タイトルがおっさんギャグで締りが悪いのは、なにもかも調子が悪いからです。
うう~、、、
風邪治らん(涙)
皆さんも気を付けてくださいね。
さて正月休みが終わり、いつもの日常が始まったわけですが、1月も変則勤務にていきなりの平日二連休(∩´∀`)∩ワーイ。
そんなチャンスを逃すまじ。
ばしっと遠征ゴールを決めてきましたよ。
行先は年末にご一緒できなかった、あつぷり隊長と二人で北八ヶ岳にテン泊。
深夜3時、漆黒の隊長機の助手席に乗り込みロングドライブ370km。
とっても楽させていただきました。
(今回もあつぷりさんより多数画像をお借りしておりますm(__)m)
たしか9時前後。渋の湯からスタートです。

最初からチェーンアイゼン装着です。
予定テン泊地である白駒池までCT3時間程。
時間にも十分余裕もあります。
荷物の重さは15kgほど。年末の小屋泊は14kgほどの荷物を担ぎました。
あの時はスノーシューと水分合計2リットルが含まれていたのに対して。
今回は水分1リットル。
前日までの積雪量と予定山域を考慮し、当日現地にて判断。スノーシューとピッケルは持っていきませんでした。
正直12本歯アイゼンも置いていこうかとも思ったのですが、こちらは念のため。
かわりにテン泊という事で食料とテントの重量がプラスです。
体力的にもこれ以上の荷物は担ぎたくないな~(汗)
登山届提出。

隊長の流れるような作業に毎回感心と感謝ですm(__)m
黒百合平ではなく高見石に向かいます。

ゆる~く優しい登山道。前日までの降雪の影響もほぼなく、トレースもしっかりあります。
とても歩きやすい。
天気予報では今日と明日の午前中までは晴れ予報。
八ヶ岳ブルーを期待できますな~。

年末はあのくらいの沢は凍っていたんだよと、あつぷりさんに話ながら歩いていましたが、年末の時ほど気温が低くないことや、地形等の影響もあってか沢は流れていました。
しかし、しばらく進むとやはり沢は凍っていましたよ。

1時間程歩いたかな。
賽の河原に到着。

自分的には、今回もっとも注意しなければならない場所だと思っています。
大きな石や岩がごろごろしており、中途半端な雪が石を隠して踏み抜きがとっても怖い。

こんな感じでストックで探りを入れながら登ったので、突破するのに思ったより時間がかかりました。
しかしいいお天気です^^d

二人して八ヶ岳の青い空に感激です。
福井の鉛色の冬空とは違うよね~って。
お地蔵さまも防寒していましたよ。

賽の河原を無事通過。
再び樹林帯に突入。
またゆる~く登って高見石小屋到着。

小屋には小屋番さんが一人おられましたが、今日はやっていないらしいです。
高見石小屋は平日は営業しないスタイルなのかも。(要確認で)
当初の予定ではここがテン泊地だったのですが、事前に連絡したところ、おそらく小屋も作業に出払っていて日中は無人かもしれないとのこと。もちろん軽食他、水の補給も期待はできません。
水に関しては雪を溶かして確保も考えていたので別に良いのですけど。
そこでもう少し足を延ばした白駒池の青苔荘にあつぷりさんが事前に連絡してくれ、テン泊おkだったのでそちらに向かいました。
高見石小屋の揚げパン食べたかったな~。
高見石小屋のテン泊地は小屋の真ん前のようで、小屋の佇まい、雰囲気も良く揚げパン食べに、また週末にでも行きたいと思いましたよ。
ここから白駒池まで下り。
森の中は苔が有名みたいですね。

目の前に真っ白な白駒池が飛び込んできました。
なかなか見れない光景にテンションも上がるな~。

前日の降雪が凍った池に積もって真っ白。今日は渋の湯からここまで出会った人は、高見石小屋の小屋番さんのみ。
どうやら二人占めの白駒池になりそうです。

白駒荘。

こちらも白駒荘。

多分こちらが新館だと思います。
2017年大晦日に火事で新館が全焼。今は立派に建てなおされています。
見た感じからもわかるよう、本館、新館とも、とっても雰囲気のある素敵な小屋(ホテル!?)で一度家族で泊まってみたいですね。
しかし我が家は財政的にキャンプだろうな(笑)
我々は白駒池沿いを歩いて、本日のテン泊地である青苔荘に向かいます。

