GW明け2日がたちました。
まだまだ遊び足りない気がして。
五月病ってやつかな~。
いやいや、そう考えたら年中五月病やわ(笑)
さて、そんなGW後半戦は残雪の北アルプスに次女と行ってきました。
どこかと言うと~。
北アルプスの女王
燕岳です。
ここって残雪の北アでも初心者向けなんですよね。
私と次女にはばっちりです。
今回はテント泊ではなく、小屋泊にしました。
だってさ~。
テント泊装備重いんだもん(^_^;)決して、あつぷり隊長といった赤岳の時に、テント泊装備が重くて赤岳鉱泉までしか行けなかったつらい思い出があったからではないんですよ~。
次女に少しでも楽させてやろうという親心です。
うん、そういうことにしよう。
まあとにかくだ、3日19時ごろ福井発。
糸魚川まで高速でそのあとは一般道で。
4日0時過ぎごろには中房の駐車場に着きました。
前に燕岳から縦走して上高地に下りたときは、ここまで穂高駅近くの駐車場からタクシーで登山口まで来たので、駐車場の具合がよくわからなくって。
夜だったこともあり、とりあえず駐車場はこっち的な看板(たしか)に従って、一番奥まで行き、駐車スペースもあったのでそこに停めて仮眠しました。
5時ごろ起床。
用意して出発です。

明るくなってやっとわかったのですが、どうも第二駐車場の最奥に停めたようです。
すぐ目の前に、有明山の登山口(多分)がありました。
こちらが第一駐車場。

簡易トイレもあったので、こちらに停めた方が良かったです。
深夜到着だったし、第二駐車場の空き具合から、おそらく第一の方にも、停めれたかもしれません。
トイレ我慢していたのでお借りしました。
ちなみに次女は、ぼっとんなのを確認して、登山口のトイレまで我慢することに。
OBがあるわけでもなく、十分綺麗だと思うのですが、そこはいまだに気になるみたいです。
登山届もしっかり提出。

ぞくぞくと登山者がやってきます。

次女もトイレを済ませ、お互い準備万端です。
5時53分。

いざ、燕岳に!!

燕岳は、次女も登りたがっていたんですよね~。
もちろんお目当てはイルカ岩。
確かに一度見たくなりますわな。
ただ、ほんとは雪山は嫌らしい。
理由は寒いし、夏山に比べると疲れるからだって。
至極もっともなご意見です(゚д゚)(。_。)(゚д゚)(。_。)
と言いながら、なんだかんだと登るくせに。
イルカ岩半分、ダイエット半分。
そんなところらしい。
別に太ってないのですけどね、しかしそこをうまくついて、次女を山にお誘いする作戦は大成功でしたよ(笑)
次女のペースでゆっくりゆっくりと。

16時までに着けばいいや、そんなつもりでしたから時間には充分余裕があります。
第一ベンチ。

まだアイゼンは必要なさそうです。
小休止して出発。
ただ、次女は頭が重いらしい、、、
多分原因は寝不足。
私はヴォクシーの真ん中の座席に横になりました。
助手席を倒して横になった次女の頭のあたりに足を投げ出したりと、いろいろと足の置き場がきまらず、そのうち爆睡。
次女はというと、私の足が邪魔で、助手席と運転席にまたがって横に寝たらしい。
当然座席の間が空くので、うまく寝れなかった模様、、、
す、すまん娘よm(__)m以後気を付けます(>_<)
そんな次女を気遣いつつ、第二ベンチ到着。

すっかり気温も上がり、私も次女もシェル・フリースを脱いでロンTのみでした。
ここでアイゼン装着です。


次女は相変わらず頭が重だるいようですが、機嫌は悪くはないです。
もしかして高山病かな、、、
ちょっと心配だったのですが、うちでもこんな感じで頭痛くなったこともあるし大丈夫、でもここまでひどくないけど、、、
おい大丈夫か。
でもわかるよ、私も寝不足だと頭痛くなるたちだし、きっと一緒だわ。
小屋着いたらお昼寝しましょうね。
第三ベンチ。

