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浪漫自走

タイヤのちっちゃな自転車のこと。歴史のこと。キャンプのこと。山のこと。日常のことでも。

Category: 県外の山 > 八ヶ岳

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おNEWのテントを持っておニュウに行ってきました。後篇

昨日今日と全国的にも天気が良かったですよね。
各都道府県の成人式もいいお天気の中行われたのではないでしょうか。
もちろんお山の方も。

そんな素晴らしいお天気の中、昨日は風邪が結構酷かったのですが、頑張って地区の左義長と新年会に参加。なのでお山にいけず(;´д`)トホホ…
今日はというと、風邪が昨日に比べかなりましになったのですが、まだ鼻水と頭痛が続くので大人しくしていました。
仕事のローテ的に明後日からしばらく連続した勤務になるので、ここいらできっちり風邪を治しておこうと思います。



では続き。


目覚ましをかけないゆる~いテント泊。
時間に追われないスタイルは気持ち的にも楽ですよね~♪
自転車でのポタリングでは、ほぼ時間にとらわれないフリーなスタイルが当たり前だったので、この時のような、ざっくりしためどだけ立てて歩くというのは、ほんと嬉しいです。
でも。
街の中を走る自転車と違い、エスケープが容易ではないし、天候や自分の体力・精神力がまともにひびいてくる登山では、計画が大事なのは事実。
無理なく自分の実力にあった、余裕のある計画を今後とも立てていきたいです。
まあ今の自分にはこんなくらいで十分かな~と思っています。

確か6時半くらいに起床して、ごそごそと準備。
テンバを出たのが9時前だったと思います。
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ジェダイ初の雪山の夜ですが、まったく結露することもなく快適でした。
気温の方はあつぷりさんによると、マイナス3度前後だったようで昨年の天狗岳ほど寒くもなく、また風もいい塩梅だったこともあるし、これでもって判断はできませんが、今回は満点だったと思います。
雪山に関していえば、まあ最低限のレベルは間違いなくあるでしょう。
あとは雨の時などにどのくらい結露するかでしょうね。
これからもビシバシと使っていくつもりです。


今日は午前中は晴れ予報。
「にゅう」のあたりが一体どういった状況か、稜線歩きなのか、そのあたりが全く読めなかったのですが、逆にあまりヒットしなかったことから大体が樹林帯の中だと読んでいます。
なので、多少曇ったところで、また風が多少強くても問題ないはずです。

白駒池をショートカットして。
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どうやら雲一つない晴れは期待できなさそう。
でも青空も見えていますし、まあ充分と言えば充分。

樹林帯突入。
「にゅう」目指しますか。
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あつぷりさんは、ザックでかいな~。
75リットルの容量に優しさをがっつり詰め込んだらしい。

白駒湿原。
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きっとここも凍っていて歩けるのでしょうね。

にゅうの森に突入。
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徐々に勾配をあげていきます。
さすがに雪のテン泊装備は重いな(汗)
汗をかかないように、また足も上がらんけどゆっくり登っていきます。

きち~っす(汗)
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心配していた降雪ですが、ほぼほぼ問題なく、樹林帯の中は5cmほど積雪があったかなくらい、たまにくるぶしくらいもあったけど、ラッセルするような場所はなく、トレースもばっちりで危険個所無し。
12本歯あった方が良いかなという場面も、まあなきにもしもあらずといったところか。
でもチェーンスパイクで問題はありませんでした。

稲子湯との分岐も。
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みどり池林道最終地点駐車場近くからの登山道から登ると、ここに来る模様。
年末に登山道入り口はありましたね。でも冬季通行禁止だった気がします。
トレースがあるところを見ると登られてはいるようです。

きっとあの光の先が稜線。
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太陽も出ているようで、テンションも上がります。

稜線にでると、、、
富士山がとても美しい。
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素晴らしいな。
右の硫黄岳の稜線奥に見えるのが富士山。
上手に撮れないのが悔しいのですが、富士山もっときれいにはっきり見えました。

稜線からすぐに「にゅう」山頂があるようです。
早速言ってみよう。

360度パノラマやないか♪
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とりあえず三角点。奥の白いのが白駒池。

それであれが「にゅう」突端か!?
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突端はひとまず置いておいて、こちらは天狗岳と硫黄岳。
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白駒池。奥が縞枯山と横岳、双子山、蓼科山になるのだと思います。
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ちょうど山頂にいるあいだはすごい太陽があって、景色も素晴らしく、見惚れてしまいました。

この山頂が「にゅう」なのですが、その名前の由来がどうも見えた気がする、、、
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おっぱいではなく「にゅう」
乳でもないよ、にゅうな。
ではあの突端はにゅう首、、、
まあいいか(爆)

荒島岳のモミモミの木よりもご利益がある気がしましたよ(笑)

