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Category: 次女と登山テント・小屋泊 > 立山(雷鳥沢~雄山など)

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2014夏山 後編

夏休み帰省ラッシュがはじまったようですね。
地元福井はすっきりしない空模様でしたが、今日は久しぶりに日差しも見えてきました。
やっと夏休みなんだな~って感じがしますよ。



さて夏山後編に入ります。



2日目になる8月9日。
この日は早朝起床、といっても前日早寝したため、頑張らなくても勝手に起きました(笑)
昨日の時点で、明日どうしようかと次女と相談し、雄山に登ろうかと決めてはいました。
しかし、天候は悪化するばかり、まあそこは想定内。
ただ、だからといって雨降りの雷鳥沢で一日テントにこもっているという選択肢は二人の頭にはなく、とりあえず室堂までお散歩することに。
そこで、情報集めて決めることにしました。

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次女は空荷。私は事前に購入したシートゥサミットのULバックに行動食と水、スマホ、財布、カメラ、救急セットを積めて出発。
次女はテンションも高く、あっというまにいってしまいました(笑)

室堂についたのが、そうですね、、、8時になっていたかな?そんなもんです。
思った以上に人がいました。
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調べたところ昼過ぎからは一気に天気が悪くなる予報。
もし雄山に登るなら、いますぐ決断すべきです。
ただ雄山の予備知識は全くなく。ただ室堂から往復で4時間程度でいける。それだけです。
今から上っても昼には戻ってこれます。
次女に聞くと登ると気合十分。

はじめて登山届を書きました。

登山届を書く場所に、受付?スタッフのおじさんがいたので、念のため、小4の次女と今から雄山に登るのですが、どうでしょうか?と聞いてみると、登れると思いますが、ただ寒いので体力的に子供は心配ではありますね。
とアドバイスをうけました。
ここで実は、無謀ですよ、など言われるかと思ったのですが、そんなこともなく。
まずは一の越山荘まで行って、そこで次女の体力見て考えますと伝えました。

では出発!!
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石畳の道が、このように一の越まで続きました。
これなら迷いようがないですね。
ちょうど小5~6年生くらいの遠足か何かでしょうか、団体も歩いていまして、そのことも次女にとって励みになったようです。

一の越山荘でホットココアタイム。
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とにかく寒かったですね。

ここから雄山です。
パッと見たところ、これは本格的な登山ですね。
岩場をガシガシ歩いて登る感じです。
一の越からおよそ1時間ほど。

ここまでは十分余裕をもって登ってこれました。
時間にもずいぶん余裕もあります。
次女にもう一度登るかどうか聞くと、ここも気合十分、登るよ~♪

これはいくしかないですね。
私としては、岩場を登ることや、寒さや風で体力が奪われることよりも、道をロストして遭難したらどうしよう、、、
そんな心配はありました。
ガスも出てきたし(´;ω;`)

ただ一の越から雄山に向けて登る人、これがまたけっこういまして。
みんなこんな天気でもきにしないんだな~と何故か安心。

とにかく無理はしない、それだけ決めて出発です。


途中で一枚パチリと。
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雄山登山途中の写真はこれ一枚のみ。
雨風もあり、私も次女にできるだけぴったり沿う形で慎重に登ったこともあり、カメラを出す余裕はなかったです(^_^;)

それにしても、これはガチ山だわ((´д`))
私は気になりませんでしたが、これには次女もビビって、途中で、もう無理~のギブ宣言。
無理するつもりは全くなかったので、じゃあ戻ろうかというと、それは嫌みたいで、やっぱりもう少し頑張る。
それでまた進むと、もう無理~、、、戻ろうか、、、それは嫌、、、
あと何分でつく?
知らんよ、早く登れば早く着くし、だらだら登れば遅くなるよ。

そのようなやりとりをしながら。

以外に次女のペースも悪くなくて、同じくらいに登りだした40~50前後のおばさま5人とおじさんパーティーのペースにくらいつきます。
途中離されましたが、30前半くらいカップルにあい、今度はその女性の方と大体同じペース位で登り、下山中の人たちに励まされつつ無事登頂できました。

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はじめての一等三角点♪
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雄山神社で500円お納めしてお祓いをしてもらいます。
無事登ってこれて良かった、、、そして下山も無事にできるよう祈りました。
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お祓いは天候が悪いため、神社建物内で行いました。本来は外にある本宮で行うそうです。
そこまで行くのに500円かかるみたいですね。このお祓いのお札?が通行券も兼ねているみたい。
受付で聞くと、おこさんは風も凄く危ないので、できればいってほしくないと言われ、ここは素直にしたがって、次女を建物内に待たせて本宮も拝観してきました。

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真正面からはさすがに撮れません。この角度から控えめに写真を撮らせてもらいました。

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しかしガスも凄いし、風も半端ない(>_<)
神主さんも、明日はここも風速20とか30mになるので、閉めて神社から一歩も出れなくなります。と言っておられました。

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ここには映っていませんが神社建物内はかなりの人出でぎゅうぎゅうです。
中ではカップラーメンも売られてたりします。

