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Category: 次女と登山テント・小屋泊 > 槍ヶ岳(小梨~殺生~槍ヶ岳)

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2017夏・次女とのオプションプラン発動!! 後篇

日焼けの後は水ぶくれになったり、かゆかったり、、、
良い子のみんな、
ちゃんとUVケアしなきゃダメだぞ。


さて、いつものごとく夜のテンバの風景も夕日も(こっちは多分なかったはず)見ずに爆睡、、、
というわけでもなく、新しく導入したULマットが極薄すぎて何度も目が覚め、イマイチ乗り切れないまま朝を迎えてしまいました。
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ちょっとわかりにくいかも知れませんが、こんな感じの岩なんだもの(;´д`)トホホ…
ある程度は平たくなっているとはいえ、ごつごつ感満載でした。
マットってやっぱり大事です。

朝食はアルファ米の赤飯とスープかき込んで出発。
寝不足だが割と調子は良さそうだ。
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御来光アタックしているかと思われる登山者とは、気持ち時間のずれがあるので渋滞は少なくて済むと踏んでます。

110肩。
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110歩ってことでいいのかな!?

まずは山荘まで。
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すでにかなりの人出が。
時間忘れたのですが、多分6時~7時位(おおざっぱだな)
お盆シーズンの槍様はやはりかなりの人気です。
小屋で次女のメットを借ります。
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v( ̄Д ̄)v イエイ
500円なり。
涸沢で借りたときは1000円だったと思うのでかなりお安いですね。
ではでは行きますか。
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渋滞しているのがよく見えます。

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下から見た感じでは、正直生意気かとは思いますが、楽しょーだなって(^_^;)
思ったより穂先までの距離はなさげで、奥穂に比べたら余裕かもと。

登りだしてすぐに渋滞に。
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人がたくさんいる事、渋滞であること、が、逆に急かされる感もなく次女にとても良かったです。
振り返ると、、
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渋滞は頂上まで続きます。
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ただ、次女の身長ではちょっとが足りなくて、足の置き場に難儀することも。
途中一か所だけお尻を押し上げて登った箇所もありました。

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待っている間は寒い(>_<)

う~ん、やっぱりなめてると痛い目に、いやそのくらいでは済みそうもありません。
ハシゴは実は苦手だし、調子こいてましたが、やっぱり奥穂より怖いかも((((;゚Д゚))))ガクガクブルブ

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ラストのハシゴは角度が尖りすぎやろ(>_<)
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次女はスイスイ。
私は地味にビビっておりました(^_^;)
ハシゴで先が見えないところは、先に登った方が、状況を次の方の伝えるようで、もれなく私たちもそのように。
スペース一人分あいたら、一人どうぞー的な感じに。

というわけで無事に山頂v( ̄Д ̄)v イエイ
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当然山頂も渋滞中。
ひとり1カット位の写真かな。
ついにきたな~。
後のソロのおじさんが撮ってくれました。

(∩´∀`)∩ワーイ槍ヶ岳登ったったぞ~♪
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なんか足元がオネエっぽくて変だな(^_^;)
跡がどんどんつかえているので、もちろんやり直し効かない一発勝負。
もうちょっとかっこよく行きたかったのですが、、、
なので、少し進んで次女に撮ってもらいました。

渾身の、、、
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やりっ!!
隊長、こんなんでいいすか(爆)

まっ、なんかあっさりしすぎた感もありますが、槍ヶ岳無事登頂です。
次女とついに登ってしまったよ~。
次女も満足げな笑みを浮かべています(笑)

あれが表銀座縦走路。
次女と歩きたいのですが、、、
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ここは難しいだろうな~。

もう少しゆっくりしたい気持ちもあったのですが、人気の槍、しかもお盆シーズン。
ワンカット取ったらそく撤収が暗黙のルールのようです。
下りる方が危険だと思うし、まだまだ気は抜けませんよ。

ではでは。
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まだまだ中一だし、ちょっとが小さいので下りも次女は大変そうです。
渋滞を作ってしまいましたすいませんm(__)m
でもまったく動けないとか、そんなんではなくて、さくさくっと下りれない程度なので許してやってくださいね。

無事に穂先からの帰還。
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次女の笑顔がはじけて良かった♪
ありがとうね^^

では小屋にメットを返却して撤収。
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あ~あ、槍様登っちゃったね。
これで次女との山行に一つ区切りとなりました。
来年は二年生だし、部活も本格始動。
今度こそ、山に付き合ってくれることはなさそうです。
次女は里山位ならダイエット目的でたまにならいいよとは言ってくれますが、遠征はないな~っと。
しゃーない、わかってますよ。
そんな次女がぽろっと、、、
「北穂と、あとジョッキパフェは食べたかったな。」だって。
その一言にすかさず食いついたのですが、さすがにものすごく暇で休みがあったらねって。
なんか期待薄ですな、やはり。
まあ来年再来年はなくても、もっと大きくなってから思い出したかのように、いっしょに山登りできることを夢見つつテンバに戻りました。

テンバに戻るとテントはほぼほぼなくなっていました。
皆さん昨日のうちに登ったのでしょうかね。

それで今回導入したULマット。
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山と道 ミニマリストパッド53g
こいつにサーマレストの座布団を腰のあたりにひいて、足元はザックの上。
これで十分いけるんじゃと思ったのですが、、、
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この薄さ。
やっぱりうちのフローリングの上と外では全く違います。
ちなみに小梨での三日目はミニマリストパッドで寝たのですが、地面が土でもやっぱりっちょっとした小石でも気になって、これだけでは私には厳しいものが、、、
やはりあいつを併用するしかなさそう、、、
またポチポチポチーってなるやないか(^_^;)
まあそれはまた今度だ。

ではでは撤収。
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下山の次女は速い。
はやく長女と遊びたいらしい。