謎もとけた気がする。
心に暖かいぬくもりを感じたし、そろそろ巣立ちの時。
いつまでも甘えてはいられない。
とりあえず黒百合ヒュッテに向かいました。

さてここから中山峠まで地味に下るのかと思いきや、標高で150mほど上げるんだねΣ(゚д゚lll)ガーン

重いテン泊装備の上りが「にゅう」までだと勝手に思い込んでいたのもあって、脚がなかなか進みませんでした。
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黒百合ヒュッテに近づくにつれて、風もびゅんびゅん強くなります。
今迄優しい山域にいたのですが、すっかり厳しい山域に変わりつつあります。

天狗岳近い。
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それでも天狗岳は、八ヶ岳の中でも入門編なんだけど。
風が強い稜線というだけで、がっつりハードルが上がります。
今日はこのまま天狗岳はいかずに黒百合ヒュッテに行きますよ。

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おお一年ぶりです~な。

今山行でも、気温の低さと、汗をかかないスピードで歩いたこともあり、水分補給はまったくしなかったのですが、さすがに「にゅう」から中山峠の間では、ザックを降ろして水分取るべきだったかな。
雨蓋でもなく、ザック本体に閉まってしまったペットボトルを出すのがめんどくさく、また実際「にゅう」からの距離にしても大したこともないので我慢していたのですが、それも余計に疲れさせた気がしました。

とりあえず、予定通りここでランチです。
残念ながら人気のビーフシチューはありませんでした(>_<)
なのでカレーうどんと、ホットカルピスを。
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生まれて初めてホットカルピスを飲んだのですが、こんなに美味しいとは思わなかったです。
別に「にゅう」に登ったから、乳製品というわけではありませんからね。

すっかり元気になったところで下山。
まあ上りももうないしね(^_^;)

また来ます黒百合ヒュッテ。
s2019110P1100151.jpg

すっとばして。
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上るときもちゃんとありました雪だるま。
ただこんなに毛が生えていたかな(笑)

渋の湯入りましょうね。
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無事下山。
お疲れ様でした。

漆黒の機体に戻って荷物をおろして渋の湯に。下山後は渋の湯と今回は決めていました。
なんでも信玄の隠し湯らしいので。
お風呂は、ぬるい(冷たいと言った方がいいかも)源泉と、あついお風呂に交互に入るタイプのようです。
雰囲気あるお風呂でしたよ。

いや~、ゆる~いまったりした良い山旅でした。
青苔荘のテンバ最高でしたね。
白駒池の風景や「にゅう」からの景色も。もちろん「にゅう」も(´∀`*)ウフフ
なによりも天気が良かった。
初日と二日目「にゅう」山頂までは晴れ。八ヶ岳ブルーを堪能しました。
気温も年末に比べて随分暖かかったと思います。

もう少しが近かったら、良いのですけどね。
八ヶ岳、まだまだ行きたいところがいっぱいあります。
今回はあつぷり隊長の運転で楽させてもらいました。
ありがとうございましたm(__)m
またツギもよろしくお願いします。

次回の雪山テン泊に向けてシュラフや足元冷え対策、またもう少し削れる荷物も見えてきたし、良い経験値が積めた素晴らしい山旅でした。
ではまた^^/

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Category: 県外の山 > 八ヶ岳

おNEWのテントを持っておニュウに行ってきました。 前篇

タイトルがおっさんギャグで締りが悪いのは、なにもかも調子が悪いからです。
うう~、、、
風邪治らん(涙)
皆さんも気を付けてくださいね。



さて正月休みが終わり、いつもの日常が始まったわけですが、1月も変則勤務にていきなりの平日二連休(∩´∀`)∩ワーイ。
そんなチャンスを逃すまじ。
ばしっと遠征ゴールを決めてきましたよ。


行先は年末にご一緒できなかった、あつぷり隊長と二人で北八ヶ岳にテン泊。
深夜3時、漆黒の隊長機の助手席に乗り込みロングドライブ370km。
とっても楽させていただきました。
(今回もあつぷりさんより多数画像をお借りしておりますm(__)m)

たしか9時前後。渋の湯からスタートです。
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最初からチェーンアイゼン装着です。

予定テン泊地である白駒池までCT3時間程。
時間にも十分余裕もあります。

荷物の重さは15kgほど。年末の小屋泊は14kgほどの荷物を担ぎました。
あの時はスノーシューと水分合計2リットルが含まれていたのに対して。

今回は水分1リットル。
前日までの積雪量と予定山域を考慮し、当日現地にて判断。スノーシューとピッケルは持っていきませんでした。
正直12本歯アイゼンも置いていこうかとも思ったのですが、こちらは念のため。
かわりにテン泊という事で食料とテントの重量がプラスです。
体力的にもこれ以上の荷物は担ぎたくないな~(汗)

登山届提出。
s201919aP1090006.jpg
隊長の流れるような作業に毎回感心と感謝ですm(__)m

黒百合平ではなく高見石に向かいます。
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ゆる~く優しい登山道。前日までの降雪の影響もほぼなく、トレースもしっかりあります。
とても歩きやすい。
天気予報では今日と明日の午前中までは晴れ予報。
八ヶ岳ブルーを期待できますな~。
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年末はあのくらいの沢は凍っていたんだよと、あつぷりさんに話ながら歩いていましたが、年末の時ほど気温が低くないことや、地形等の影響もあってか沢は流れていました。
しかし、しばらく進むとやはり沢は凍っていましたよ。
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1時間程歩いたかな。
賽の河原に到着。
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自分的には、今回もっとも注意しなければならない場所だと思っています。

