次女と山に登るときに行動食を二人分、それでいて万が一と思いよけいに買い込んで結局食べずじまい。
そんな行動食の賞味期限が近づいたものが増えてしまい、どうしようか迷っている次第です(^_^;)
おやつとして食べる気にはならんのよね~。
山行の合間にまめに食べていくしかないか。
さて、常念岳のテントのなか、今までの分の睡眠を取り戻せるかと思いきや、これまたやっぱり寒くて、夜中に何度も起きてしまいました。
気温は燕岳よりは幾分ましだと思います。
地面からの冷気も思ったよりなかったのですが、それでも寒いものは寒い。
結局寝不足のまま三日目を迎えることになってしまいました。

時計のログは6時22分スタートでした。
忘れ物無し。
では常念岳に。
コースタイムは山頂まで1時間10分。

これがまあ、なかなかの上りです(>_<)
しっかりコースタイムかかってしまいました。
先に行ってしまえば、この日のスタミナを、この上りでほぼ使い切ってしまった、、、
この後が心配です。
とりあえず頂上から。


これから歩く道。

先は長いです。
記念撮影(*^^)v

今回初日のタクシーからご一緒になったおじさんが、この日は私より先に常念岳に登られていて、山頂で一緒になりました。
その時に撮ってもらいました。
頂上からの眺めは素晴らしいものがあります。
さすが百名山ですね。
では撤収。
蝶ヶ岳に向かいます。
常念岳から蝶ヶ岳まで4時間10分のコースタイムとなっています。
コースタイムで歩けたとしたら、正午には蝶ヶ岳につきます。
当初の予定は、余裕をもって蝶ヶ岳のテンバでテント張る予定だったのですが、もう一息頑張って、徳沢まで下りようと思います。
蝶ヶ岳から徳沢までが3時間。
夕方までには下山できそうです。
燕、常念と寒さであまり寝れなかったので、ここは頑張って標高を下げ、徳沢でお風呂も入ってゆっくりする作戦です。
なので頑張らねば。
頭の中はお風呂にはいることでいっぱいでした(笑)
いざ蝶ヶ岳へ。


この岩場の下りもなかなか。
おもったより早く歩けません。
常念岳の上りで足を使い切ってしまった感があるので、なんとか下りで時間的なものをカバーしたいところなのですが、、、
とりあえず樹林帯まで下りきました。

フリースを脱いで体温調整。
ここからまた上り。
頑張れるかな(>_<)
ふきらばぎがたまらん。

蝶槍が遠い、、、
まだか、、、

一歩足を踏み出せば、一歩分ゴールが近くなる。
まるで修業のような上り。
やがて森林限界をこえ。

槍・穂高がまた見えた。
励まされている気もする。
もうちょっと。

ついた~~蝶槍(*^^)v

ヒュッテまであと1.6㎞の文字が何気にうれしい^^
ゆっくりしたかったのですが、徳沢まで行くので滞在時間は1~2分。
急げー。
横尾からの分岐。

ここから先は、GWに次女と歩きました。
懐かしい。
あの時は、雪の樹林帯を突破し、稜線にでて景色に感動していたのですが、次女は疲れからご機嫌斜めで、景色そっちのけでヘロヘロの私もおいてどんどん先に行ってしまった記憶が(^_^;)
ほろ苦い思い出です(笑)
地味に上りもあったはず。
もう足が動かんのですよ、、、

最後の力を振り絞り蝶ヶ岳ヒュッテ到着。

ここで、初日からタクシーでご一緒し、その後のテンバも同じだった例のおじさんに再会。
常念岳では私が先に下山したのですが、しばらくして追い越され、そのまま。
おじさんは昼食を取っていました。
あいさつし、私はヒュッテでお昼を。
GW同様、おでん定食画像なし。
お腹すいていたから、写真撮るのを忘れてしまった。
ランチを食べて外のベンチに戻ると、おじさんは食後のコーヒーを楽しまれていました。
いろいろ話を聞かせてもらい、おじさんはこのまま、上高地の最終のバスには間に合うように下山。
私は、このまま蝶ヶ岳のテンバにしようか、迷った挙句、やっぱり徳沢まで下りることに。
おじさんとは、今度こそお別れ。
またどこかでお会いするかもしれませんね。
そういって、おじさんは先に下山しました。
私はゆっくり休憩をし出発。
長塀尾根を下るのは面白くないのですが、ほかに道もなくしょうがない。
行きますか。
懐かしの頂上。