ババ平。
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このテントの案内板が素敵だな。
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計画通り、お昼近くに槍沢。
ランチはやっぱり牛丼。
しかしこれが殺生ヒュッテのものより小さめ、足りなかったのでカレーまで食べてしまった(>_<)
これで今回の山行で消費したカロリーがパーになった気がする。
ちなみ次女は焼き鳥丼。
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関係ないとは次女もいっていたが、これ食べたあたりからお腹が痛くなったらしく、次女が不機嫌モードに((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
しかも下山はつま先が痛いらしく、半年前よりさらに足が大きくなったようだ。
今回ぶっつけ本番だったし、山登れてなかったから気が付かなかったよ。
ちゃんとした登山靴選ぶ?
と聞くが、さすがにのってこなかった(^_^;)
やっぱ山卒かな。

横尾で大休止。
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割と本気でお腹が痛いらしくトイレにこもっていました。

徳澤ではもちろんソフトクリーム♪
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でも次女はさらにお腹痛くなるの嫌だからとジュースにしていました。

多少は回復したようで、ここから小梨まではガチモードで歩くとのこと。
まだまだ次女に負けませんが、しっかり食らいついてきました。
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お疲れ様でした~(*^^)v
15時半前には無事帰還。
ありがと~、とおちゃんはいい思い出ができましたよ♪
次女も奥穂の次に良かったとのことで、まあ合格点かな。
ほんとにほんとでこれが次女とのラスト山行になるかもしれませんが、たまの文殊山はガチ走りで脂肪燃焼しましょうね。
でもって北穂もさりげなく来年いけますように。
これは期待せずに(笑)

というわけで次女とのオプションプランは無事成功でした。
ではまた~^^/

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2017夏・次女とのオプションプラン発動!! 前篇

うう~。。
おじさんの夏休み終るよ(;´д`)トホホ…
今日は縁側でお茶でもすすりながら、この一週間の回想シーンをエンドロールしながらすごそう、、、
縁側ないんだけどね。



さて我が家の上高地キャンプの二日目は、予定通り次女とのオプションを敢行します。
初日は全身全霊をかけて体力の回復に努めただけあって、仕上がりは8割くらい。
んっ!?
昨日と変わらんてか!?
そうだな~、あんまりよくはないんだけど、別に支障があるような感じではないです。
気持ち的に仕事モードだけはすっかり抜け、バカンスモードには突入しました(笑)
ここが一番大事なのです。


早朝3時半すぎに起床。
昨日のうちに小梨食堂でパンとミニッツメイドの朝バナナ1/2を仕入れておいたのでそれを食します。
朝早いので嫁さんを起こすつもりはなかったのですが、起きてきてスープを作ってくれました。
感謝です。

4時25分スタート。
次女も調子は良いようです。
というのも、初日はテント設営後長女と周辺散策した後に時間を持て余し、テントで寝てる私を起こして、ひまや~、どっかいこっさ~、焼岳なら今からでも登れるんじゃ!?
などど体力が有り余っている様子。
なんだかんだと気合が乗っているようです。

小梨キャンプ場をでてすぐ、先行者がいました。
そのおじさん(60過ぎ位)は休憩して看板を見ています。
なんと、、、
自転車に乗って。
チープな折り畳み自転車に乗って、いったいどこに行くんですかね。
そもそも、、、
上高地バスターミナル以降は自転車乗り入れ禁止のはず。
30リットルほどのザックを担いでいたし、そもそもヘッデンがまだ必要なこの時間帯に業者さんとか関係者ということはないと思います。
徳澤まで行くのか横尾まで行くのか、ただの散策なのかはしれませんが、このていどの林道歩きもできないような体力なら山なんぞやめちまえ。
って言いたいですわ。
そんなえらそうなこと言えるほどの経験も実力も知識もないですが、常識は守っていきたいものです。

気を取り直して。

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朝焼けが美しい。
きっとこの素晴らしい朝焼けを山頂やテンバ、小屋、登山道で見ている人たちがたくさんいるんだろうな。
テンションも高まります。

明神でペットボトルのお茶購入。
次女は調子も良いみたいで休憩もさせてくれません。
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迂回路になっていました。

徳澤到着。
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昨年はここを通った際、雑誌のインタビュー受けたのですが、結局その雑誌に載ることはなかったです。
山雑誌ではないのですが、言えばわかる月刊誌で、春先からチェック入れていましたがどうも企画自体がボツったようです(>_<)
全国誌デビュー無念(笑)
徳澤ではOPP対策を次女共々。
男子トイレの方が大待ちがあって、開いた洋式に入ったら紙がなく、いったん撤収。
TPもって再たび列に並んでトイレ休憩で20分ほどかかりました(爆)
私の前後の方で大された方がどうやって拭いたのかは謎だ(^_^;)

少しでも重い荷物を担がず済むよう、水の補給は次のポイントまで。

横尾到着。
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コースタイムは約3時間位ですが、2時間半かからず。
徳澤停滞がなかったら2時間位でここまで来たのだと思う。
次女の気合いの入り方に秘かにびっくりです。

さて分岐になる横尾。
穂高に行くのか蝶に登るのか、、、
そんな我が家はこちら。
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ついにこの日が来た。

槍ヶ岳。

まさかね、あの穂先を目指す日がくるとは。
おそらく次女との山行はこれがラストになる。
そんな集大成に槍を持ってこれた事。
素直に次女に感謝です。

なんだかんだと今迄北アの山は次女と登ってきました。
焼岳、西穂独標、立山、蝶ヶ岳、奥穂、、、
2014焼岳のとき、次女はまだこんなにも小さかったんだな、、
私もこの時はまだ、年に1~2回の登山イベントとして登る程度で、その後これほど山にのめり込むとは思ってもいなかった。
そんな私も山にがっつりはまって丸二年と二か月が過ぎました。
ここまでくると、槍ヶ岳も私にとってはただの通過点で、もう一段階次のスッテプを踏む山となり、次女とは一つの区切りの山でもある。
考えたら少し切なくもなり、だが次女の成長も感じてきたわけだし嬉しくもあります。