大きな石や岩がごろごろしており、中途半端な雪が石を隠して踏み抜きがとっても怖い。
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こんな感じでストックで探りを入れながら登ったので、突破するのに思ったより時間がかかりました。

しかしいいお天気です^^d
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二人して八ヶ岳の青い空に感激です。
福井の鉛色の冬空とは違うよね~って。

お地蔵さまも防寒していましたよ。
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賽の河原を無事通過。
再び樹林帯に突入。
またゆる~く登って高見石小屋到着。
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小屋には小屋番さんが一人おられましたが、今日はやっていないらしいです。
高見石小屋は平日は営業しないスタイルなのかも。(要確認で)

当初の予定ではここがテン泊地だったのですが、事前に連絡したところ、おそらく小屋も作業に出払っていて日中は無人かもしれないとのこと。もちろん軽食他、水の補給も期待はできません。
水に関しては雪を溶かして確保も考えていたので別に良いのですけど。
そこでもう少し足を延ばした白駒池の青苔荘にあつぷりさんが事前に連絡してくれ、テン泊おkだったのでそちらに向かいました。
高見石小屋の揚げパン食べたかったな~。
高見石小屋のテン泊地は小屋の真ん前のようで、小屋の佇まい、雰囲気も良く揚げパン食べに、また週末にでも行きたいと思いましたよ。

ここから白駒池まで下り。

森の中は苔が有名みたいですね。
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目の前に真っ白な白駒池が飛び込んできました。
なかなか見れない光景にテンションも上がるな~。
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前日の降雪が凍った池に積もって真っ白。今日は渋の湯からここまで出会った人は、高見石小屋の小屋番さんのみ。
どうやら二人占めの白駒池になりそうです。

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白駒荘。
s201919aP1090043.jpg

こちらも白駒荘。
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多分こちらが新館だと思います。
2017年大晦日に火事で新館が全焼。今は立派に建てなおされています。
見た感じからもわかるよう、本館、新館とも、とっても雰囲気のある素敵な小屋(ホテル!?)で一度家族で泊まってみたいですね。
しかし我が家は財政的にキャンプだろうな(笑)

我々は白駒池沿いを歩いて、本日のテン泊地である青苔荘に向かいます。
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いいな白駒荘♪

青苔荘到着。
12時過ぎ頃だったかと。
大体コースタイム通りでかな。
こちらはテンバから。
s201919P1090059.jpg

小屋番さんが一人詰めておられて、今日は我々貸し切り状態。
青苔荘は事前連絡すれば、シーズンオフの冬は小屋が開くみたい(要確認)
水の補給、軽食も可でした。小屋番さんも好感をもてる良いお兄さんです。

受付を済ませ、サクッと整地してテント設営。
今回最大の目的でもジェダイのデビューです。
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隊長のBDハイライトと仲良くよりそって(笑)。

スペック的なことは以前に書いたのでそちらを参考に。
一番感じたことは、ポールを内側から立てる仕様なので、ものすごく楽ちん。
居住性については、二人用の広さなので、カミナ(ソロ用)より快適なのは当たり前だし、もちろんクロスオーバーfは論外だな(笑)
あとは今晩使用して結露状況がどんなもんかです。

テントのお値段はその時勢いでポチッたけど、普通なら躊躇する値段だったので、今後使い倒して元をとらねばと設営した時に心に誓いました(汗)
投資には回収が付きものです。

テントの中に、SOLのエマージェンシーシートをひきます。これ一枚で底冷え防止にかなりなりますよ。
あとは荷物を整理して、冬期マット(エクスペド ダウンマット ウィンターライトM)を膨らましていつでも寝れる体制に。
ランチは予定通り、小屋の軽食を。
私は焼肉定食でした。
冬に小屋でご飯補給できるありがたみをつくづく感じます。
しかも、我々二人のためにストーブまでつけていただきありがたい。

ご飯を食べた後は散策。

小屋番さんの話では氷の厚みは60cmほどあり、まず割れることはないらしい。
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冬期はスケートもできるそうです。

なかなかないシチュエーションにテンションあがるわ。
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八ヶ岳ブルーですな~♪

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ISSA隊長(笑)

小屋番さんからの情報で昨日は15cmほどの降雪があった模様。
浮力をおいてきたことを、一瞬後悔もしましたが、まあ無理そうだったら来た道を引き返すだけなのでまあいいか。
なにせ時間には充分余裕のあるプランですし、重い荷物ではありますが、ラッセルも時間をかけてすればなんとかなるでしょう。

白駒池から青苔荘までの池沿いルートはトレースがなく、まあまあ難儀したので、明日は池をショートカットして登山口まで行く作戦。
なので今日のうちに偵察。
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対岸が青苔荘ね。
どうやらしっかりしたトレースも見えたし、心配はなさげです。
戻って、池のほとりでまったりしたあと、小屋でココアを。これがまあ濃くて美味かったです♪
その後テントに戻って少し午睡。

