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Category: バックカントリースキー > 銀杏峰BC

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銀杏峰スキー初登頂♪

トランプ大統領が、アメリカ中西部・北西部の記録的寒波に、ツイッターで皮肉を言った話。
なんとなく納得できる部分もあるな~と思いました。
今迄こういう風に定説になっていたことが、実際はどうなの!?
みたいなことってあるじゃないですか。
例えば、ひじきは鉄分豊富だと言われていたのに、実は当時のひじきは鉄なべで煮込んでいたので、鍋の鉄分がしみ込んでいただけだったとか。
シンプルに本当のことが知りたいんですよね。だから私は歴史好きというのもあるのですよね。

アメリカの寒波が一刻も早く治まります様に。


さて昨日は平日休み。
こうえいさんから火曜に銀杏峰・部子山に行かれるという事でラインが。
それで同じ日に休みだった、としパパさんも銀杏峰に。
当初遠征予定でしたが、予定変更してBCお供させてもらいました。

(今回もみなさまの画像を多数お借りしております)

スタート時間は4時です。
前日に降雪があり、ラッセルはあるかと思われますが、この日はピーカン予報間違いなし。
仕事は相変わらずフル残で帰宅は10時前でしたが、急いで荷物の入れ替え。
一年ぶりのBCに忘れ物がないか心配です(汗)

AM4時から登り出しとは、私にしてはそうそうないです。
暗いのは苦手なのですが、皆さんと一緒ですから大丈夫です。
車はキャンプ場までの林道は積雪で入れないので、その手前に3~4台縦に並べるスペースに停めてスタートしました。

としぱぱさんとは、むしろ山以外でお会いする方が多い気がするほどなのですが(笑)、こうえいさんとはお久しぶり。
いつもヤマレコのBC記事アップは楽しみにしているところです^^

林道から登山口の方ショートカット。
s20191300005_xlarge.jpg


キャンプ場駐車場からの名松新道登山口からは登らず、少し先の方から登りだしました。

こうえいさんが、先頭で引っ張ってくれます。本当にありがたいです。後ろから見ていて足さばきとか、ルート取りとか勉強しなくては。
前日のスキートレースも残っていたのありがたいです。

そのうち少しずつ明るくなってきました。
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前山巻く手前あたりかな。
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前山から先はトレース無しでした。

10cmほどの積雪があったと思われます。
私はスキー、しかもこうえいさんの後だったので、相当楽させてもらいましたが、としパパさんは、スノーシューでしたのでかなりきつそうです。
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スキーの浮力の凄さを感じました。
としパパさん、前日お仕事の席で外せない飲み会があったので、ゆっくり目スタートだったところを、私の度重なるわがままを通してもらい、4時に出発。かつスノーシューというハンデ、、、
申し訳ないです、すみませんm(__)m

霧氷も見れます。
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白山綺麗だ。
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途中稜線出てから休憩し、私がしばらくだけ先頭に。
ルーファイ訓練。
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ジグを切るのも、まだまだです。
単純な上りに見えても、スノーシューとは違い、わずかでも登り返すこと無いよう考えながら進まなくてはならないのですが、イマイチその辺のコツがつかめず、こうえいさんから修正をうけます。
奥が深い、、、

多少でもラッセルあることもあるし、また前でひっぱて貰うのとでは大違い。
かつルート取りのミスで軌道修正かけていくだけでどっと疲れが出ましたよ(;´д`)トホホ…

途中で再び先頭交代です(汗)

あたまゴチャゴチャになって難しい~(>_<)

天竺坂を登って。
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ついに。
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銀杏峰スキーでの初登頂(*^^)v
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頑張ったよ、俺と俺の板(∩´∀`)∩ワーイ

こうえいさんの余裕をもった計画から遅れるほど小一時間かな。まあとにかく無事ここまでこぎつけました。
スノーシューでは何度か来ている銀杏峰ですが、今日は一段と美しい気がしました。