そんな私のノスタルジー色な気持ちをまったく意にも介さず、次女はサクサクと歩くんだなこれが。

まあいい、とにかく槍見河原。
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今日初の槍様にテンションあがります。

ここは二の股。
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前日に地図を確認し、槍沢まではおそらくゆる~い沢筋を登って行くのだと思っていましたが、まさにその通りでゆる~い感じで楽ちん。
また沢がとっても綺麗で素敵です。
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槍沢小屋ではコーラ補充。
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ここからは地味にきつくなっていきますよ~。
次女にもとりあえず時間にも余裕はあるし、ゆっくり休憩しつつ歩こうという事で一致。
次の休憩ポイントババ平まで。
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トイレ休憩して出発。

少しずつ次女にも疲れが出始めてきました。
ここまでは急な上りもなかったのですが、距離的にはそうだろう、横尾までが11㎞ですから、13~4㎞ほどは歩いてきたのだと思います。
無理することもなく、ゆっくりと。

夏道が出ているので、雪渓を歩く場所はほんの少しでしたが、個人的には夏道より雪渓歩いたほうが楽なんじゃ!?
と思っていました。
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すぐに夏道合流。

イチゲちゃん発見♪
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天狗分岐。
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さすがに疲れてきました。
私は体調の割にまだ余裕があったのですが、次女はお疲れモード。
しかしここは次女のペースをきっちり守ります。
頑張れとかは言いません、あんまりいうとおこになりますからね~。
むしろどんどん休憩しようと言った方がいいのです。
すっかり次女との山行のコツをつかんでいるのです(笑)

世の中の子連れ登山者の皆さん。
わりといまのところ大事だと思いますよ~。
頑張りたくない気持ちをせっつく必要はないのですよ、どうせ自分の足で歩くしか登ることも帰ることもできないのですから。
本人が一番よくわかっていますからね。
そんな次女も愚痴を言う事もなく。
ていいますか、割と何にもの登山者抜いていますから(もちろん抜かれもしますが)疲れてきたと言えども決して遅くはありません。
少なくともコースタイムはしっかりキープです。

槍様に向かう道のりは激しさを増し、途中の水場の沢で頭をがっつり洗ってやりました。
私も復活です(笑)

最大ズーム!!
あれが今日のテンバ。
殺生ヒュッテだな。
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まあ小屋が見えてもまだ長いんだな(^_^;)
この位まで来ると、次女のペースが上がってきました。
や、やるな、、
槍が見えると次女のテンションが上がりますからな~。

播隆窟
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ほんとは笠ヶ岳登ってから槍ヶ岳に登るつもりだったのですが、、、
笠ヶ岳、、、
笠新つらそうなんだもん(汗)
そ、そのうちね、いつか登ります(^_^;)

播隆上人に思いを馳せ。

もう一息だ。
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まっとけよ~。明日だけど。

殺生小屋到着。
12時50分。
コースタイムで9時間半か10時間か、その位だったのですが、8時間27分でつきました。
なかなかの長丁場。
次女も頑張りました。

二人で話をしていて、13時までに殺生なら槍ヶ岳山荘までいってテント張る、もしいっぱいで張れなかったら殺生戻るかと話をしていて、一応13時前だったし山荘までいっても良かったのですが、疲労もあったし割と次女より私の方が疲れていたので、殺生にテントは張ることに。
受付してテント張る前にランチ。
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牛丼1000円。
これがまあ美味しかった。お腹すいていたこともあったので3割ましかもしれませんが生き返りましたよ。
次女はなんだかんだとカップヌードルをチョイスでしたね(笑)
設営前だしまずはコーラで。
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飯食ってる間に、ばんばんテン泊者やってきてちょっと心配になったので、さくっとわたしだけ牛丼かきこんで設営をしに。
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テンバは岩なのでペグは必要ありません。
地面の岩が大きく寝心地はイマイチそうでしたが、ちょうど平らなところが小屋近くにあり、迷わずそこに設営。
安心の。そして一番大好きなテントドマドーム君。
この後ドンドンテン泊者増えてきてテント張る場所もうないんじゃないかと思うくらい。
殺生小屋のテンバは60~70張り位だったと思うのですが、ほんとに快適スペースは限られているので(実質半分の30張くらいかも?)槍ヶ岳山荘向かわなくて良かったです。
皆さん狭いスペースをやりくりしてうまく張っていました。

ひとしきり落ち着いてから本日の一本目。
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お疲れちゃんでした~(´∀`*)ウフフ

17時すぎ明日の水を購入しに小屋にいったら、こんな時間でもテン泊者がやってきてテンバは開いてますかと。
これも50~60過ぎのおじさんでしたが、受付の人(多分小屋の管理者)が開いてますと言うと、ヘリポートに張っていいかとたたみかけるように質問して、即座にダメだと言われていました。
そのおじさんは、食い下がってどこのテント場も17時過ぎたらどこ張ってもいいはずだと言っていましたが、それでも小屋番さんがだめだ、まだこの後暗くなってからもやってくる登山者もいるかもしれんしダメなものはダメだと。
その後おじさんは、あきらめてどこか探してテント張ったのだと思います。

多分、このおじさん、いやおっさんはやり取りから推察するに、確信犯でどこのテンバでも同じように遅くにきて張れないからヘリポートだの小屋の前のスペースだのに張っている輩なんだと思います。
そういうの分かっていて山行計画たてているんでしょうな。
聞いていて見苦しく気持ちの良いやつではなかったわ。
自転車といい、テンバの事といい常識は守っていきたいものです。

またまた気を取り直して。
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槍にガスかかったり、またそのお姿を見せてくれたり。
雨が降ることはなく、日がさすと暑いのですが、日がさえぎられると寒い、、、
そんなテンバで槍様を飽きることもなく眺めて。
晩飯は袋麺と棒ラーメンのラーメン祭りで、これがまあマズイΣ(゚д゚lll)ガーン
最近は小屋飯を取り入れて少しでも温かく美味しいものを食べたいなと。
け、けっして荷を軽くしたいからとか、飯作るのが面倒とか、そんなんじゃないんだからね(汗)
あらためて実感した、そんな晩飯でしたね~。
次女もくそマズって不機嫌でしたし、すまんな。

暗くなるとガスも濃く、夕日を見れそうもなったので就寝。
明日は気合入れまっせ!

