお昼には下山できるはず。

さすがに夜叉神の方に行くようなことはなく、しっかりと中道コースに。
GPSも起動させました。

さてさて下山道なのですが、こんな感じ。
s20181008PA080102.jpg
中道コースはドンドコ沢にくらべ、ゆるいと思っていたのですが、何のことはない激下りにまったく足がついていかない(涙)

この激下りでピンチが訪れます。

今回選んだ靴は、ホカオネトゥーアアルトラなんですが、サイズがジャストすぎてつま先が当たるのですよね。
なのでいつもなら、インソールも変え、かつ靴ひもをちゃんと結びなおしてがっちり足をホールドする、また指の爪をしっかり切るなどの対策をしていたのですが、インソールは冬靴に換装したまま、指の爪を切るのを忘れていた、靴ひもすら結びなおさなかったという、痛恨のミス。
すべては自分が悪いのですが、今となっては後のまつり。

多分、骨折した右足を自然にかばう癖がついているためか、よけいに左足に負担がかかり、左足の親指がめちゃめちゃ痛い。

さらにペースダウン(;´д`)トホホ…

もうしのぐように歩くしかなかったです。ほんと反省です。

御座石。
s20181008PA080103.jpg
だいたいこのあたりで、三分の一くらいは下りてきました。

ここから下はだいぶゆるくなってきました。
中道コースはおおよそ、2000m以降から薬師山頂までは急坂ですが、2000mから下は結構ゆるい感じです。

青木鉱泉までまだ2時間45分もかかるか、、、
s20181008PA080104.jpg

なかなか幻想的かつナイストレイルです。
途中から登山口までずっとこんな感じでしたよ。
s20181008PA080105.jpg
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s20181008PA080108.jpg

登山口到着。
s20181008PA080109.jpg
途中から優しい道になって助かった、、、
左足親指しんだわ。

でもここから今度は、林道までまだ標高にして数百m下げるのですよね。
真の登山口まではまだもうひと踏ん張りあるのですよ。
s20181008PA080110.jpg

ここから先は、、、
s20181008PA080111.jpg
倒木が道を塞いでいたり、、、

長いつづら折れの道。
s20181008PA080112.jpg
林業の作業道のような感じです。

まったく長い長い道で、脚も痛いし。
あっ骨折した右足ではなく自分の不注意が招いた左足親指なのですが、たまらんかったです。
s20181008PA080113.jpg
やっと下りきった、、、


ここ水場のようにもなっていましたが、パイプからはちょろちょろとしか出ていませんでした。
細い沢の真ん中にパイプを突っ込んだ感じです。
あてにはならないかも。
あと、さすがに残念というか、怒り心頭だったのが、この水場と思われる場所のすぐそこに、白いお花がありました。
この画像の真ん中の木の裏に。
誰がしたか、またそんな白い花をじっくり確認したわけでもないのでなんともはいえませんが、これが登山者の仕業ならマジで許せんわ。

水場近くでキジウチとか真剣にやめてほしいですね。


中道コースの登山者の車と思われます。
s20181008PA080115.jpg
トイレ等の設備は見当たらなかったです。
昔はお店もあったようで、廃墟と化した建物がありました。

ここから林道にして40分程もどって、やっと青木鉱泉に。
s20181008PA080116.jpg
戻ってまいりました。
二日目のCTは、しっかり平均CT通りでした(汗)
上りもやばいですが、下りはもっとヤバイっす(>_<)
でも無事下山完了。

今回は天気も恵まれ、激混みのテンバも逆に周りの方との距離が近くなって仲良くなり、山もテンバも楽しかったです♪

正直今シーズンはアルプスという名のつくところに登ることはできないと思っていたので、本当にうれしかったです。
春山、夏山と棒に振った今シーズンですが、秋山はちょっとは満喫できました♪
実は、今週末、ここはアルプスというのかな~、もうひと遠征するのですよね~。
秋山シーズンはまだこれから、今までの分を取り戻すぞ~。

こうして鳳凰三山周回は無事終了しました(´∀`*)ウフフ

ではまたです^^/

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Comments


こんばんは。ゲンジさん。
鳳凰三山、オベリスクを拝んでこられたんですか!
天気も最高で、南アルプスの山稜満喫出来たんじゃないですか。
ほぼ、完璧な回復具合ですね~。
私は今シーズン殆ど遠征なしで、近場の山歩きをローテしているだけなので羨ましい限りです!
この分だと今冬ご一緒出来そうですね。いや、私が置いて行かれるのが関の山ですね(笑)
チョイスと引きがイイ♪
ゲンジさんこんばんは。
足の方もだいぶ良くなられたようでなによりです。