夕方小屋番さんの好意でお昼を頂いた場所を自炊場として提供してくださりました。
普段はおそらく解放されていないとは思いますが、今日は私たち二人しかいなかったためかと思われます。
ありがたいです。

晩飯はキムチ鍋。
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実は風邪気味で熱はなし、体調も絶好調とはいいませんが、可もなく不可もなくという感じ。
ただのどが痛かったので、多少に殺菌効果と辛さで体のうちから熱くする作戦でもありましたが、今回チョイスした鍋キューブのキムチは私のテイストではなかったです(>_<)
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締めのうどんは美味かった。

こうして一日目の予定終了。

気温も年末の本沢温泉ほどの寒さもなく、テンバも風の影響はない。
19時には寝ていたと思います。
午睡の時、足元が寒かったので、夜は薄い銀のエマージェンシーシートを下半身に巻いて寝たので寒さは感じませんでした。
私のシュラフは、モンベルの♯1アルパインダウンハガー。
たしか次女との蝶ヶ岳残雪期テン泊のために、金沢のモンベルアウトレットで購入したものだったと思います。
今のモンベルの気温目安表記とは合致しないのでわかりませんが、(現在のアルパインダウンハガー♯1はリミットマイナス10度)当時の店員さん話だと、残雪期の蝶なら十分対応できる、実際次女は全く寒さを感じなかったと言っていました。ちなみにマットはZライトで。
この日はあつぷりさんによれば、気温マイナス5度はなかったと思うので、次回からの雪山テン泊は、シュラフ二枚重ね作戦でいこうと思います。

寝返りで何度か起きてしまったほかは、寒さで起きるという事はなく、翌日も出発時間を設けない目覚まし無し、のんびりした睡眠となりました。

後篇に続く。
コメクローズです。

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2018登り納めは温泉付きだぁ~ 後篇

今日19時半からグレトラ「北陸から北アルプスへ」ですやん。
さくっと書き上げねば。



翌日30日。
この日はピーカン予報です。
6時半より朝食。
おかわりの白飯がなかったのが気になりますが、なんとか耐え抜けるでしょう。

いいお天気です。
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風が強いし、必要ない荷物はデポしていってくれて構わないという小屋のご厚意に甘えさせてもらい、スノーシューと一部荷物を小屋内にデポさせてもらいました。
これで1.5kgは軽くなったはず。

では行きましょう。
2018年度締めのお山に。
本日のお山は「硫黄岳」です。
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12本歯装備で出発です。

硫黄岳山頂は今のところ晴れっぽいのですが、どうも風がえらいことになっているようです。
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樹林帯をとりあえず夏沢峠まで。
風速25m予報なので、無理はするつもりはありません。
稜線に出てから判断することになりました。

歩き出してしばらくして、兄さんがアミノ酸をスポドリで流し込もうとすると、予想通り凍ってしまっていました(爆)
s20181230PC300212.jpg
粉のままアミノ酸飲んでいました、いや食べていたのか。
新しいな~(笑)

本日も汗を一滴もかかないペースを心がけて。
それもあるのですが、どうも乳酸が分解できておらず、ふくらはぎが痛いし、ペースが上がらん(>_<)
でも、まあちょうど良かったのかも。
遅くてもやっぱり暑くなるし、ジッパーを開けて調整しながらゆっくり登らせてもらいました。

樹林帯にいると、山頂がとても風速25mとは思えない。
s20181230PC300223.jpg

コースタイムの一時間かからずくらいかな。
いつのまにか夏沢峠到着。
s20181230PC300224.jpg

夏沢ヒュッテややまびこ小屋は閉まっています。
建物の陰でバラクラバ、ゴーグル装着。
s20181230t0093_xlarge.jpg

トイレが見えたので覗いてみると、やっぱり閉まっていました。
山頂はと、、、
s20181230PC300230.jpg
風どころかガスガスやね(-_-;)

なんか嫌な予感やんね。

とりあえず最後の樹林帯抜けて考えますか。
樹林帯の終わりでストックからピッケルに交換することにして出発です。

樹林帯を抜けて。

途中から先頭に。
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風はやばいわ。
これはなめたらあかん奴や((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
いつでも耐風姿勢が取れるよう、腰を落とし気味で歩きました。
ちょうど先行者が上から降りてこられたので話を聞くと、分岐まではいったけど、ガスが凄くて何も見えんし、風も酷いので撤退だそうです。
どうします!?