後篇に続きます。

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Category: 次女と登山テント・小屋泊 > 燕岳(燕山荘泊)

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今年も次女と残雪の北アに行ってきましたよ。後篇

長い付き合いになる足の裏のうおのめが、指や手の甲にもうつったので、この際治してしまおうと皮膚科に通っているのですが、なかなか時間がかかるみたいで。
皮膚の薄い手の甲は治療数回でずいぶん治ったのですが、看護師さんの話では、足の裏のものは時間かかりそうですね~って。
最低1年は覚悟した方がいいみたいです。
はやく治らないかな~(>_<)



さて続き。

小屋に戻ってからほぼほぼ寝てたので、いったい何時に本格的に眠りについたのかわかりません。
おとなりは私と同じくらいの年齢の夫婦の方で、その旦那さんのいびきがうるさかったのは覚えています(^_^;)
それで次女に聞くと、私のいびきもかなりのものだったらしく、間に挟まれたお隣の奥様はさぞかしうるさかったであろうかと思います。
申し訳ありませんm(__)m
山で泊まる以上、小屋であろうがテントであろうがいびきや話し声は避けては通れないと思うので、耳栓はあった方が良いですね。
いびきをかいて寝ていた私が言うのもおこがましいのですが、しっかり準備していきましょう(^_^;)

朝食は5時、5時45分、6時30分の三回に分けられており、夕飯と違って、どの時間でもおkでした。
この日の日の出は5時ごろらしく、私たちは5時45分狙いの朝食。
夕日は見れなかったので、御来光はちゃんと見よう。
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たくさんの人たちが御来光を待っています。

遠くに富士山も見えます。
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そのうち御来光が。
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今日も良い天気になりそうです。
素晴らしい御来光でしたが、やっぱり一番印象が強いのは、次女と登った三の峰で見た御来光。
ここは次女と意見は一致です。

朝食はこんな感じ。
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まるでふつうに家で食べるような朝食。
テント泊の朝食ならそうですね、、、アルファ米とかラーメンとか、そんな感じですから、まったくもって幸せです♪
とても美味しかったです。

食後はちゃちゃっと準備して下山。
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一人一畳のスペースとお布団が保証されたのなら、テント泊よりも小屋泊の方が良いかも~(笑)
だって撤収もそうですが、ご飯の準備もしなくていいし楽ちんですから(^_^;)
そう思わせられた良い小屋泊でした^^

記念撮影。まずは燕山荘前。
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槍様を遠景に。
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コマクサの時期にまた来たいですね。
燕岳というよりも燕山荘目当てで(笑)
良い小屋泊になりました。

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昨年秋にこの稜線をずっと歩いたことが思い出されます。
この時期でも大天井岳まで行かれる人もいるようで、もう少しレベルが上がったら、私も行ってみたいと思いました。
あの山にも、きっと誰かが今日も登っているのでしょうね。
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私にはまだ10年早いです(^_^;)


慎重に慎重に。
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ピッケルでも良かったかな。

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下山するのがもったいない位の天気ですな~。

上りではあんなに時間がかかったのですが、下りではあっという間で合戦小屋。
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テント泊者も一組いました。
とりあえず、ここまでくればちょっと安心です。
まだまだ気は抜けませんが、滑落の危険度はぐぐぐ~っと下がります。

次女も良いペース。
下りはやっぱり好きらしい(笑)
第一ベンチまでアイゼンつけていようか迷ったのですが、第二ベンチでアイゼン外しました。
アイゼンを外した第二ベンチで休憩したので、あとはさくさくっと下りちゃいます。

第一ベンチで休憩している郵便局の方。
燕山荘にポストあったけか!?
コスプレではないですよね!?
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かっこよかったので写真撮らせてくださいとお願いすると、画像は好きに使ってくださいとのことでしたので、顔出しで(笑)
お仕事ご苦労様です。


もうちょっと~。
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無事下山。
休憩込2時間半かからずでした。
登山口でザックをおろして次女に見ていてもらい、私だけ車をとりに。
中房温泉駐車場に停めなおして、着替え持って中房温泉湯原の湯に。
燕山荘で割引券もらったのですが、勘違いしていて、登山口すぐよこのお風呂は、燕山荘とは関係ないみたいですね。
燕山荘グループは有明荘でした(^_^;)
中房温泉湯原の湯は、殺生ヒュッテなどのグループです。

今回の父娘残雪の燕岳は、次女も昨年の蝶ヶ岳テント泊と違いめちゃめちゃ喜んでくれてよかったです。
やっぱり天気が良かったのが一番かな~。
昨年はテント設営したあとからずーっと雪でしたから。
小屋泊も寒くないからと、次女も気に入ったようです。

夕飯の時、燕山荘グループ代表の赤沼氏が御挨拶にと、映像を踏まえてお話をしてくれました。
その中で、特に子供にはたくさん山に登ってほしいといっておられました。

学校の授業は聴いたり書いたりと覚えること主体ですが、山では自らが感じる事、感性を育てられるから。
山に登っていると、しんどいな、まだつかないのかな、もうやめて下山しようか、、、
そう思う事たくさんありますが、ぱっと開けた稜線や頂上につくと、気持ちが昂揚し重い荷物のことが忘れて元気になる。
そういったことがないかと。
そのような経験は自分の足で登ったものにしか味わえないもので、そんな体験をたくさん積ませてあげてほしい。
こんな感じだったと思います。