いいな白駒荘♪
青苔荘到着。
12時過ぎ頃だったかと。
大体コースタイム通りでかな。
こちらはテンバから。

小屋番さんが一人詰めておられて、今日は我々貸し切り状態。
青苔荘は事前連絡すれば、シーズンオフの冬は小屋が開くみたい(要確認)
水の補給、軽食も可でした。小屋番さんも好感をもてる良いお兄さんです。
受付を済ませ、サクッと整地してテント設営。
今回最大の目的でも
ジェダイのデビューです。

隊長のBDハイライトと仲良くよりそって(笑)。
スペック的なことは以前に書いたのでそちらを参考に。
一番感じたことは、ポールを内側から立てる仕様なので、ものすごく楽ちん。
居住性については、二人用の広さなので、カミナ(ソロ用)より快適なのは当たり前だし、もちろんクロスオーバーfは論外だな(笑)
あとは今晩使用して結露状況がどんなもんかです。
テントのお値段はその時勢いでポチッたけど、普通なら躊躇する値段だったので、今後使い倒して元をとらねばと設営した時に心に誓いました(汗)
投資には回収が付きものです。
テントの中に、SOLのエマージェンシーシートをひきます。これ一枚で底冷え防止にかなりなりますよ。
あとは荷物を整理して、冬期マット(エクスペド ダウンマット ウィンターライトM)を膨らましていつでも寝れる体制に。
ランチは予定通り、小屋の軽食を。
私は焼肉定食でした。
冬に小屋でご飯補給できるありがたみをつくづく感じます。
しかも、我々二人のためにストーブまでつけていただきありがたい。
ご飯を食べた後は散策。
小屋番さんの話では氷の厚みは60cmほどあり、まず割れることはないらしい。

冬期はスケートもできるそうです。
なかなかないシチュエーションにテンションあがるわ。

八ヶ岳ブルーですな~♪

ISSA隊長(笑)
小屋番さんからの情報で昨日は15cmほどの降雪があった模様。
浮力をおいてきたことを、一瞬後悔もしましたが、まあ無理そうだったら来た道を引き返すだけなのでまあいいか。
なにせ時間には充分余裕のあるプランですし、重い荷物ではありますが、ラッセルも時間をかけてすればなんとかなるでしょう。
白駒池から青苔荘までの池沿いルートはトレースがなく、まあまあ難儀したので、明日は池をショートカットして登山口まで行く作戦。
なので今日のうちに偵察。

対岸が青苔荘ね。
どうやらしっかりしたトレースも見えたし、心配はなさげです。
戻って、池のほとりでまったりしたあと、小屋でココアを。これがまあ濃くて美味かったです♪
その後テントに戻って少し午睡。
夕方小屋番さんの好意でお昼を頂いた場所を自炊場として提供してくださりました。
普段はおそらく解放されていないとは思いますが、今日は私たち二人しかいなかったためかと思われます。
ありがたいです。
晩飯はキムチ鍋。

実は風邪気味で熱はなし、体調も絶好調とはいいませんが、可もなく不可もなくという感じ。
ただのどが痛かったので、多少に殺菌効果と辛さで体のうちから熱くする作戦でもありましたが、今回チョイスした鍋キューブのキムチは私のテイストではなかったです(>_<)

締めのうどんは美味かった。
こうして一日目の予定終了。
気温も年末の本沢温泉ほどの寒さもなく、テンバも風の影響はない。
19時には寝ていたと思います。
午睡の時、足元が寒かったので、夜は薄い銀のエマージェンシーシートを下半身に巻いて寝たので寒さは感じませんでした。
私のシュラフは、モンベルの♯1アルパインダウンハガー。
たしか次女との蝶ヶ岳残雪期テン泊のために、金沢のモンベルアウトレットで購入したものだったと思います。
今のモンベルの気温目安表記とは合致しないのでわかりませんが、(現在のアルパインダウンハガー♯1はリミットマイナス10度)当時の店員さん話だと、残雪期の蝶なら十分対応できる、実際次女は全く寒さを感じなかったと言っていました。ちなみにマットはZライトで。
この日はあつぷりさんによれば、気温マイナス5度はなかったと思うので、次回からの雪山テン泊は、シュラフ二枚重ね作戦でいこうと思います。
寝返りで何度か起きてしまったほかは、寒さで起きるという事はなく、翌日も出発時間を設けない目覚まし無し、のんびりした睡眠となりました。
後篇に続く。
コメクローズです。
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