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浪漫自走

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Category: 県外の山 > 焼岳

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2014夏山後半戦 こんどは上高地に行ってきました。焼岳編。

夏季休暇明けからの仕事初日、無事に終了しました。
さすがに体がなまってますね、、、
一番なまっているのは気持ちですが(笑)
今週一週間は、お休みモードから仕事モードへの切り替えの準備期間ということにしよう。
ぼちぼち頑張ります^^



今回の上高地。
もともとの予定では、徳澤でキャンプ、次女と私だけ翌日涸沢にむけ出発。次女と涸沢でテント泊、嫁、三女はそのまま徳澤。
翌日合流。こういった流れでしたが、嫁さんが徳澤までムリ~の小梨でまったり~の宣言を出したので、ここは嫁さんの意向を最優先して小梨で3泊4日、まったりすることになりました。
ですが、雄山に登ったいま、上高地まできたので、いっこぐらい山登っときたいじゃないですか。

それで決定したのが焼岳です。

というのも深田久弥の「日本百名山」焼岳を読んだからです。簡単に書きますと、上高地まできたのなら、その辺散歩するだけでなく、せめて焼岳でも登れば・・・半日で往復できる易しい山である。と。
半日で往復できる易しい山!?
この響きが気に入ったからです(笑)

そこで調べたところ焼岳登山のルートに上高地からのルート確認、半日で戻ってこれるかといえば、何とも言えませんがまあ6~7時間もあれば小梨まで戻れます。それで今回も次女と登ることにしました。

そんな感じで上高地小梨キャンプ場二日目早朝。
4時起床です。
雨はそれほどたいして降っていません。
まだ薄暗い中、洗面、次女と二人分の朝食を作ります。画像はないですが棒ラーメンにチャーシューです。
なんだかんだと5時過ぎ出発となりました。


しばらくはお散歩。
川霧がいい感じです。
sDSC09549.jpg


ウェストン碑を目指します。
sDSC09544 - コピー
せっかくなので(笑)


ここを超えたらもう少しで登山口があるはず、、、
トイレ休憩をして出発。
ありましたー^^/
sDSC09551.jpg
二回目になる登山届を書いてポストに。
くぐって登山口に向かおうと思ったのですが、よ~く見ると西穂高岳登山口とありました。
あぶないε-(´∀`*)ホッ
全然違う山に行くとこでしたよ、はじまりから遭難するところでした(^_^;)

焼岳まではここからもうしばらく歩きます。

もう少し目立つようにしといてくれるとありがたいのですが。
sDSC09552.jpg

着きました~
sDSC09554.jpg

いよいよ焼岳に向けて登山道を歩きます。

しばらくは、うっそうとした森の中を歩きます。
やぶ蚊が飛んでいて、また湿気も多くて不快な道、、、
次女もいきなり途中で、もう帰ろ~と言い出しました。
たしかに薄暗い森の中、足元は前日の雨でよろしくないところに、湿度があってムシムシとします。
私もなんだかいやだな~と思っていましたが、次女にもうすぐ山道っぽくなるってと励まします。

しばらくして、やっと登山道っぽくなってきました。
sDSC09558.jpg
この辺りから、次女もテンションが上がってきました。
小さなキノコを見つけて、これはマリオの1UPキノコやでとか言いながら(笑)
キノコ5こ見つけたら飴一個と、キノコ探しながら山道を登ります。

sDSC09559.jpg

どんどん進みます。
はしごが見えてきました。
sDSC09560.jpg

こんな感じで小さなはしごが何か所かあります。
sDSC09561.jpg
焼岳小屋まで二時間。
え~っまだ二時間もあるんか~と、次女がブーブーいってます。
すかさず、小屋ではコーラタイムやね!
とご褒美で釣る作戦です。
これにはすかさず乗ってきます(笑)

キノコ探し作戦や、コーラで釣る作戦などを駆使しつつ、どんどん進みます。

最初の難所。
sDSC09565.jpg
足場板を渡ります。
多分おちたら、、、
やばいことになります。次女は結構ビビり気味、へっぴり腰ですね(笑)
ロープは持つだけで体重をあずけない様にアドバイス。
sDSC09568 - コピー
何とかクリア。
何気に負けん気もあるのか、こういった難所があるたび、なんだかんだと燃えます、、、