合戦小屋から合戦の頭まで上り、ぱっと開けた稜線。
そこから見えた槍ヶ岳と北アルプスの山々を見た次女がまさにそんな感じでした。
一気にテンションが上がり元気になりましたから。
次女も、つきあいで仕方なく登っているんだか、ほんとに登りたいんだか分からない感じですが、たまについてきてくれるのは、こういった経験をし、何か感じるものがあるからなのかもしれません。
私はと言えば、そんな次女が楽しそうに山に登っている瞬間を見るのが嬉しいのですよね。
私の感性も次女といっしょに育っているのかな~と思います。

これから部活も本格化し、次女も忙しくなり、山にいっしょに登る機会は限られてくると思いますが、タイミングが合えば北アルプスのどこかに登りたいな。
そしていっしょに感動を味わいたいです。

この後は、私の登山靴を買いに、松本の石井スポーツに。
テント泊装備を背負った縦走用として、カチッとした靴が欲しかったんですよね。
まえに同じ松本スポーツで冬靴のセライGTXを購入したとき、購入予定の靴は決めており、ばっちりためし履きもしてありました。
それで、買ってから福井に帰るつもりでしたが、残念なことに、石井スポーツ松本店には、すでにその靴はなく、、、
松本パルコ内の好日に見に行くと、お目当ての靴があったので買ってかえりました。

その後は、白馬のノースフェイスグラヴィティによって、これまたお目当ての商品、試着。
お買い上げ~です(´∀`*)ウフフ
山に登ったし、がっつり買い物もしたし、仕事のストレス抜ける抜ける(笑)
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次女はこの建物がおシャンティ、こんな感じのうちに住みたいと言っていました。

あとは安全運転で福井まで。
またも次女と良い山旅ができ感謝です。
とっても楽しかった~♪
夏休み、また次女が北アに付き合ってくれること願って。
それとなくリビングなどに登山雑誌を置いておく作戦決行しようと思います(笑)

今年も次女と残雪の北アに行ってきましたよ。後篇おわりです。
ではでは^^/

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今年も次女と残雪の北アに行ってきましたよ。前篇

GW明け2日がたちました。
まだまだ遊び足りない気がして。
五月病ってやつかな~。
いやいや、そう考えたら年中五月病やわ(笑)


さて、そんなGW後半戦は残雪の北アルプスに次女と行ってきました。
どこかと言うと~。

北アルプスの女王燕岳です。
ここって残雪の北アでも初心者向けなんですよね。
私と次女にはばっちりです。

今回はテント泊ではなく、小屋泊にしました。
だってさ~。
テント泊装備重いんだもん(^_^;)
決して、あつぷり隊長といった赤岳の時に、テント泊装備が重くて赤岳鉱泉までしか行けなかったつらい思い出があったからではないんですよ~。
次女に少しでも楽させてやろうという親心です。
うん、そういうことにしよう。

まあとにかくだ、3日19時ごろ福井発。
糸魚川まで高速でそのあとは一般道で。
4日0時過ぎごろには中房の駐車場に着きました。

前に燕岳から縦走して上高地に下りたときは、ここまで穂高駅近くの駐車場からタクシーで登山口まで来たので、駐車場の具合がよくわからなくって。
夜だったこともあり、とりあえず駐車場はこっち的な看板(たしか)に従って、一番奥まで行き、駐車スペースもあったのでそこに停めて仮眠しました。

5時ごろ起床。
用意して出発です。
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明るくなってやっとわかったのですが、どうも第二駐車場の最奥に停めたようです。
すぐ目の前に、有明山の登山口(多分)がありました。

こちらが第一駐車場。
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簡易トイレもあったので、こちらに停めた方が良かったです。
深夜到着だったし、第二駐車場の空き具合から、おそらく第一の方にも、停めれたかもしれません。
トイレ我慢していたのでお借りしました。
ちなみに次女は、ぼっとんなのを確認して、登山口のトイレまで我慢することに。
OBがあるわけでもなく、十分綺麗だと思うのですが、そこはいまだに気になるみたいです。

登山届もしっかり提出。
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ぞくぞくと登山者がやってきます。
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次女もトイレを済ませ、お互い準備万端です。

5時53分。
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いざ、燕岳に!!
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燕岳は、次女も登りたがっていたんですよね~。
もちろんお目当てはイルカ岩。
確かに一度見たくなりますわな。
ただ、ほんとは雪山は嫌らしい。
理由は寒いし、夏山に比べると疲れるからだって。
至極もっともなご意見です(゚д゚)(。_。)(゚д゚)(。_。)

と言いながら、なんだかんだと登るくせに。
イルカ岩半分、ダイエット半分。
そんなところらしい。
別に太ってないのですけどね、しかしそこをうまくついて、次女を山にお誘いする作戦は大成功でしたよ(笑)

次女のペースでゆっくりゆっくりと。
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16時までに着けばいいや、そんなつもりでしたから時間には充分余裕があります。

第一ベンチ。
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まだアイゼンは必要なさそうです。
小休止して出発。
ただ、次女は頭が重いらしい、、、

多分原因は寝不足。
私はヴォクシーの真ん中の座席に横になりました。
助手席を倒して横になった次女の頭のあたりに足を投げ出したりと、いろいろと足の置き場がきまらず、そのうち爆睡。
次女はというと、私の足が邪魔で、助手席と運転席にまたがって横に寝たらしい。
当然座席の間が空くので、うまく寝れなかった模様、、、
す、すまん娘よm(__)m
以後気を付けます(>_<)

そんな次女を気遣いつつ、第二ベンチ到着。
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すっかり気温も上がり、私も次女もシェル・フリースを脱いでロンTのみでした。
ここでアイゼン装着です。
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次女は相変わらず頭が重だるいようですが、機嫌は悪くはないです。
もしかして高山病かな、、、
ちょっと心配だったのですが、うちでもこんな感じで頭痛くなったこともあるし大丈夫、でもここまでひどくないけど、、、

おい大丈夫か。
でもわかるよ、私も寝不足だと頭痛くなるたちだし、きっと一緒だわ。
小屋着いたらお昼寝しましょうね。

第三ベンチ。
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小休止。
ペースは速くはないが、けっして遅くもない。
このペースなら十分日が暮れるまでに小屋につきますよ。
次女も安心します。