小休止。
ペースは速くはないが、けっして遅くもない。
このペースなら十分日が暮れるまでに小屋につきますよ。
次女も安心します。
下山の方も続々と。

あとで小屋で話しているのが聞こえたのですが、前日3日は凄い人出だったみたいです。
ここ一歩一歩のステップが大きくて、次女は登るのに難儀していました。

この画像の場所。
第三ベンチから富士見ベンチの間なんですが、まあまあ危険個所なのか、60代くらいのおじさんが、下山時に5mほど滑落してました。
上から見ていて、なんか危なっかしいなと思ったら、しりもちついて、そのままずるずるっと。
スピード出る前に停まって良かったです。
谷の方に落ちて行ってしまうと、ちょっとが危ない箇所でした。
富士見ベンチスルーして。
頑張れ娘よ。


合戦小屋までもう少し。
次女も結構疲れてきています。
愚痴はでませんが、やはり頭がダル重みたい。
合戦小屋では大休止しましょう。
頑張りました。合戦小屋到着。

合戦小屋では珈琲とカップラーメンも売っていました。
当初、合戦小屋でランチを食べるつもりでしたが、どうも飲み物ぐらいしか、この時期買えないらしく、急きょコンビニでお昼ご飯のおにぎりとパンを購入、少し荷物が重くなってます(>_<)
カップラーメンあるなら持っていかなければよかったと後悔。
でもまあ、売ってなかったかもしれないし、仕方ないか。
お昼にはまだ早かったのですが、朝も早かったし、食べれるだけ二人でおにぎり食べました。
軽量化ってやつです(笑)
充分休憩もとり出発。
ここから合戦の頭までの急登はしんどいです。

ゆっくりゆっくり、次女のペースで。
まだ長いな~って先を見つめる次女。

しかし、伊吹山に比べたらなんてことはない。
伊吹山登っておいたことが、次女にとっても自信になっていたのかゆっくりでも、無事登りきりました。
合戦の頭から見る槍様。

急登を登りきって、これを見た瞬間。
次女のテンションが急上昇。
「うぉ~~槍、ちかっ!!」次女はやはり槍が好きらしく、大喜びです^^
槍ってこんなに近いんや~って、いやいや近くはないよ(^_^;)
でも次女にとっては、槍ヶ岳との直線距離は今までで一番近いかもしれない。
小屋から槍見えるんか~とかいろいろ聞いてきます。
頭のダル重はすっかりよくなったらしく、これも槍様効果かな(笑)
それからの次女は、さらに頑張ります。

けっして速くはないですが、愚痴もこぼさずに。
いつもなら歩く距離が長くなり疲れてくると文句の一つも出るのですが、この日は違います。
なぜって、だって前報左斜めにはいつだって、、、
槍様<(`^´)>槍様が見える場所では百戦百勝の勢い。
まるで富士の見える場所では百戦百勝だった武田軍のように(笑)
がんばりますな~。

わかったって(笑)