兄さんと教官に判断してもらうと、、、
て、撤収うぅぅ~!!!
全員の意見が一致です。
なんといってもグリベル三兄弟ですからね( ̄ー+ ̄)キラリ
以心伝心、みんな同じこと、そう多分夏沢峠から思っていたはずです。

とりあえず記念撮影だけはしたいのですが、なんせ風が凄いし、それよりも何よりも危ないじゃないですか。
ここが本日の最高地点ってことで、兄さんに画像押さえてもらいました。
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はよっ、帰ろって。
s20181230t0095_xlarge.jpg
小屋見えるとほっとする。

樹林帯いいやね(´∀`*)ウフフ
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えびの尻尾ぼけた(>_<)

山頂目指すパーティーも何組かおられましたが、上まで行ったのでしょうかね。
一組は我々の情報で撤収されていました。
まあ、硫黄岳またこれるし、安全が一番大事ですからね。少しも悔しくないんだから~。

一気に冷えたし、一気に本沢温泉戻に。


小屋で荷物回収して記念撮影。
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お世話になりました~。
凄く寒かったけど、いい経験ができました。
最後までもちろん気を抜くことはできないけれど、頼りになるあんちゃんが二人もいるから安心なんやわ~(´∀`*)ウフフ
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グリベル三兄弟おんりーって久々ですな。

今回稲子湯から本沢温泉上り初日での水分補給はなんと、しらびそ小屋のコーヒー一杯のみ。
本日は本沢温泉もどりまで、一滴も水分取ることなかったです。
それほど寒くて、汗もいつもみたいに出なかったのだと思います。

私は水分として、あかんこ(山専ボトル)500mlに、ペットボトル500ml、ナルゲンに1ℓ合計2リットル常備していましたが終始重りでしたな。
ちなみに、ナルゲンは凍らないようにこいつに入れました。
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アウトドアリサーチ ボトルパーカ#1。
ナルゲンボトル1ℓがジャストです。
ちなみ♯2は山専ボトル900mlがジャストらしいですよ。

ここであかんこの中身の水分飲み干して少し軽くしてやりました。

ではでは。
帰りは危ないので、このままアイゼンつけて下山です。

小屋を出て2分。
テンバもチェックします。
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水場はなかなかワイルド。
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沢水でした。
そのまま飲めるのかどうかは全く私には分かりません。
テンバは風の影響もなく良い感じではありましたが、ちょっとが小屋まで遠いですね。と言いう事はトイレも当然遠いです。
まあ、この辺は人によりけりかな。

とりあえず、しらそび小屋に行きましょう。
ちょうどお昼位になるはずです。
途中「鬼」の木発見。
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よく見てくださいね、ちゃんと角が生えています。
ゆる~い下り基調ではありますが、こんなに遠かったけか。
途中、腹減りすぎて飴ちゃん休憩はさんで。

やっとついたしらびそ小屋です。

スケートはもういいか(笑)
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やっぱ晴れてますね。しかし山頂の方はガスってます。
この日は終始山頂が晴れることはなったっぽいですね。

小屋の外にはリスがいましたよ。
ツギロウ兄さんが気が付いて、写真撮ろうと思ったら、としパパさんが、リスを近くで撮ろうとしてリスに近づくもんだからに逃げていきました。相変わらずの天然ぷりでした。
そりゃあ、逃げるやろって(笑)

しばらく待つとリスも戻ってきました。
こんどはちゃんとズームで撮りましょうね。
s20181230PC300270.jpg
しらびそ小屋でもマイナス11度。
寒い。
温まろう、何より腹減ったっす(>_<)
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兄さんはまだリスを追っかけていました。

小屋でランチしてから下山。
オーソドックスなカレーを頂きました。

あと1時間半はかからないかな。
アイゼン履いていきましょう。
s20181230t0106_xlarge.jpg
しらびそ小屋からは続いていた林道チックな道は、小屋に物資を運ぶキャタピラの小さなマシンのための道のようでした。
文殊山の住職さんもたまに乗っているアレです。
とっても歩きやすいなだらかな道なのですが、アイゼンはいたままだと、凍った地面からの突き上げが、膝足首のボルトにひびいて痛いです。
これは予想外でした。
やっぱり春先にはボルトを抜く方向でいくことにしようと再確認しました。

まだまだミニ沢はカッチんカッチんです。
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無事下山。
稲子湯到着です。
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山頂はいけなかったけど、とっても楽しかったです。
小屋が寒かったのは予想外でしたけど、あれが普通の冬の小屋なのでしょうね。
赤岳鉱泉がとっても暖かったので、それをイメージしていました。
寒さに弱い教官なのですが、レイアリングが完璧だったのか想定内だったらしく良かったです。
私の方は下半身3枚にしたことと、やっぱり汗をかかないスローペースが良かったと思います。
汗たくさんかいたまま、風25m稜線歩きは命にかかわりますからね。
低い雪山だから大丈夫という訳ではありませんが、森林限界を歩かなければならないような雪山では、今回のようにものすごく気を張ろうと思います。
良い経験になりました。

あとやっぱり足先の停滞中はちぎれるほど痛かったです。
例のアルパインクライマーソックスは、泊まりでは踏み込めませんでした。
地元の厳冬期でもう少し使ってみてから考えようと思います。
ツギロウ兄さんは、新しい厳冬期対応靴を使用していたこともあってか、足先はなんともなかったみたい。
としパパ教官は足裏カイロがばっちり効いて何ともなかったんだって。
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ツギの雪山で私もチャレンジしようと思いますって、もう買っちゃった^^
私は足全体ではなく、足先甲の部分に貼るタイプにしました。
足先冷えが解消されますように。