下山の方も続々と。
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あとで小屋で話しているのが聞こえたのですが、前日3日は凄い人出だったみたいです。

ここ一歩一歩のステップが大きくて、次女は登るのに難儀していました。
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この画像の場所。
第三ベンチから富士見ベンチの間なんですが、まあまあ危険個所なのか、60代くらいのおじさんが、下山時に5mほど滑落してました。
上から見ていて、なんか危なっかしいなと思ったら、しりもちついて、そのままずるずるっと。
スピード出る前に停まって良かったです。
谷の方に落ちて行ってしまうと、ちょっとが危ない箇所でした。

富士見ベンチスルーして。

頑張れ娘よ。
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合戦小屋までもう少し。
次女も結構疲れてきています。
愚痴はでませんが、やはり頭がダル重みたい。
合戦小屋では大休止しましょう。

頑張りました。合戦小屋到着。
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合戦小屋では珈琲とカップラーメンも売っていました。
当初、合戦小屋でランチを食べるつもりでしたが、どうも飲み物ぐらいしか、この時期買えないらしく、急きょコンビニでお昼ご飯のおにぎりとパンを購入、少し荷物が重くなってます(>_<)
カップラーメンあるなら持っていかなければよかったと後悔。
でもまあ、売ってなかったかもしれないし、仕方ないか。

お昼にはまだ早かったのですが、朝も早かったし、食べれるだけ二人でおにぎり食べました。
軽量化ってやつです(笑)

充分休憩もとり出発。
ここから合戦の頭までの急登はしんどいです。
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ゆっくりゆっくり、次女のペースで。
まだ長いな~って先を見つめる次女。
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しかし、伊吹山に比べたらなんてことはない。
伊吹山登っておいたことが、次女にとっても自信になっていたのかゆっくりでも、無事登りきりました。

合戦の頭から見る槍様。
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急登を登りきって、これを見た瞬間。
次女のテンションが急上昇。
「うぉ~~槍、ちかっ!!」
次女はやはり槍が好きらしく、大喜びです^^
槍ってこんなに近いんや~って、いやいや近くはないよ(^_^;)
でも次女にとっては、槍ヶ岳との直線距離は今までで一番近いかもしれない。
小屋から槍見えるんか~とかいろいろ聞いてきます。
頭のダル重はすっかりよくなったらしく、これも槍様効果かな(笑)

それからの次女は、さらに頑張ります。
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けっして速くはないですが、愚痴もこぼさずに。
いつもなら歩く距離が長くなり疲れてくると文句の一つも出るのですが、この日は違います。

なぜって、だって前報左斜めにはいつだって、、、
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槍様<(`^´)>

槍様が見える場所では百戦百勝の勢い。
まるで富士の見える場所では百戦百勝だった武田軍のように(笑)

がんばりますな~。
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わかったって(笑)
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もうひと踏ん張りですよ。
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テンション高っ♪
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昨年の蝶ヶ岳は天気悪かったからな~。
この日は汗ばむ陽気です。
ただ雪が腐って重いです。

直登直登で小屋まで無事に。
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裏手からまわって正面玄関に行きます。
もうちょい。
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燕岳も見えましたね。
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到着(*^^)v
山男と記念撮影。
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何時ごろだろう、逆算すると11時ごろに燕山荘に着いたのだと思います。
受付すませて。
まだ部屋は掃除中で入れません。
次女も余裕ありそうだし、燕岳に先に行くことにしました。
ちょうど戻ってくるころには小屋に入れるようです。

ここでちょっとだけ、いや考えたら深刻かも(^_^;)
頭がガンガンするのよ(涙)
頭ダル重の次女と入れ替わりで、燕山荘についたころから私が頭が痛くなりまして(;´д`)トホホ…
なんでだろう。
頭痛は普段から時々ある方なのですが、でもそれは肩こりからくるものだと思います。
しかしこの感じの頭痛は高い山に登るとたまになるタイプ。
とにかく荷物デポ。バ〇ァリン飲んでとりあえず燕岳に。

アイゼンがいるかどうか悩んだ末外していきました。
小屋の方に聞いたところ、燕岳までの登山道、雪はあまりないのですが、ところどころ場所によってはあるみたいです。
アイゼン外していく方、戻ってくる方半々くらいでしたが、とりあえずピッケルだけは持っていきました。

まあこんな感じです。
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(危険個所はありませんでしたが、あくまで個人的主観なので自己判断自己責任であることを断っておきます。)

次女も燕岳までの道がいたく気に入ったようで、古臭い言い方ですがルンルン♪そんな感じでしたよ。
標高の高い山の稜線歩きって気持ちいいですものね。
私が昨年秋に、ここから大天井岳~常念~蝶ヶ岳縦走したとき、道ってこんなんやったんか~って何度も聞かれました。
縦走してみる!?
って聞くと、いやそれはいいと即答でしたが、まんざらでもなさそうでしたね。

念願の、、、
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イルカ岩(∩´∀`)∩ワーイ
これを見たかったんですよね。
一言、「おお~思ったよりイルカや(笑)」
だよね。
感動した!?
って聞くと、いやまあ写真で見たしって、おい(^_^;)
合戦の頭からみた槍様に比べたら、いたって普通でした。

燕岳山頂到着。
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だ~か~ら、わかったって。
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槍登ろうねって聞くと、別にいいって(^_^;)
見るのは好きだけど、登るのは嫌らしい。
前は登るって言っていたのだが(>_<)
でもまあ、多分いくっしょ槍様。
もっともっと近くで見ようね。

小屋に戻る途中、登山道わきの安全な場所を見つけて、滑落停止訓練もしました。
ピッケルも持っているだけでは何の役にも立たないし、一回でもやっておけば、万が一のときにできるかもしれないし。
というか、できるかもではなく、できないとダメですが。