素晴らしい天気、かつ風も超穏やか。
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でいこう、今日は銀杏峰のみではない。
部子山縦走も目的の一つです。
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部子山縦走もちろん登頂してスキーで部子山滑走もしたいのですが、部子山がカッチカチであろうこと、またそんなアイスバーンを今の私のスキースキルで滑って転んだりしたら滑落間違いなしなので、厳しそうなら部子山取り付きの辺りで待っていることをこうえいさんには、当初から話をしてあります。
安全第一なんですよ~。

教官もプチラッセルから解放されて復活されたようです。
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さて私はと言いますと、、、

当然上りは斜度があるので、ビンディングのヒールリフターを一段階、もしくは二段階にあげて登っていたのですが、銀杏峰から極楽平を歩いているうちに、どうも左足膝裏に違和感を感じつつ、痛みもましていきますΣ(゚д゚lll)

そうなんです、ヒールリフターをフラットにせず、一段階あげた状態で水平歩行と極ゆるい傾斜を歩いたため、おかしな歩行を続けたことが原因だと思います。
よくよく考えたら、、、
私の少ないBC経験、過去に護摩堂山2回、取立山1回ともに水平歩行をしたことがなく、最初からヒールリフターを使っていたため水平になるという頭がなかった。
スノーシューなら考えられないことですが、スキーでは水平移動は当然スキーモードでするものだと勝手に思い込んでたらしい。
そのくらい自然に思っていました。
なんたるアホさ加減に泣けてくる(号泣)

こうえいさん、なんともないのかなと足元を見ていると、しっかりウォークモードだし、不思議には思っていました。
それで途中、もうその時は膝裏結構痛みも強くなってしまっていたのですが、こうえいさんにスキーモードで歩いたらアカンのかなと聞いてみると、またすぐ登るし、めんどくさくないですかと。
まあそりゃそうだな。
っと、こうえいさんの足元を見ていると、、、
ウォークモードで足元フラットやないか~(゚д゚)!

こうえいさんもビンディングはG3で私と同じメーカーのもの。
なので私のものもできるという事。
というか、どんなメーカーのBCで取り扱うビンディングでも出来るに決まっている。
自分の道具の事を理解していなかったことに反省。
思い込みって怖いです。
こうえいさんにも、お叱りをうけました。反省しきりです(涙)

気を取り直してフラットモードで歩行。
時すでに遅しではあるのですが、、

極楽平を越え、部子山に向かう下り。
シールのままスキーで下るのですが、どうもうまく滑れずうしろにぽてっと転んでしまった(>_<)
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シールを付けたままでも、下りはできるのはわかっていたのですが、結構難しいのだなと、とにかくスーパーボーゲンで頑張ります。
すると、こうえいさんからブーツは滑走モードになっているかと突っ込まれましたΣ(゚д゚lll)ガーン

そ、そういうことか、、、

ブーツは歩行モードで、ビンディングはフラットモードで。
でもシールつきの下りなのに、そこも相変わらずブーツは歩行モード。
いろいろおかしなことになってきた。

記事書いていて、あほたれやなと思いますが、当の本人は真剣でした。
とても勉強になりました。

このあと下りではブーツもしっかり滑走モードにしたので楽に下れました。

部子山への道程ですが、昨年に比べたら圧倒的に雪は少なく、こんなに木々があったかなと思いました。
こうえいさんのルーファイで、上りはまいて帰路に上りにならないよう。
こういったことがほんとに大事。
BCは山に行く前からの準備にかかっているのだと思います。

部子山もいよいよ取り付きが近づいてきたのですが、私の左ひざ裏痛みがひどいし、頑張って登っても、滑走で踏ん張れなくてえらいことになったらシャレにならないし、ここは当初のBプラン通り、部子山には向かわずこうえいさんを待つことにしました。
その間にカップラーメンで補給。
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部子山はまた今度。

復路にて。
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ヒールリフターもまめに上げ下げ調整しないと、あとあと響いてくるとアドバイス。
こういったことは、体力がなくてもできる事なのでしっかり行おう。
めんどくさいとか、ノリと勢いはいらないのです( ..)φメモメモメモ

としパパさんの踏み抜き。
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スキーでは踏み抜かないような場所も、スノーシューでは危険です。