さらに進むと、、、

はしご!!
sDSC09572.jpg

はしご!!
sDSC09574.jpg

画像はありませんが、こういったはしご、まだまだ続きます。

さらに登ると、ぱっと視界が開けました。
奥に見えるのは、、、
sDSC09577 - コピー
分かりますか?
あの赤く囲った場所です。

近づいていきます。


ここ、今回最大の難所です((((;゚Д゚))))
sDSC09583.jpg
10m近くのはしご、、、
かなりの角度です。
途中おちたら、、、
痛い、、、ではすみそうもありません(>_<)

ここはさすがに本気モードです。
ザックにポールとカメラをしまいます。
ちょうどこの辺りから雨も急に強くなってきました。

このはしごを見て、次女もビビるかなと思ったのですが、以外に先上るで写真撮ってぇ~と何故か余裕。
私の方がビビってましたよ(^_^;)

写真撮りたかったのですが、かなり雨もひどかったので、片づけたカメラ出すのはやめました。

とにかく!!

次女は余裕で、私はビビりつつ、、、
はしごクリアです♪

この後すかざず鎖場が少しだけあります。
カメラ出さなかったので画像はありませんが、ここもはしごに負けないくらい危険個所でした。
次女ははしごより、この鎖場にビビっていましたよ。

鎖場のあとは、みはらしのいい場所を歩けます。
ほんとこういった場所を写真に収めるべきなのでしょうが、防水防滴のカメラではないため、写真撮ることができず残念でした。
そんな中、小屋まで121歩の文字発見(笑)
sDSC09585.jpg
これは撮るしかありませんね。
雨も小降りに、次女もレインウェア脱いで気合が入ります。

いっぽ~、に~ほ、さんぽ~♪
sDSC09588.jpg

着きました~♪
焼岳小屋です。
実はコーラがあるかどうかはわからず、適当いってましたが、ちゃんとコーラありました。
買ったのはサイダーでしたが(笑)
sDSC09590.jpg

トイレ休憩です。
次女にトイレチップ100円握らせてトイレにいってもらいましたが、すぐに戻ってきました。
とおちゃ~ん、ポスト(チップ入れ)に100円いれたんやけど~、トイレめっちゃ臭くっていやや~、入らんかった(>_<)
と、周りにも聞こえるような声で訴えられました(^_^;)
しかしだね、雄山の下り、もうもれる~って言ってたやろ、ここでトイレしとかんと、またモレそうになるよ、いやもれるで(笑)
というと、頑張ってトイレに行ってました。

さてさて、小屋で焼岳てっぺんまで1時間10分かかると教えてもらいました。この時点で時間は8時40分。予想以上に早かったです。
私はもちろん登る気満々、次女は焼岳小屋についたことで満足そうですが、ここまできていっとかんと、あとで後悔するでぇ~の決め台詞が効いたのか、ピークを目指すことになりました。

焼岳は、雄山と違って手足を使ってよじ登るような場所、、、そういった感じの岩場はほとんどなく、比較的易しいみたいです。深田久弥氏が書いた通りですね。
ただ火山ということで、岩が柔らかく落石とかおこしやすいため注意が必要ですと教えてもらいました。

では出発。
sDSC09594.jpg

ガスってますね~。。

焼岳ピークを目指す人、結構いまして、心強いです。
易しいといっても、天気も良くなく、落石も気を使うし、慎重に用心しながら登りました。
sDSC09596.jpg
岩に〇もしくはいてはいけないの×のマーカーがしっかり道筋にされてあり、迷う事はありません。
次女にも〇見つけながら行こうねといいながら。
雨風強くなってきたので写真は頂上までおあずけ。


着きました~♪
sDSC09599 - コピー
とにかく雨風が激しく頂上にとどまろうという気にもなれず、また雄山のとき同様、ガスって視界不良(´;ω;`)
展望もあったもんじゃりませんでした(^_^;)
南峰もあるらしいのですが、今は火山の活動が激しいのか、あまりよくわかりませんが閉鎖されています。
しかし視界も悪く、北峰と南峰の間の池も、それどころか南峰がどこなのかすらさっぱりでした(>_<)

とにかく撤収!!