小屋戻り。
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小屋に戻って部屋に通されます。
小屋泊って、前に白山の南竜山荘に泊まったのが最初で(ほとんど覚えてない白山室堂は除く)これが二回目。
受付したんで、適当に場所言われて、そんな感じかと思っていたのですが、ちゃんとその場所までスタッフの方に案内されてびっくりしました。
こういうところが人気ナンバー1の山小屋なのかもしれませんね。

記念の札!?
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今日の寝床はこんな感じでした。
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一人一畳布団も一人一組でしたよ(*^^)v
聞くところによると、前日の3日は超満員だったらしいです。
もしかしたら一組の布団に二人とか三人だったのかもしれません。

寝床で着替えをしていったん水分補給。
もちろん、、、
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生ビールv( ̄Д ̄)v イエイ
次女とコーラで乾杯です。

ちょっとした雑誌を読むコーナーもあってしばし読書。
寝床に戻って布団をひいて、、、
あ、あかんやっぱり頭痛いんやって(涙)
わりとまじで高い山ってダメなんかな(>_<)
たま~になるんですよね。
次女にも言われた、立山雷鳥沢でも頭痛いって言ってたよねって。
昨年の蝶ヶ岳雪中テン泊の時も。ソロの雷鳥沢の時も頭痛したような。
あ、涸沢はの時は大丈夫だったな。
そうそう白山はなぜかならないんですよね。
体調なのかもしれませんね。
爆睡といっても3~4時間位の睡眠でしたし。

とりあえず横になってお昼寝。
次女はテンションも高く、まったく眠くないのでいろいろ散歩していたようです。
夕飯は5時から。
この日は三回戦だったらしいです。
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チーズインハンバーグ。
美味しかったです♪

食べた後もやっぱり布団に。
次女と遊んでやれなくて申し訳ない。
そんな次女に指令を。
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ふがいない父のかわりに夕日を撮ってきてもらいました。

こうして一日目は無事に!?終了しました。
後篇に続く。

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Category: 次女と登山テント・小屋泊 > 穂高岳(小梨平~涸沢~奥穂高岳)

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2016夏後半戦。ことしもやっぱり上高地です。奥穂編

今日はゆっくり起きてきたので、近場のお山、みんな大好き文殊山に登ってこようと向かったのですが、もうすぐ文殊山と言うところで雨が降ってきたので、あえなく断念しました。
この雨も、台風の影響もあるのでしょうね。気を付けたいですね。


さて、涸沢ではぐっすり眠ることができました。
すこぶる快調です。
白山では膝の痛みが酷かったのですが、今回ここまでは何事もなく大丈夫。
予定を一日先のばしたのが良かったのかもしれません。

今回は念のためにテーピングをすることにしました。
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御見苦しい画像、すいません(>_<)
次女に手伝ってもらって、ふくらはぎの筋肉と膝を守るように。
痛くなる前に張る。あつぷりさんの教えを守って、念には念を入れて臨みます。
それと、瞬間冷却スプレーも持ってきたので万全です。

アルファ米の白飯に「畑のカレー」、そして粉チーズ。
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がっつり食べていきますよ~。

前日に涸沢登山相談所にて、どっちかと言うとどちらのルートがお薦めですかと聞いておきました。
今年は残雪がないので、雪のトラバースをしなくても済むパノラマコースでも大丈夫ですよと言われたので、そちらを歩くことにしました。
ヒュッテでトイレを済ませていざ出発です。
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いよいよ今回の核心。
奥穂高岳に登ります。
いやいや、まさか奥穂に登ろうとなるとは夢にも思っていませんでしたが、人の欲求は底がないですね。
憧れの奥穂。
いよいよ現実になります。

サクサク歩いて見晴岩まで。
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あ、ま、まあ、、、そんな感じでした(^_^;)
お花畑もあったようですが、白山のお花畑に慣れているのか、それほどには。
私的には無機質な岩の塊の上をずんずん進む。
そういった感じですかね。

次女がとおちゃん、日が出てきたよ~というので振り返ると、見事に朝日が。
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も、モルゲンロート。
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ちょ、イマイチかな(^_^;)
とりあえず影。
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天気の心配はなさそうです。
私も次女も絶好調です。
このあとの、長いトラバースは何気に心配していた場所でもあったのですが、すれ違いも十分できるほどの広さで大丈夫でした。
トラバースを過ぎたところで、なんとオコジョを発見!!
すばしっこくてすぐに岩の隙間にはいってどこかに行ってしまったので、写真は間に合いませんでしたが、初オコジョに父子ともどもテンションが上がります。
いよいよ最初の難関。

ザイテングラードです。
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ここを登らない限り奥穂にはたどり着けません。
慎重に行きましょう。
sP8200143.jpg
思ったほどではなさそうですが、、、

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ちょいちょいと頑張らなくてはならない箇所もあり、気は抜けません。
途中、そこそこびっくりするぐらいの血痕がありました。
あとで分かったのですが、60歳代の男性の方が派手に転倒して、頭を打ったらしいです。
血痕があった場所は、これといって急な場所でもなかったのですが、いつどこでどのような危険が潜んでいるか分からず、あらためて気を引き締められました。

あせらず、ゆっくりと次女のペースにあわせて。
無事に穂高山荘まで。
涸沢までのトラバースでビビり気味だった次女でしたが、全く臆することなく、余裕で(過信しているわけではありません)クリアといった感じでした。
それも次女がどうしても見たいもの、場所かな。
そのことに対する好奇心が恐怖心より打ち勝っているのかもしれません。

穂高山荘で小休止。
フリーWi-Fiだったのですが、なかなかつながらず断念。
出発。
いよいよです。
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ちょうど画像の人が渋滞して見えるところが、一番の難所だったようです。
ハシゴの連続のところです。
さすがに緊張しましたが、次女はそこも難なくクリア。
むしろ私の方がドキドキしましたよ。
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見えにくいのですが、あれが有名な滑落防止ネットですね。