銀杏峰の上り返し、左ひざ裏の痛みもきつくてしんどいなと思っていましたが、なんとかジグを切って登るといったこともなく、直登できたので良かった。
ゆっくりマイペースで登り返し。
ヒールリフターは痛む左はフラット、もしくは一段階。右は二段階に設定。
左足が高くなると、痛みも増すのでこれが一番楽でした。
ツギはこうならないよう、もっと気を張ろう。

もうちょっとだ。
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銀杏峰には、山を整備されておられるOさんがおられました。
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すこし談笑。

さていよいよお待ちかねの滑走。
シールのしまい方も、こうえいさんに教えてもらいました。
私のざっくりしたやり方では、風が吹いているようなときではバタバタして大変だと。
いろんなことが吸収できます。

天竺坂から稜線の樹林帯の最初の方まではとても楽しかったです。
膝を曲げる動作の繰り返しがないので、あまり膝裏も痛まないので良かった。

ですが、、、

木々がタイトになるにつれ、だんだん滑れなくなっていきます。
こうえいさんは、華麗、美しく滑走していきますが、私はどんどん酷くなるばかり。
恐怖心で、スーパーボーゲン&横滑り、ずらし、方向転換で凌ぐようになり、よけいな体力や踏ん張りの連続でいよいよ体力・筋力が削られていきました。
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途中3回ほど転んだし(>_<)
一回は、トラバースで木の枝にスキーをぶつけて。
これは雪面に枝が横たわっているのはわかっていたのですが、スキーで普通に乗り越えると思っていたのですが甘かった。
ちゃんと小さくジャンプしないといけないと教えてもらいました。

ツギはどこを滑ろうか懸案中にちょっと先の枝に体重かけて掴まった際に枝が折れて転倒。
もうこのあたりから、気持ちも切れてきました(>_<)

仁王の松あたりからは、もはや一回曲がって停まる、もしくはちょっと滑って方向転換を混ぜて。
スキー下山でこんなにしんどいとはΣ(゚д゚lll)ガーン
木々の間がタイトすぎて怖い。

私が安全第一かつ超スローに下山滑走するので、Oさんにも追いつかれました。
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こうえいさんが、いろいろお話を聞かれていましたよ。

さあここからがまた苦行の始まり。

なんとか、もう肩で息をしてふらっふらで下まで。
最後は横滑りで。
もう踏ん張りもきかずやばかったです。
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ラスト林道も一気に下りる体力すら残っておらず途中止まって息を整えるくらいの体たらくでした(>_<)

とりあえず無事下山。
お楽しみの滑走がほんの最初しか楽しめなかったのが無念でありますが、銀杏峰にスキーではじめて登れたという事は、一生忘れない記憶となりました。
導いてくれたこうえいさんには本当に感謝です。

それと、いつも私の精神的支柱にあるとしパパさんには、本当に勇気付けらています。もれなくこの日も。。
部子山リベンジいきましょう。

今回もいろいろと吸収することがあり、本当に良い勉強になりました。
自分の道具位理解しなくてはと反省。ヒールリフターを戻さずに水平方向で極楽平歩いたことが、決定打となり、一年ぶりにシール歩行の影響が一気に芽吹いたのは、まさにヒューマンエラーそのものだと思います。
根本的に体力・スキー滑走技術も足りないし、ルーファイ能力も必要。
今回は、こうえいさんの後をひたすらついていくという楽すぎる登頂でしたが、ソロではまずもって不可能だったと思います。
まだまだ、BCには早いな~。
課題だらけではありますが、これも楽しい目標でもあるし、夏山・冬山で体力をつけ、ゲレンデでもっとスキー練習して来年、再来年につなげたいと思いました。

帰路にこうえいさんと、あっ宝んどにてお風呂に浸かり、いろいろ反省会。
最高に楽しい一日になりました^^/
ではまたです。
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夏は好きですが暑いのは嫌い、寒いのはまだ耐えれる方ですが、寒すぎるとダメ、適温の幅が極端に少ないんです。。

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