同じ時間に頂上にいたほかの人たちも、記念というか記録写真をとって、急いで下山にかかってました。

火口とか全くわからなったのですが、これが一番火山ぽかったのでパチリと。
sDSC09602.jpg
黄色のところが火口!?でしょうか。
硫黄の匂いいっぱいで、ここが火山なんだということは、なんとなくわかりました(笑)

このあとは、急いで、かつ慎重に撤収です。
写真は一切ありません。
とにかく雨が凄くて、登山道がちょっとした沢みたいなってました。

それでも登ってくる人がいましたよ。

登山はもちろん自己責任だと思うので、危険を感じたら撤収する勇気が必要だと思います。
私も、もし登ろうとしたときに、これほどの雨、しかも足元を雨水が沢のように流れていたら登らなかったとは思いますが、実際にここまできて、あとちょっとで頂上だ、、、そういった誘惑に勝てるか、、、
ここが分かれ道なのでしょうね。
安全が何より最優先であることを忘れずに行きましょう。

まずは小屋まで、小屋到着11時30分。
カップラーメン、私はチリトマト、次女はシーフード購入、ここで昼食となりました。
ザックの中には、雷鳥沢で余ったアルファ米のエビピラフがあったのですが、この雨の中、小屋の軒下で雨宿りしている方多数おられるのに、さすがにストーブ出して昼食準備はできませんでした(^_^;)
カップラーメン食べた後、行動食のカルピスバーを一本づつ。
お腹も満たされ、トイレ休憩もばっちり。
次女は嫌がってはいましたが(笑)

ここからの帰り道も速い速い。
次女も私も下りは得意です(∀`*ゞ)エヘヘ
難所の鎖場も連係プレーでさっと次女をおろして。はしごは下りる方がもっと怖いと思っていましたが、私は逆に平気。次女は反対にビビってました(笑)

ここをクリアすれば、普通に歩いていれば危険な場所はありません。
ただとにかく雨がひどいので、道という道が沢?小川?になっていました。
こうなると、ゴアテックスもなにもあったもんじゃないですね。
靴の中はずぶ濡れでした><

14時には小梨についていたと思います。
次女と帰ったらまずは、、、お風呂!!
意見が合いますね~。
そして、、、
雨の登山はしません<(`^´)>
ここも意見が合いました(笑)

まあ山の天気はかわりやすく、雨に合わない方がまれなのかもしれませんが、初めから雨だと分かっているのなら、次回からは別日にしましょう。
ぬれた靴で歩くのはしばらくいいや(^_^;)
ともあれ焼岳制覇!!
立山は雄山しか登ってませんが、一応これを一座目として、これで二座目です。
なんか100名山制覇したくなりましたよ♪

さて小梨についてから、嫁さんが困った顔で大変だったんだよとつぶやきます、、、
その理由は、、、

続きます。
ではでは^^/
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Comments


悪天候だったのに、焼岳登頂おめでとうございます。
雨で視界不良に足元不安定で大変だったと思います。
はしごの画像見た瞬間、僕には無理だと分かりました。
次女さん凄い!またもや一生の思い出になったでしょうね。
下山してからのお風呂は最高だったと思います。
とにかくビックリの連続でした。
続き楽しみです。
Re: タイトルなし
> ビーカブさん
ありがとうございます。
この夏休み期間に登らずして、いつ登るっといわんばかりに頑張ってしまいました(^_^;)
はしごも実際にみると、長く、そして角度もあってかなりビビりましたよ><
しかし、女性の方や、また下りるほうでは、小1くらいの男の子も父親のサポートで下りてましたから、さずがに回避するわけにはいきませんでした。
下山後のお風呂は最高でした♪冷えた体を温めてくれました^^/

楽しい雰囲気が伝わってきました!
北アルプスの2000m級の山、アルペン気分を満喫出来たことでしょう(^_^)
100名山、コンプリートものに、男の子は弱いですねf^_^;)
Re: タイトルなし
> koro156さん
次女と二人だと楽しく山登れていいです(´∀`*)ウフフ
山は自転車と違って、ソロはまだちょっとがさみしいので(^_^;)
これで天気よかったら、また気持ち良かったのですが。つぎこそは快晴の登山を頑張りたいです(`・ω・´)ゞ






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Author:ゲンジ
夏は好きですが暑いのは嫌い、寒いのはまだ耐えれる方ですが、寒すぎるとダメ、適温の幅が極端に少ないんです。。

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