途中、十分にすれ違いができる場所で次女に防風のためにレインを着せました。
風はさすがに強いです。
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油断なく慎重に。

60歳代以上と思われる男性ソロの方がつらそうに歩いていて、途中リバースしていました。
高山病かな。
心配でしたが、あとで頂上まで登られていたようなので良かったです。


あと、落石を三回みました。
最初は握りこぶし半分ほどの岩が私たちからは離れた場所に落ちてきて、上から落とした方が「らく~」と大きな声で伝えてました。
その岩は全くあさっての方に落ちていって良かったです。

次は小さなピンポン玉ほどの石が上から降ってきました。
すぐ前を歩いていた方が気が付いて取ろうとして空振り、私がその石を捕まえました。
上を見ると、ソロの20~30代前半の若者が休憩しようとして座った時に落としたようですが、気が付かなかったのか、伝える気がなかったのか、、、
小さな石でも距離があって当たると痛いでは済まないし、気を付けたいですね。自分自身が落石をおこしてしまうかもしれないし。

そして5人パーティーの二番目の方が、こぶしほどの岩をおとして、すぐ前の一番目の人のかかとにぶつかってました。
先頭の方は、登山靴ってやっぱり丈夫だな~なんて言っていましたが、これもあと2~3m前でぶつかっていたら笑い事ではなかったと思います。
パーティーで歩くときは、なるべく詰めて歩いたほうが良いみたいですね。
距離が近い分、石や岩が転がってきても勢いなくてダメージがないから。
もちろんケースバイケースなのでしょうけど。
今回はもれなくその通りでした。

滑落や落石の心配のある岩稜帯。

いつもと違った登山に緊張を強いられます。
次女もいい意味で緊張感を保って歩けていました。

槍は見えない!?
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もうちょっとだ。
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そしてついに、、、

きたー奥穂高岳制覇ー!!(*^^)vsP8200157.jpg
あとで時計のログを確認すると3時間7分(休憩込)で涸沢から頂上まできました。
休憩ひけば、ほぼコースタイムでした。

おお~頑張ったぜー、そして次女よ、よく頑張りました。
一度も泣き言を言う事もなく、むしろ頼もしさを感じるくらいでした。
昨年はちょっとしたトラバースやザレ場を歩くときもビビってたのですが、一年でこれほど成長するとは。
このまましばらく山頂からの眺めを楽しみたいところですが、そこは奥穂。
順番待ちがありますから、すぐに次の方にバトンタッチです。
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そして山頂方位盤。
ここからの眺め、、、
次女は生意気にも奥穂高岳山頂よりも楽しみにしていたものがあります。
山頂に来るまでに、その姿が見えたときから興奮を抑えきれないようでした(笑)
それは、、、
ジャンダルム!
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ジャンダルムをバックに一枚撮ってあげると次女に言うと、横にいた先ほど頂上の写真をお願いした若い男性の方が、親子でとりますよと言ってくれたのでお言葉に甘えて。
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ありがとうございますm(__)m

方位盤も混雑しますから長居はできません。
人気のお山ですから、まったりとはいかないんですよね、そこは残念(>_<)
では下山しましょう。

すぐの道標で。
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ジャンダルム~!
ぎりぎりガスがかかる前。

はよっ、あれだして、双眼鏡!
次女からの命令が(^_^;)
双眼鏡は嫁さんが、小梨から穂高の稜線を見るために購入したものですが、ここに来るまでに嫁さんも次女にジャンダルムを見たかったんでしょ、持っていいよと言われ遠慮することなく持ってきました。
涸沢でも、ここでも活躍してくれましたよ。
しかし良かったね。
次女はずっとジャンダルムを見たいと言っていました。
夢も見たらしい。
何が彼女の心にヒットしたのかは不明ですが、ツボのようです(笑)
いつか歩いてみるというと、そこは違うらしい。
とにかく次女の今回最大の目的は果たせたようです。

では行きましょう。
登山の事故は下山が圧倒的に多いと言いますから、特に気を張って。

良い眺め。
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このあと連続ハシゴのところで渋滞が少しだけ。
無事穂高山荘ε-(´∀`*)ホッ
次女が写真撮れというので。
sP8200174.jpg
結構なドヤ顔なんですよ(笑)

穂高山荘。
sP8200176.jpg
水はこんな感じ。
sP8200177.jpg

ではでは。
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まだまだザイテングラードもありますから気を抜けません。

下りは快調に。
あせらず、それでいて良いペースで。
ザイテングラードも無事通過。
パノラマコースとの合流地点で、取材を受けた女性二人組の方とばったり。
またも次女が気が付いて、記者のかたに無事登れたんだね、といわれ次女もにっこり照れ笑い。
カメラマンの方に二人のピース写真を撮ってもらいました。これももしか記事にのったりして(笑)

分岐はパノラマコースではなく涸沢小屋の方に向けて下山。
あと10分程のところでぱらぱら雨が。
レインを着るほどでもなかったですが、急いで撤収しなければ。

11時前には涸沢小屋に。
もう穂高山荘あたりはガスガス。
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良いときに登れました♪
涸沢小屋で昼食がわりに、あげ餅とモツ煮。そしてなっちゃん(画像なし)
モツ煮で一杯飲みたかったですが我慢です(^_^;)

私はテントを撤収。次女はヘルメットを涸沢ヒュッテに返却。
sP8200183.jpg
14時までに下山に取り掛かれなかったらもう一泊涸沢でするつもりでしたが、予想以上に早く涸沢に下りてきたので、今日は嫁さんと三女の待つ小梨平まで下山します。
11時半には下山開始でした。
sP8200184.jpg
雨もすぐに止んで良かった。
ではもうひと踏ん張り頑張りましょう。
涸沢、そして穂高にまた来ますね~。
(続く)

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Author:ゲンジ
夏は好きですが暑いのは嫌い、寒いのはまだ耐えれる方ですが、寒すぎるとダメ、適温の幅が極端に少ないんです。。

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