もうひと踏ん張りですよ。

テンション高っ♪

昨年の蝶ヶ岳は天気悪かったからな~。
この日は汗ばむ陽気です。
ただ雪が腐って重いです。
直登直登で小屋まで無事に。

裏手からまわって正面玄関に行きます。
もうちょい。

燕岳も見えましたね。

到着(*^^)v
山男と記念撮影。

何時ごろだろう、逆算すると11時ごろに燕山荘に着いたのだと思います。
受付すませて。
まだ部屋は掃除中で入れません。
次女も余裕ありそうだし、燕岳に先に行くことにしました。
ちょうど戻ってくるころには小屋に入れるようです。
ここでちょっとだけ、いや考えたら深刻かも(^_^;)
頭がガンガンするのよ(涙)頭ダル重の次女と入れ替わりで、燕山荘についたころから私が頭が痛くなりまして(;´д`)トホホ…
なんでだろう。
頭痛は普段から時々ある方なのですが、でもそれは肩こりからくるものだと思います。
しかしこの感じの頭痛は高い山に登るとたまになるタイプ。
とにかく荷物デポ。バ〇ァリン飲んでとりあえず燕岳に。
アイゼンがいるかどうか悩んだ末外していきました。
小屋の方に聞いたところ、燕岳までの登山道、雪はあまりないのですが、ところどころ場所によってはあるみたいです。
アイゼン外していく方、戻ってくる方半々くらいでしたが、とりあえずピッケルだけは持っていきました。
まあこんな感じです。
(危険個所はありませんでしたが、あくまで個人的主観なので自己判断自己責任であることを断っておきます。)次女も燕岳までの道がいたく気に入ったようで、古臭い言い方ですがルンルン♪そんな感じでしたよ。
標高の高い山の稜線歩きって気持ちいいですものね。
私が昨年秋に、ここから大天井岳~常念~蝶ヶ岳縦走したとき、道ってこんなんやったんか~って何度も聞かれました。
縦走してみる!?
って聞くと、いやそれはいいと即答でしたが、まんざらでもなさそうでしたね。
念願の、、、
イルカ岩(∩´∀`)∩ワーイこれを見たかったんですよね。
一言、
「おお~思ったよりイルカや(笑)」だよね。
感動した!?
って聞くと、いやまあ写真で見たしって、おい(^_^;)
合戦の頭からみた槍様に比べたら、いたって普通でした。
燕岳山頂到着。

だ~か~ら、わかったって。

槍登ろうねって聞くと、別にいいって(^_^;)
見るのは好きだけど、登るのは嫌らしい。
前は登るって言っていたのだが(>_<)
でもまあ、多分いくっしょ槍様。
もっともっと近くで見ようね。
小屋に戻る途中、登山道わきの安全な場所を見つけて、滑落停止訓練もしました。
ピッケルも持っているだけでは何の役にも立たないし、一回でもやっておけば、万が一のときにできるかもしれないし。
というか、できるかもではなく、できないとダメですが。
小屋戻り。

小屋に戻って部屋に通されます。
小屋泊って、前に白山の南竜山荘に泊まったのが最初で(ほとんど覚えてない白山室堂は除く)これが二回目。
受付したんで、適当に場所言われて、そんな感じかと思っていたのですが、ちゃんとその場所までスタッフの方に案内されてびっくりしました。
こういうところが人気ナンバー1の山小屋なのかもしれませんね。
記念の札!?

今日の寝床はこんな感じでした。

一人一畳布団も一人一組でしたよ(*^^)v
聞くところによると、前日の3日は超満員だったらしいです。
もしかしたら一組の布団に二人とか三人だったのかもしれません。
寝床で着替えをしていったん水分補給。
もちろん、、、

生ビールv( ̄Д ̄)v イエイ
次女とコーラで乾杯です。
ちょっとした雑誌を読むコーナーもあってしばし読書。
寝床に戻って布団をひいて、、、
あ、あかんやっぱり頭痛いんやって(涙)わりとまじで高い山ってダメなんかな(>_<)
たま~になるんですよね。
次女にも言われた、立山雷鳥沢でも頭痛いって言ってたよねって。
昨年の蝶ヶ岳雪中テン泊の時も。ソロの雷鳥沢の時も頭痛したような。
あ、涸沢はの時は大丈夫だったな。
そうそう白山はなぜかならないんですよね。
体調なのかもしれませんね。
爆睡といっても3~4時間位の睡眠でしたし。
とりあえず横になってお昼寝。
次女はテンションも高く、まったく眠くないのでいろいろ散歩していたようです。
夕飯は5時から。
この日は三回戦だったらしいです。

チーズインハンバーグ。
美味しかったです♪
食べた後もやっぱり布団に。
次女と遊んでやれなくて申し訳ない。
そんな次女に指令を。




ふがいない父のかわりに夕日を撮ってきてもらいました。
こうして一日目は無事に!?終了しました。
後篇に続く。
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