福井の10月の特定の日にち数日分ですが、晴天率をTVでやっていまして、たまたま見ていたのですが、60%越えでしたよ。
ものすごく良いとは言えませんが、基本晴れの日が多いであろうということですね~♪
今迄台風でつぶされていた週末分を取り戻していきたいですね。
当たりますように。
さて世間は3連休。
私の会社は祝日は関係ないのですが、そんな中、体育の日と海の日だけは休みになるのですよね。
といっても大概休日出勤なのですが、今年は出勤になりませんでした。
そんなチャンスの3連休。
数日前から計画を練っていたのですが、やっぱり台風の影響は避けられそうにない。
白山大汝か別山に行きたかったのですが、日曜の午後以降からやっと回復していく見込みと判断しました。
北アも大体似た感じか、回復が遅れるかも。
そこで台風の影響の比較的少ないであろう南アルプスに。
なかでも初心者向けとされている鳳凰山に行くことにしました。
土曜は南アルプスも台風の影響があってベストではないので、土曜は移動日に。
午前中にゆとりのパッキング。
10時半ごろに出発。
16時すぎ登山口である青木鉱泉到着。

10数台の車が既にありました。
しかしどうやら私と同じ車中泊ではなく、前日からの車のようでしたよ。
3日分の駐車料金2250円(750円/D)をお支払い。
なかなか高いな(^_^;)
お風呂も外来入浴1000円だったので、入浴し、デイリーヤマザキで仕入れた大量の焼き立てパンの数品を食べて就寝。
私が最近使っている山テンによれば、土曜の夜から早朝にかけて風が強まり、日曜の9時ごろには風の影響はほぼなしの予報。
降水確率も深夜で30%以下、日曜月曜ともに晴れマークが占めている割合が高いです。
明日はいいお天気だろうな、そんなことを考えているうちにウトウトと。
クロスビーをなんちゃってフルフラットにして、専用マットをひいたわけですが、やっぱり寝心地は快適とは言いずらいですね(汗)
コンパネ一枚カットして引けば完璧だろうと思うので、ツギはそうしようと思います。
夜風が強くなったようですが、まったく気にならず、一度折れた木の枝か何かがボンネットに落ちてきてびっくり。
また深夜から続々と車がやってきたので、気になってちょこちょこめがさめてしまった。。
それでも十分寝れた方です。
6時スタートの予定でしたが、予定より早く起きたこと、また周りの登山者の方がぞくぞくとヘッデンで出発し出していることから焦り出し、予定より早く5時28分スタートでした。
そうそう今回の計画。
初日は、
青木鉱泉~ドンドコ沢登山道~鳳凰小屋テント設営~地蔵岳ピストン~鳳凰小屋テン泊。青木鉱泉から鳳凰小屋まで行動時間でざっくり6時間強を見ています。
ドンドコ沢登山道は、途中滝が何か所かあって見どころがあります。ただかなりの急登らしい。
二日目。
鳳凰小屋発~観音岳~薬師岳~中道登山道~青木鉱泉着。行動時間は8時間。
中道登山道は比較的緩やかな登山道らしく、急峻なドンドコ沢を上りに、下りは中道を使う周回パターンは多いそうです。
とまあこんな予定の鳳凰三山の周回です。
登山届は前日に提出済み。
では行きましょう。
正午にはテンバで設営予定なのですが、テン泊装備の方が、もう何組か出発されているの見ましてテンバいっぱいになってしまうのではと焦るな~。
風ですが、全く影響はなく今日の晴れは間違いなさそうです。
しばらく歩いて、工事用の橋を通り一つ目の滝。

おお~なんか人工的なやなっておい!
なわけはない、立派な砂防ダムでした。
この砂防ダムまでは緩い林道です。
ここをこえてからが登山道になりますね。
マーキングやらテープもあって迷う事はなさそうですが、これが意外に分かりにくい箇所もあって、結構最初の方で右に折れるところを左にいってしまいました。
細いトラバースがあったのですが、どうもおかしい。
後続の方に聞いてみるとこれであってるんじゃない!?
となったのですが、やっぱりおかしいので、戻るとさらに後続の方が、反対側にマーキングを見つけて戻りました。
先に書いてしまうと、翌日小屋から観音岳に登るときも、いきなり登山道ロストしたし、中途半端な道のような場所もあり、また台風の影響からか倒木が道を塞いでいて分かりにくくしている個所もあったので要注意でしたよ。
序盤はとにかく延々トラバースが多くて、しかもふみ外せば確実にただでは済まないです。

分かりにくいですが、赤線のところがトラバースで、こんな細いトラバースが長く続き、まだ足に不安を抱えている身としてはかなり難儀しました。
そうこうしているうちに今度こそ最初の滝かな。