では急いで撤収。
下りはあやまって転げ落ちたりしないか、それが心配でしたが、これが意外にいける。
次女も途中、もれるもれる急げ~とかなりのハイペースで、50分はかからず、40分位かなとにかく一気に駆け下りました(笑)

一の越山荘でトイレ休憩、そして命のホットココアタイム。
お山価格の200円のカップココア。
世の中には美味しいものはごまんとありますが、ここで飲んだココアはそれらの御馳走の数々に決して負けていませんでした。
生き返る~、、、そんな贅沢なココアでしたね(笑)

雄山を登ったことで、一の越から室堂の下山はもう余裕です(∩´∀`)∩ワーイ
もはやお散歩みたいなものと父子ともどもレベルアップした気分でした(∀`*ゞ)エヘヘ

室堂に戻りレストランで昼食。
画像はないけど氷見うどんは美味かった。

雷鳥沢にもどり、そのままヒュッテでお風呂、これも贅沢なひと時ですね。冷え切った体を癒します。

テントに戻ったのが14時過ぎくらいかな、このあとは着替えて、ザックに荷物を積めるものは積み込み、いつでも撤収できる準備をします。そのあとは、またも動画見たりとまったりすごしました。
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レインウェアを干します。

天気は悪くなるばかり、しかしテントはどんどん増えていく、、、
みなさん天気はあまり気にしないのですね、まあ我が家がそうでしたからね(^_^;)

このあとの夜は風が凄かった、、、
台風が近づいている、まさにそんな感じ。
次女はすでに爆睡、私はテントが飛ばされるんじゃないかとドキドキ。
たまにフレームポールがゆがむので手で内側から押さえていましたよ(>_<)
この風は四国カルスト姫鶴平でキャンプしたとき以来です。

そういえば、あの時も次女と父子キャン、、、

次女は雨女どころか、もしか、、、

嵐を呼ぶ女!!
次もそうだったら、もう間違いないですね(笑)



そのうち私も寝てしまっていました。


翌日早朝4時起床。
雨風はすっかりおさまっていました。
安心したのか二度寝、一時間後やべっと起きて確認。
あいかわらず雨風なし。
これはチャンスです。次女を起こして急いで朝食。
撤収です。

また大荷物しょってこの階段を上がるのね(;´д`)トホホ…

天気が良ければもう少しいたかった雷鳥沢。次女も晴れたらもう一泊したかったといっていましたよ。
階段を上りつつ、次女と意見が一致したこと。
雄山登るより、雷鳥沢から室堂戻る方がつらいよね(´;ω;`)
これは同じ気持ちの人がほかにいると思いますよ(^_^;)
階段しんどい~(つд⊂)エーン

室堂に戻る途中、一瞬遠くに見えた青空。
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画像ではおもったより青くないですね(^_^;)
富山平野が晴れているのが分かりました。


バス、ケーブルカーと乗り継いで立山駅に。駐車場に向かいます。
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八月末までかな(要確認)大人一人にたいして子供一人分の料金が無料になるキャンペーン中なんですよ。お得♪
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2014二泊三日の立山テント泊が終わりました。
とにかく無事に戻れてホントに良かった。
父子ともども大きな財産になった、そんな山旅だったと思います。
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ちょっとよれよれになってしまった(>_<)

つぎは晴れの立山を見に。
今年はないな、また来年行ってこようと思います。
次は雄山~大汝山~富士の折立の縦走をえて雷鳥沢にもどる、そんなプランを妄想中です。
ではでは、今年の夏休みは忙しい。
このあと深夜より家族でさくっと避暑地に行ってまいります。
なんか自転車ブログではなくなってきましたね(笑)
ではまた~^^/
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Category: 次女と登山テント・小屋泊 > 立山(雷鳥沢~雄山など)

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2014夏山 前篇

う~ん、、今年の夏休み天気悪いっすね(´;ω;`)
後半も雨模様。
夏らしい感じがない、なんかダラダラしてしまいますねぇ。




では夏休み前半戦のおでかけ。
夏山テント泊続きになります。


何度もブログで書いてきたとおり、ガチ登山、しかもテント泊をする計画を進めてきました。
予定は8月9日、10日の一泊。
ここを8月8日に有給申請をだし、週の頭におkが出て、8月8日、もしくは9日出発と余裕が持てました。

が、しかし、、、
この週末は雨、、、
しかも台風が近づいているという最悪のコンディションです。
私としても、テント泊するつもりだったので、ほかの日取りを選定するのも難しく、予定日でなんとか行きたい、、、
しかし白山は確実に雨。
雨と分かっていて荷物背負って山登るのは気が引けます。
そこで白山以外で初心者でも山テント泊が容易な場所を考えました。
そこはテント場までなら一時間弱でつきます。
しかも天気は曇り一時雨もしくは時々雨の予報。
白山より少しだけ台風から離れている分、完全な雨ではないみたいです。

そこなら、ガチ登山できなくても、テント設営して雰囲気だけは味わえる、、、
雨風で行動が大きく制限されても、撤収が容易だろうと。
目標が定まりました。

それで迎えた8月8日。㏂3時起床。
しかし天気予報は雨に変わっていました、、、
あきらめかけたのですが、次女がどうしても行きたいといったので、とりあえず向かうだけ向かって、無理そうなら諦めよう、そういう結論に至り出発。