最後は稲子湯日帰り入浴で締め。
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貸し切り~(´∀`*)ウフフ

温泉三昧♪
2018年度を締めくくる忘年会登山にふさわしい良い泉質でした。
山で入るお風呂は最高です^^d

今年はいろいろありましたが、終わりよければすべてよし。
アイゼンを履いての雪山登山まで、なんとかこぎつけた。
これもご一緒してくれたお二人のお導きです。
また来年も、もう今年か、お願いしますね^^/

追伸。
今回もっとも暖かい場所は、稲子湯駐車場のトイレでした。
ほんとびっくりしますよ(笑)

ツギは雪山テン泊いこう~っと。
ではまたです。

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2018登り納めは温泉付きだぁ~ 前篇

お正月ってほんと良いですよね。
もう何とも形容しがたい嬉しさがありますよね。
もちろん同意しますよね。

でも、、、
いつまでも続かないのですよね。
もうすぐ仕事が始まるのですよね(涙)


さて、悲しんでばかりもいられない。
ツギのご褒美のために頑張りましょう。
そんなご褒美でもあった年末忘年会を兼ねた山行。
ぼちぼち書かねば(汗)


2018年度最後の山行は、ツギロウさん、としパパさん、私の3人で日本最高地点の野天風呂、ついでに山もいっとく!?
そんなゆる~いプランで行ってきましたよ。
(今回もツギロウさん、としパパさんから画像を多数お借りしております。)

もちろん登山届をバッチリ記入です。
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本日のスタート地点は稲子湯ですよ。時間は8時半くらいだったかな。すっかり忘れました(>_<)
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稲子湯は、映画「岳」の撮影も行われた場所なのだと、としパパさんに教えてもらいました。
まさみちゃんも来てたんだ~(´∀`*)ウフフ
ってもちろん私の事なんて、知らないでしょうけど。

たのしい旅を!!
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素敵なフレーズだ♪

それにしても寒い、、、
分かってる。2017年度末の天狗岳も寒かったから。
今回もあの時に劣らずやばいくらい寒いっすよ。
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それはこの小さな沢が凍りつくくらいですから((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

今回のいでたちはと。
上半身
ミレードライナック(ベースレイヤー)。
フーディニのメリノとテンセルの混紡長T。
ティートンブロスのサラトガフーディー。
アウターにはツルギJK。

下半身
ノースのタイツ(ホットトラウザース)。
フーディニのロッジパンツ。
アウターパンツはティートンブロスグローリーパンツ(多分)

手袋はホムセンで買ったネオプレンの手袋にノースのオーバーグローブです。

上半身は2017年天狗岳と同じ、下半身については、今回はロッジパンツを一枚多く履きました。
それとタイツはいつもモンベルのジオラインの最厚手を使っていたのですが、多分昨年の骨折の際、最初の処置の時にハサミで切ったのだと思う。
それで見つからないので、今年はノースのものを使ってみました。

もし寒かったら、上半身はノースホワイトランニングJKも着込む予定。
それでも寒いのなら、ビレイパーカーも着るつもりです。
手袋については、予備インナーグローブにモンベルの極厚ウールとウィンドストッパーの薄手のもの。予備グローブ単体でBDのグリセードです。

しらびそ小屋までは、こんな感じのゆるい林道チックな道を。
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2017年の天狗岳は気温も低いことはもちろんなのですが、やっぱり汗冷えが寒さを引き立たせたのだと思います。
今回は寒さ対策として下半身を三重にしたことと、とにかく汗を一滴もかかない。
ここに注意して、ゆっくり歩きましたよ。

汗をかかないように歩く。
汗かきな私には相当難しいのはわかっていますが、さすがに気温マイナス10度以下の厳しい寒さ、かつ地元の雪山を登るペースより、さらにゆっくり歩いたことにより、汗は最小限に抑えられたと思います。
まあ、荷物が今回小屋泊なのに14kg強という、ここ最近では最も重いこともあり、速く歩けないというのもあったのですけどね(汗)

しらびそ小屋。
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とりあえずまったりしましょう。
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ホットコーヒーを頂きました。
値段500円だったのですが、ケーキセットが700円だったことにあとで気が付いて失敗(>_<)
つぎはケーキセットにしようっと。
薪ストーブがほんわかと暖かい、優しい感じの山小屋。
ツギはテント泊で来てみようかな。時々小屋でコーヒー頂いて。
本でも読みながら一日まったり過ごしたい。
そんな素敵な雰囲気の小屋でしたよ^^

小屋の目の前にはみどり池。
気温はマイナス11度。
池はばっちり凍っていました。
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ツギロウ兄さんと氷上の演技でとしパパ教官を癒します。
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癒すどころか、さらに寒さを増したかも(^_^;)
まあそんなことは気にせずに行きましょう。
はやく~、動かんと寒いんだって(>_<)

基本的に傾斜もゆる~く登っていく感じで危険個所は全くなく。
寒波直撃の中突っ込んでいったわけですが、心配していた積雪も大したこともなく、完全にスノーシューは重しにしかならなかったです。