なんの滝かは不明、とにかくイマイチペースも上がらずテンバが心配に。
すでに何人かの登山者に道を譲っています。
ただいずれも、日帰りもしくは小屋泊装備の方のようでした。
ちなみにテン泊装備の方はもう何組か抜いてます。なのでそこは安心^^
だんだんと本格的急登になってきます。

こんな感じで、ちょっとが大きな段差もたくさんあって、脚の状態からまじでつらかったです。
手も使ってよじ登るような段差も何度もありました。
ドンドコ沢コースは、ポールはかえって邪魔かも。
渡渉も。

台風での雨は全く降った様子もなく、この後も渡渉箇所何個かありましたが、問題なしでした。


こうやって滝までの案内柱もあったのですが、急登にすっかり心も体もやっつけられて滝を見ながら優雅に登る余裕もなく全スルーです。
鳳凰小屋への登山道は、ほかにもあるわけだし、テンバ埋ったらヤバイな、、、そんな焦りもありましたし。
ペースはかなりのスローペースで、毎時300mも標高をあげていない、、、
何度も立ち止まり、水分補給。
汗も止まらない。。
水分はポーラボトルに670mℓの麦茶に、水1ℓ、ペットボトル0.5ℓ。
もしかして足りないかもしれない、、、
そんな不安もできましたΣ(゚д゚lll)ガーン
ただ追い抜かれるのは日帰りもしくは小屋泊装備の方で、逆にテン泊装備の方が、この後も何組か抜くことができたので、そこだけは安心材料でした。
この滝は登山道からちょっとだけ歩くだけで見れたので。
多分白糸の滝。鳳凰滝だったかも。

全く滝の説明ができず、ドンドコ沢ルートの解説には程遠く申し訳ないです(汗)
これは五色の滝で間違いない。

滝壺まで下りれるらしいですよ。
もちろん私は登山道からズームで撮っただけです(>_<)
こ、これは、、、
黒もみもみの木か!?

なっきーさんを思い出しました(笑)
五色の滝を越えたあたりからは、登山道も緩やかになることは、地図からもGPSからも先刻ご承知。
やっと乗り切った、、、
そして見えたぞ
オベリスク!!
う~ん、なんか遠い。。
まだ小屋まであるんかな。
なんどもGPS確認しながら歩きましたよ(;´д`)トホホ…
ただ道は緩やか。


そしてやっと着いたよ鳳凰小屋。
10時11分着。
4時間49分でこれました。
滝全部見てまわったらほぼコースタイムだな(汗)
いきなりたくさんの従業員の方からお出迎え。
ようこそ~ってとってもほっこりしましたよ♪
テンバとトイレの利用料金を支払ってテンバの説明。
この日は一年で最も混む日らしく、伺うと、海の日と、この秋の三連休は毎年激混みで、本日テン場はペグ張り縄禁止でお願いしますとのことでした。
テンバも指定です。

今日はカミナで。
テンバは風の影響もなさそうで、ペグもよくささりそうでした。
ちなみに私は3番目の到着で、余裕でした。
私の張らせてもらった場所は、小屋裏の方で場所的に混んだ時はなおのこといい場所らしいです。
写真に写りこんでいる、カラフルなシャツの兄さんのテントはローカスギアのクフで、後からしゃべって仲良くなりました。
ザックもハイパーマウンテンギア。あとでテント内を見せてもらって、マットもテンサー確認、なかりULに振れてましたよ。
私の後ろに張っていた20代後半から30代後半くらいのイケメン&べっぴんさんのカップルのかたは、山と道の半パンを着ていて、私は今回山と道のONEだったのを見て、すぐに声をかけてくれましたよ。
とりあえず一旦コーラで乾杯だ。

小屋はこじんまりとした感じ。
働いている方々はほんと気持ちが良い人たちばかりで好感が持てました。
小屋周りの紅葉は素晴らしい。

この日は、定員150人にたいして、予約170人みたいでした。
もちろんテンバもこの後に激混みになります。
通路が15cm取れればいいとのことで、張り縄なんてもってのほかなんですね~(^_^;)
明日テン泊装備で三山周回するという手もあったのですが、時間も思いっきりあるし、最近お腹もゆるいので、ビールでまったりも過ごせそうもないので、予定通り地蔵岳ピストンに出発。
距離は1kmと書いてあったのですが、、、、

ザレッザレでまあ大変。
この砂場、怖いよ、、、
滑ったらヤバイっすよ。
一歩一歩ステップ刻む感じで、まるで雪山登るような感覚で登りました。
いや~、テン泊装備じゃなくて良かった。