GWは風も凄く、次女が激おこで標柱にしがみついての記念撮影だったけ。
過去記事↓
残雪のGW次女との蝶ヶ岳。同じ山とは思えない、、、
妖精の池。

妖精に会えそうには全く思えませんが。
まあまあ、この下りを楽しむしかないか。
蝶ヶ岳ヒュッテでしっかりご飯を食べ、休憩をしたことですっかり回復した私の下山の足取りはなかなかのものでした。
なんせ、さっさと長塀尾根を下ってしまいたい。
今山行ではじめてかも!?紅葉発見。

途中、一旦着込んだフリースを脱ぐときに立ち止まった以外は、休憩なしで歩き続けました。
ヒュッテのお姉さんの話では、徳沢まで足の遅い人だと4時間、速い人で3時間位と言っていました。
3時間と言うと、山と高原地図ではコースタイム表記なのですが、たしかに長塀尾根は無駄に長かった気がする、、、
なかなかつかんな~。
そう思いつつ、見覚えのある急な下り(上りでもある)まで来たところで、時計を見ると思ったより速いペースで下りています。
ラストスパート。
徳沢到着。

時計は14時46分です。
もしやいけるかも、、、


ここでまったりしても良いんだけどな~。
急ぐ旅でもないし。
が、しか~し<(`^´)>最終のバスには間に合う!!
予定変更上高地バスターミナルに向かいます。
もしか、間にあわなかったら、小梨平でもいいんだし、とりあえず歩こう。
頭の中は、徳沢でお風呂から、松本、穂高あたりでお風呂&テントからホテルのベット。
ここに切り替わっていました。
猿が大勢逃げもせず歩いていました。


子ザルは可愛い♪

猿の群れをかき分けて、前へ前へ。
明神。

明神をこして、小梨平まであと半分くらい来たところで、おじさんの後ろ姿を発見。
ここからなかなか差が縮まらなかったのですが、小梨平手前で追いついた。
おじさ~ん!!
と声をかけ、私もバスに乗って穂高まで帰ることにしましたとつげ、穂高駅までご一緒することになりました。
河童橋から。

おじさんにまた、山の話をいろいろ教えてもらい、最終バスよりも早い16時45分のバスに乗り、島々から電車で松本。

松本駅では30分程待ち時間があったので、1番ホームの駅そばを一緒に食べ、大糸線で穂高駅まで。

おじさんは埼玉の方で、スイカを持っていたので、切符買わずに乗車。
私はスイカを使う事は、まずない福井なので切符。
写真の改札に写っているのが、上高地から一緒に帰ってきたおじさんなのですが、穂高駅はスイカ使えないみたいで、入場記録を確認して駅員さんに現金精算されていました。
乗るときは使えても、下車時に使えない場合もあるのですね。
普段使うことないので勉強になりました。
駐車場まで歩いて、今度こそおじさんとはお別れです。
お互い山に登っていれば、またいつか会う事もありそうですね。
北岳とか雲取山とかの話、面白かったです。
この場を借りてありがとうございました^^/
さて今日のお宿。
電車待ちの時間に、スマホでビジホを検索。
穂高に今日のホテルを押さえておきました。
ビジホにつくまでにコンビニに立ち寄り、周辺のお風呂屋さんの情報を聞いたのですが、時間的に何とも言えないみたいで、お風呂はあきらめ、ビジホに。
ホテルには大浴場があってちょうど良かった。
ゆっくり長めにお風呂浸かって、疲れを癒し、この日は寝袋とマットではなく、ベットで暖かく寝ることができましたよ。
こうして、秋のソロ縦走の旅は無事終了しました。
いろいろと反省すべきところも多々ありましたが、すごく良い経験ができたと思います。
総括はまたするとして、とりあえず翌日の旅の最終日編に続くことにします。
ではでは~^^/
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