ゲンジさん秋に行かれる山って特に引きイイですよね?、去年の裏劔と同じくらい感動しましたよ。
初日の鳳凰小屋周辺の紅葉と今回の雲海に浮かぶ白峰三山のお写真最高です!
中道コース下山は長かったでしょう、一回通っただけですがあそこは私も嫌いです。
今年中にソロプス出来て本当に良かったですね(^。^)
Re: タイトルなし
> 居酒屋与太郎さん
こんばんは。
そうなんですよ、南アルプスでも初心者向けと言われている鳳凰山なら、なんとかいけると思い、かつオベリスク見たかったので。
天気は狙い通りバッチリでしたよ^^
回復具合ですが、まだまだなんですよ。コースタイムをなんとか維持できる程度で、歩いていても痛みや足首のつまりも感じて、楽しさよりも苦しさがまだ上回っています。
冬までには、骨の痛みは治まってほしいと思っています。
またご一緒できたら嬉しいです^^
Re: チョイスと引きがイイ♪
> kiyaさん
こんばんは。
ありがとうございます。

そういえば、秋山は、裏劔もその前の、常念山脈縦走も天気よかったです(´∀`*)ウフフ
紅葉は間にあって良かったです、あきらめていたので。
みんなと、そしてkiyaさんと初めてご一緒した北岳が見えたときは、懐かしさと感動がこみ上げてきましたよ。

中道コースは長い、とくに薬師岳登山口~林道までの下りが、異様に長く感じました(>_<)
鳳凰山が初心者向けとはとても思えなかったですよ(汗)
ほんとぎりぎりソロプスができて良かったです。
この調子でますます頑張っていきますね^^/
素晴らしい!
天気で良かったですね。
登山シーズンで、テントの多さにビックリ!
鳳凰小屋まででも大変なのが伝わってきました。
地蔵岳、観音岳登頂は流石です!
雲海の素晴らしさに感動ですね。
写真でも伝わってきました。
下りも大変だったんですね。
ゲンジさんの頑張りは凄いです!
お疲れ様でした(^▽^)/

ゲンジさん こんにちは

鳳凰小屋辺りの紅葉、めちゃキレイじゃないですかー♪
観音岳からの雲海も絶景だしなにより快晴に恵まれましたね!
テン場は激混みだったようですがいろんな方との出会いや
語らいも満喫されたようで最高の山旅になりましたね。

山頂でのゲンジさんの写真、きっと満面の笑みなんでしょうね~笑
ツギの遠征レポも楽しみにしてます^^/
Re: 素晴らしい!
> ビーカブさん
こんばんは。
ありがとうございます。

今回は台風の影響も最小限に、天候にも恵まれました。
私もあれだけ混んだテンバは初めてでした。
きついと思ったのは、私だけではなく周りの方もそうだったようで、ちょっとだけ安心しましたよ。
ビーカブさんの日々の頑張りとは比べ物になりませんが、冬山も登れるようにできるかぎりのことはしていこうと思います(`・ω・´)ゞ
Re: タイトルなし
> としパパさん
こんばんは。
ありがとうございます。

紅葉が間に合ったのはホント良かったです。
ここのところの週末の天気の悪さをひっくり返す快晴でしたよ^^
テンバは前後左右どこ向いてもいい感じの方たちでしたので、ほんと楽しかったです。
良い旅になりました^^

満面の笑みわかります(笑)
そろそろ一緒に遠征したいですね^^/

ゲンジさん、こんにちは。

まだまだ痛むみたいですけど、全快も近いんじゃないですか?(^-^
治り際が大事なんで、無理せず登ってくださいね。

南アルプスは、アクセスが悪いのでいつもどうしようか迷いますが、次は鳳凰三山行ってみます^^

一気に寒くなってきましたけど、お身体には気を付けて^^
Re: タイトルなし
> やまびこさん
おはようございます。

全快までは、まだかかりそうなんですよね。
足首、アキレスけん周辺のつまり感がないので、いろいろと下山は苦労するんですよ(>_<)
上りは少しずつ鍛えていきます。

たしかに南アルプスはアクセス悪いですが、岐阜からならまだ近いかと思うし、是非お勧めしますよ^^/






プロフィール

ゲンジ

Author:ゲンジ
夏は好きですが暑いのは嫌い、寒いのはまだ耐えれる方ですが、寒すぎるとダメ、適温の幅が極端に少ないんです。。

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