景色は良い感じに見えるんですけどね(^_^;)
賽の河原か。

明日上る観音岳(角度で偽ピークだったらごめんなさい)。

オベリスクには登れるそうですが、私はそんな気もなく、ここでやめておきました。

すごく疲れたけど、ソロで今年中にアルプスと名のつくところに来れたことが真剣にうれしい。。
里山からはじまって、みんなと乗鞍岳や荒島岳いって白山、そして鳳凰山と。
順調に見えますが、いまだ走ることはできず、骨の折れた脛の辺りはひびくのですよね。
最近は膝ボルトも痛いのよね(涙)
ただ足首のつまり感は結構減りました。
テーピング無しで登れるし。
とにかく。
なんだかんだと前には進んでいます。
今年は季節的にも休日的にも、もうアルプスにくるチャンスはないかもしれませんが、この調子をそのままに山には登っていこう。
来年の秋にはもっと縦走するんだと。
あれは北岳か?
ガスが晴れないかとかったけど、寒いのでやめた(笑)

いったんテンバに帰ろう。
帰りがまあまた怖いんやわ。
鳳凰小屋から地蔵岳はみなさん、気を付けましょうね。
思ったより手ごわいですよ。
我慢できずに一本だけ。

昨日デイリーヤマザキで仕入れた焼き立てパンが多すぎて、朝食べきれず4個も積んできました。
そのうちのラスクをあてに。
テンバに戻ると大盛況。

真ん中たりあいているけど、次期うまります。
違う角度からも。

私の隣もうまりました。

お隣の方は、30代後半の方で、テントはBDのファーストライト。
これはポールを内側から入れるタイプで、設営の時に中が濡れにくいという利点があります。
あつぷりさんは、おなじBDでもハイライトで入り口は長辺側になりますね。
ハイライトもポール内側から入れるのかな?
今度聞いてみよう。
この方は山と道の外付けバック(9ℓ)のやつも使っていて、私も持ってるんですよと声をかけて意気投合。
仮にBDさんとしよう。
このあとも、BDさんと外でいっしょに飯食べながら、いろいろ山談義で盛り上がりました。
山は10年くらい前からやっているのですが、子供が生まれてからはなかなか行く機会に恵まれず、今年は今日を合わせても久しぶりらしいです。
テントは、ずっとファーストライトを使っており、気になる結露を聞いてみましたが、慣れればと(笑)
一度、双六のテンバで凄い雨が打ち付けて、多分耐水圧を越えたのか、水がピシャピシャと天幕を突き抜けてきたときは、テント破れたと思ったそうです。
冬山用にシングル欲しいのですが、ファーストライト良いですね~。
ただ最近はダブルでも軽いの多くて、実際、ファーストライトよりカミナソロの方が軽いわけだし、ファーストライトもかなり古いテントになるので、そろそろ革新的に新しい素材の軽量なシングルウォールがでるのではと期待しているのですが、なかなか出ませんね。
グランドシートもタイベックだったし、テーブルもカスケードワイルドとおソロでした(笑)
カスケードはあつぷりさんも使ってます。
BDさんもお子さんともたまに登ることもあって、靴はなにを履かせてましたと聞かれたので、うちはモンベルのティトンブーツ一択で、残雪の蝶も、燕もティトンブーツでいきましたと答えました。
お子さんは、上が小2で、これからどんどんついてきてくれれば、山もまた行きやすくなりますね。
うちは次女がもう来てくれんからな~(涙)
そのうち一段上のローカスギアの兄さんの横に一張り残った場所に、アライのテントのご夫婦が。
私とBDさんの話を聞いていて、あなた福井の方かい!?
と言われそうなんですよと言うと、なんとそのご夫婦の方も、福井の方でした。
結局BDさんと、そのご夫婦のかたと、ご飯を外で食べながら、みんなで山談義。
ご夫婦のかたは、キレットは三つともいかれたことあり、おやっさんの方は、西穂からジャンも制覇している方でした。
貴重な山の話をお聞かせくれましたよ。
ご夫婦も、BDさんも、山と道のカップルさんも、ローカスの兄さんたちも、みんなドンドコ沢から明日は中道で下山と同じコース取りでした。みんがみんな、ドンドコ沢きつかったですよね~っと(笑)
道を見失っている人も何人か見ましたよと言われ、やっぱり分かりにくい箇所あったんだなと。
ソロの時は特に気を付けたいですね。
こんな感じで、テント間が近くなったこともあってか、思いのほかお隣さんたちと仲良くなり楽しかったです。
お腹が弱くなかったらな~、、ビールがすすむのにな~。
そんな素敵な一日目が終了です。
明日は、コースタイムからは本日より長丁場です。
基本下りになってきますが、今は下りの方が足にひびくので、コースタイムいっぱい時間を見ておいた方がいいので遅くとも、6時には撤収完了出発しよう。
マットは南竜の時同様、山と道極薄マットに、イナ-シャの合わせ技。
ここは問題なかったですが、寝袋はモンベルの3番では、ちょっと寒くなってきました。
この時期は、シートゥーサミットのサーモリアクターもあった方が良いかな、、
そんなことを考えながら眠りにつきました。
その二に続きます。
コメクローズします。
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