着きました。
今日のお宿「本沢温泉」。
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汗を気にしながらゆっくり登ってきましたが、やっぱり荷物が重くてしんどかったので早く歩けないというのもありましたな(汗)
コースタイムは3時間40分のところを大体そんなものかな。
しらびそ小屋で、かなり大休止したから、実際はもうちょっと早く着いたとは思います。

小屋で受付を済ませ荷物を置いて。
あれ!?
今日はここまで!?
そうなんですよ~。
ヘタれなので、本日はお山は登らないのですよ。
天気が予想では15時ごろから曇りマークというのもあって、ピーカン予報の明日にアタックしようということにしておこう。

でも日本最高地点の野天風呂だけは押さえます。
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さあいってみよう。

小屋から5分ほど登ります。
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つきましたぞ。
ではさっそく、、、
と言いたいところなのですが。
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寒い、まじで寒い。
こんな気温で野天風呂はいったら、もう出られない。
湯冷めどころか体吹いているうちに凍りつくでしょ。
なので、脳内だけで入浴しましたよ。

ちなみにバックは登山予定の硫黄岳爆裂火口。
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なかなかの絶景。
もうちょっと暖かくなったらまた来よう。
ネタでも今回はお風呂に入ることはできませんでした。
そのくらい寒いっす。

小屋行こう、寒いっすー(涙)

談話室にて。とりあえずまずはビールで乾杯。
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談話室には灯油ストーブあるにはあるのですが、、、
ちなみに薪ストーブもあるのですが、こちらはただの飾りなのか、、
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使用禁止ってどういうこと!?

小屋の中の気温はマイナス4度と、なかなか過酷((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
ストーブも頑張ってはいるのですが、自然には勝てない。
ビール、、、
よく冷えてます(涙)

部屋はね、今回個室かつ、こたつ付なのですよ(´∀`*)ウフフ
こたつは電気ではなくて、炭!?を利用したものみたい。
こたつ入って温まりましょう。
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雰囲気ある良い感じのお部屋ではあったのですが、いかんせんマイナス4度にはかなわず。
こたつも今一歩本気を出してくれない(;´д`)トホホ…
今持ちうる冬期テント泊装備の全力を出し切りました。
この画像。
としパパ教官と私を撮っていただいたものなのですが、画像処理で顔お見せできないのですが、表情はけっこうシュールです(-_-;)
寒いんじゃ~!!!
心の中にとどめ置いたつもりが、すっかりもれてしまったようだ。。
冬の八ヶ岳なめたあかんね。

楽しみにしていた内湯。
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(-_-;)

ちなみに乾燥室は一番ぬくもりを感じることができました。
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外湯の石楠花湯は入れます。
時間制でこの日は14時までの男性タイムに間に合わなかったので、ツギの15時からの時間にダッシュしました。
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小屋玄関から20秒ほどか。
としパパさん情報では、風呂は3人も入ったらいっぱいになるような小さいお風呂だと思うよと教えてくれて、まずは私とツギロウ兄さんが先に入らせてもらいました。
教官は今日も優しい(人´∀`).☆.。.:*・゚

この時間一番にお風呂に突入したのに、あまりの寒さから写真をおさえるのすら忘れ二人して湯船に飛び込みます。
しか~し、
気温は寒いが、お湯は激熱やないか~。
私は何かで見た情報では、外湯は気温もあってかぬるいと聞いていたのですが、そんなことは全くなく。
でもだ。
なんとか肩まではいってしまえば、そのあとは熱くて耐えれないという事はなく。しっかりと芯まで体を温めることができました。
脱衣所もお風呂からの熱気もあってか、それほど寒いこともなく快適でした。
湯冷めする前に着替えて小屋に戻ります。

お風呂パワーで温まったのですが、それもそれほどは続かず、、、、
乾燥室で過ごしたりもしたのですが、最終的にお部屋に戻ってこたつに潜り込み凌ぎました。
こたつも最初よりは暖かさもましてきて、なんとか頑張れそうです。

夕飯。
食堂は暖かかったですε-(´∀`*)ホッ
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かわいいおでんに、キムチ汁てきなもの。
同じテーブルになったおじさんたちは、野天風呂入ったみたいでした。
身体拭こうと思ったら、タオル凍ってたらしいです(^_^;)

しかし寒くてビールがすすみません。
結局ちび缶一本でやめときました。

天気予報では明日はピーカンです。
しかし風速は25m予報。
ほんといけるのか!?
こたつをみんなで囲むように、布団にくるまり、いつの間にか爆睡。
やっぱりお風呂に入ったことが良かったのかな。
なんだかんだと体の芯は冷え切っていなったのかもしれません。
夢も見ることなく、朝を迎えました。

続く。

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Category: 県外の山 > 八ヶ岳

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ブルーブルーブルー再び。後篇

あんなに楽しかった正月休みももう終わりますね、、、
今年は仕事のローテの関係上、いつも以上に長い休みとなり、すっかり気持ちが失せてしまった。
なにがって、仕事への意欲が。
あかんね~、BCスキーに向けて出費がかさなり、すでに年間遊興費として計上している額をはるかにオーバーしてしまっています。
これは気合入れて働かねば。
出来る限り節約して、2018年度を乗り切らねばと決意しておりますよ、いやいやマジで。