目的の場所につきました。
駐車場に車を停め、切符を買います。
そう切符です<(`^´)>

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ケーブルカーで一気に駆け上がります。
そこからバス50分。

もうお分かりですね。
立山に来ちゃいました(∩´∀`)∩ワーイ

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こんな天気に物好きな、、、
そう思わんでもなかったのですが、これが意外に駐車場に車停めたときから、それなりに人がおり。
また切符買うときにも、なんとなく自分の予想では、天気悪いですからやめた方がいいですよ、な~んて言われるかなと思ったのですが、全くそんなこともなく。
あ、ふつうにいけちゃうんだ、そんな感じでした。

室堂は小雨でした。
これなら、、、
来て良かった~♪

ほんとあきらめたんです、私はね。しかし次女が絶対行きたいと。
というのも、新しいレインウェアと靴、これが履きたかったんですね。
こういったところは子供ですね(笑)
気持ちはわかります><


室堂から雷鳥沢キャンプ場までおよそ50分。
しばらくして歩くと「みくりが池」
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そこまでの道のりはおよそこのような石畳の道で滑りやすいですが、迷う事もなく歩きやすいです。
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ザックカバーをかけると背中に黄色のおにぎりを背負ったようで笑えます。

私も背中に15kgほどの荷物を背負って歩いたわけですが、これが予想以上にしんどい(´;ω;`)
いつかは信越トレイル、、、そうは思っていますが、こんなことではとても無理でしょうね(;´д`)トホホ…
自転車とははるかに違います、肩が痛い、、苦痛すら感じますよ(>_<)

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室堂から雷鳥沢までは基本下り基調なので、多少は楽です。
帰りのことを考えるとぞっとします。

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それにしても景色は悪くない、いや天気は悪いが、初めて(多分)みる立山室堂平からの風景にむしろ感動です。
これで晴れていたなら、さらに素晴らしかったのでしょうね。

雷鳥沢が見えてきました。
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キャンプ場が見えたことで父子ともどもテンションが上がります。

下りは滑りやすいので慎重に。次女はビビり気味です。
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着きました。雷鳥沢キャンプ場。
こんな天気でもテントはちらほらとあります。
管理棟兼金沢医大夏季診療所で受付。
受付の方に、たくさん人がこちらの方にむかってましたか?と聞かれました。
それほどいなかったというと、例年、この日くらいから人が増えだすのですが、今年は天気が悪いからでしょうねと。

ドマドーム君、キャンプ場での初設営です。
しかし雨も降っているし、急いで設営したので写真撮っている暇はなかったです。
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とりあえず早めの昼食。

ドマドーム君、その真価を発揮した瞬間です。
雨でも土間部分で煮炊きができるという(人´∀`).☆.。.:*・゚
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ハムステーキに尾西の焼き飯。

アルファ米ってやつをはじめて食べたのですが、美味しくはないですね。しかし美味しくなくとも美味しい。そういった感じです(笑)

近場散策。
雨も本降りではなく、降ったりやんだりです。
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私が設営した場所は、水場の近くの周りより高い場所です。
テント設営場所選定の基本的なことを書かなくても、いろいろ調べれば分かりやすいものが見られると思いますので、そちらなどを参考に。
前日にテントが張られていたであろう場所で、水たまりができていなく、しかもできるだけ周りより高い場所。水はけが良さそうな場所を選びました。
選定が良かったのか、終始テント周りが水浸しになるというようなことはなかったです。

ここ雷鳥沢キャンプ場は、場所によってはテントが水に浸かるような場所もあるので注意が必要ですね。
実際に水没しているようなテントもちらほら見受けられました。

橋を渡り。
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振り返って雷鳥沢。
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キャンプ場から見えた雪渓へ。
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これ以上はやめよう。
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夏に雪の上を歩くこの不思議。
次女は大喜びでした♪

このままどんどん進んでいけば、どうやら剣御前に向かうみたいですが、スキルも装備もないし探索終了。
何人か登って行く人たちとすれ違いました。

キャンプ場に戻りしばしまったり。
時間はまだ13時にもなってなかったと思います。
早めに近くの雷鳥沢ヒュッテにてお風呂(600円)。
とっても贅沢な時間ですね。
テントに戻り、特にこの日はすることもなく、スマホで親子で動画鑑賞したりと、それはまた貴重な次女との時間を過ごしながら、夕飯食べて早めの就寝でした。

雨で散歩も遠くまでという気にもならず。
雷鳥沢は基本電波が届くので良かったです。LTE時々3G、一時つながらない、そんな感じでした(笑)
たまにはこのようなキャンプもあって良いでしょう(∀`*ゞ)エヘヘ

天気が良かったら星とかも素晴らしかったのでしょうね~
またリベンジです。

それで翌日はなんと、、、
まさかの登頂になるとは(゚д゚)!
続きます^^/
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夏は好きですが暑いのは嫌い、寒いのはまだ耐えれる方ですが、寒すぎるとダメ、適温の幅が極端に少ないんです。。

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