では続き。


翌日は予定では5時起床。
東天狗岳山頂御来光。
テント撤収。
下山。

このような流れとなっていました。

が、前日の私のへたれっぷりに加え、ツギロウ兄さんの秒刻みのスケジュールのからみもあり18時帰宅厳守。
私が遅れるとそれだけ、スケジュール的に押されてしまいます。
なにより遅れると、ツギロウ兄さんが奥様から、モンハン双剣の技「鬼神切り」でめっためたにされるらしく、帰宅時間は遅らせたくないのです。
まあちょっとだけ、めっためたに怒られる姿を見たい気もしますが(笑)
ウソウソ、奥様に怒られるという事はないようですが、用事があるのでちゃんと予定は守りたいのですよ。
渋滞も考えて余裕は欲しい。

という事で、山頂は勘弁していただき、テンバよりちょっと歩いた見晴らしのいいところまででお許しいただきました。

なので、起床は御来光におおよそ合わせて一時間遅れの6時です。

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気合がほとばしって、顔面からオーラが(笑)

しかしまあ寒かったわ。
昨晩は上半身は大丈夫でしたが、下半身は寒い。
上は、ベースレイヤー、インナーと着替えて、フリース、化繊ビレイと4枚。
下は、着替えずにベースのジオラインとダウンパンツ、象足。
このようないでたちです。

ハクキンカイロがあったので、多少は助かりました。

これはほんとおすすめしますよ。
シュラフの中に入れておくと、多少なりともシュラフ内全体的に暖かくなっていると思います。

とにかく寒さに加え、頭痛も酷く、深夜に頭痛薬飲んでから、しばらくしてやっと3時間程は寝た位です。
あとは、ほぼ1時間も経たない位に目が覚めてはの浅い眠りの繰り返し。
いままでテン泊した中でも一番状態が良くなかったと思います。
冬のテント泊装備については、少し再考の余地がありますね。

出発。
しばらく歩いてちょうど見晴らしの良い場所に。
御来光が顔を出しそうです。
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シャッターチャンスを狙うなっきーさん。

しばし待ち~の。
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おお~、2017年度大晦日、今年ラストの御来光です。
残念ながら暑い雲に遮られて、丸くは見えなかったですが、今年を締めくくる御来光を仲間と見ることができ感謝です。

なっきーさんから、もう少し下りたところが、御来光でオレンジに染まる画像は見たことがあると言われました。
しかしこの日は、雲もあってそこまではきれいにならないと思い、断念。
今後八ヶ岳には、何度か来ることもあるだろうし、またの機会にとっておきましょう。

では撤収。
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ツギロウ兄さん何か見つけたのかな!?

山頂まで行かなかったこともあり、時間には余裕ができました。
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テンバはモンベル率が高かったです。
それと冬用の外張りも半数以上のテントがしていました。

さくっと撤収。
帰りましょう。
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名残惜しいね。


そうそう明日はお正月ですよね。
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黒百合ヒュッテまた来ます。


樹林帯に入ってしまえば、もうバラクラバまではいりません。
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バラクラバを外したイケメンをお届けできずに残念。

下りはまあ速いわ。
寒さから解放される嬉しさもあったのかもしれないからかな~(笑)
昨日はなかった雪だるま。
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極悪なお顔の雪だるまですね(汗)

お疲れ様でした。
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渋の湯今度来るときは絶対にお風呂に浸かろうっと。
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10時から外来風呂やっていましたが、下山時は9時半。
せっかく前倒ししたのだし、またずに帰り道のお風呂に入ることに。
「縄文の湯」でさっと汗を流し、中央、名神、北陸と高速で帰宅。
16時前には福井到着となり、今回のミッション無事完遂。
よかった、間に合ったε-(´∀`*)ホッ

二日目はまきまきとなりましたが、結果余裕をもって良かったと思います。
帰り道も、渋滞に合う事はなかったのですが、ここはそれこそ結果オーライですからね。
2017年度を締めくくる、北八ヶ岳天狗岳テント泊、初日最高の天気。
この青空は、2017年度1位かも。
冬は特に空気が澄んで青空もより美しく神々しく感じますからね~。
良いときに、仲間のみんなとこれて本当に感謝ですm(__)m

今回のブルーブルーブルー。

八ヶ岳ブルー。
寒さに震えてブルブルー。
凹んでのブルーではなく、青空と展望に心が震えてのブルっと。
こんな感じですかね(笑)

冬山テント泊での装備等の問題点、工夫すべきところも見えてきたし、実のあるものになりました。
帰りの車も楽しかったです♪
また皆さん、ツギもよろしくお願いしますね^^/
仲間とのテント泊はやっぱり楽しいや(´∀`*)ウフフ
ではまたです^^/

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Author:ゲンジ
夏は好きですが暑いのは嫌い、寒いのはまだ耐えれる方ですが、寒すぎるとダメ、適温の幅が極端に少ないんです。。

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