荒島岳の紅葉を調べていたら、14日に登られている方のブログを見つけまして、モチガ壁から山頂あたりがいい感じみたいですね。
まだブナ林は早いのかも。
荒島岳のブナ林は来週、再来週あたりがいいのかな~。
というわけで行先変更ですな。
さて、ブログも山も書けるうちに、登れるうちにがんがん行きましょう。
あ、自転車もね(^_^;)
展望場から山頂広場に移り、お楽しみの山めしです。
この日の山めしは、、、
とり野菜みそだぁぁぁあ!!koroさんもすっかりはまったようで、ネットで取り寄せていたみたい。
笑ってしまった(爆)
なので、もちろん鍋なのです。
秩父のスーパーで前日のうちに食材購入、koroさんが自宅でタッパにつめて、保冷バックに入れて担ぎ上げてくれました。
豚肉、白菜、韮等々、、、
そしてもう一つのメインは、こちらの「ゆでおっきり」
秩父のうどんですね~。

こ~んな感じです。
寒かったから、鍋が温かい。
秩父でとり野菜鍋を食べるとは思っても見ませんでした(笑)

ここでハプニング。
箸を忘れるという初歩的なミスを(;´д`)トホホ…
こういう時のために、ザックに割り箸を一膳だけ忍ばせているのですが、鍋用のとり箸に使うと、自分と三女の箸がない(>_<)
が、しか~し!!

koroさんが箸を作ってくれました。
三女がとても喜んで、手作りの箸で鍋を食べていましたよ♪
おっと時計はApple Watchですね^^d
この日はデザートつきです。

トトロのシュークリームにkoroさんがコーヒープレスでいれてくれた本格的な紅茶。
昨日の白髭のシュークリームのお持ち帰り分を、koroさんがこれまた保冷バックに積めて担いで持ってきてくれました。
昨日お店で食べたものは、通年メニューのチョコとカスタード生クリームでしたが、この日は季節メニューのマロンと木苺クリームチーズです。
どっちも激ウマ、あえて選ぶならマロンかな~♪
武甲山山頂で食べるトトロは、特別な森のスパイスがかかっていましたよ~(´∀`*)ウフフ
贅沢やわ~♪いつまでも山頂でほっこりしていたいところですが、時間は有限、楽しい時間が過ぎるのは早い。
下山してお風呂入って、キャンプ場にチェックインしてテント設営しなければならないのです。
なので、ぼちぼち下山。
下山ルートはシラジクボ経由のルートを。
表参道ルートをピストンというのも悪くないのですが、周回できるのならその方が断然面白い。
来た道を引き返すのは、自転車でも好きではありませんからね。

シラジクボ経由~持山寺跡~生川。
このような下山ルートです。
画像を見てもらえればわかりますが、杉林となんの木か分かりませんが、植林された杉と自生している木々が、この稜線で分けられて生えています
なんか不思議なトレイルです。
koroさんが遠くからこちらを撮影中(笑)
何気に急なところもあって、下山でよく転ぶ三女はけっこう危ないので、私の真後ろを先に転がらないように歩かせました。
ちなみに寒かったので、山頂からシラジクボまで私はダウンを着たままでした。

シラジクボ到着。
シラジクボ、、鞍部?峠でいいのかな。

武甲山と小持山を結ぶ稜線の一番低いところっぽい。
これといった景観は望めません。
ここから持山寺方面、小持山、あと橋立といって廃道っぽいあまり使われていなさそうな道に分かれていました。
小持山(多分)

武甲山も含め大持山、小持山、武川岳、二子山とか近隣の山々を縦走できるにとどまらず、それこそ雲取山まで山をつないで歩けるらしいです。スケールがでかいよ秩父の山々は。
今はまだまだ初心者の登山者ですが、そのうち初級、中級と経験を積んでいつの日か大縦走ができるようになりたいですね~。
自転車もそうですが、知らない道を進むのは楽しい。
ただ自転車も事故などの危険は付きまといますが、それ以上に山は様々なリスクと隣り合わせになりますから、難しいですね。
一歩一歩進んでいこう。
トラバースが少し続きます。
何気に油断できない道です。

斜面は結構急なんですよ。
ポールはkoroさんに一時あずけ、念のため、三女が転げ落ちないように、ザックの襟首のループをもって歩きました。
そのうちに林道にぶつかり、持山寺跡に寄り道。

昔ここに高僧が住んでいたそうです。
松平長七郎伝説の地でもあります。
ここに住んでいた高僧が松平長七郎だという伝説、、、
全く知らなかったので、ウィキで軽く予習しておきましたが、架空の人物と言われているというところが頭に残り、もしか山頂で見た駿河大納言忠長が、松平長七郎と名乗って、こっそりこの地で隠れ住んでいた。
武甲山と駿河大納言忠長のつながりが全くわからなかったのですが、武甲山麓に匿われた、協力者がいた、そういったつながりがあったのか、、、
そう思ったのですが、長七郎とは忠長の子供でした(^_^;)
ちなみに駿河大納言忠長とは家康の孫で、三代将軍家光の実弟です。
乱行が原因で蟄居、切腹となった人物です。
武甲山と徳川家とのつながりは目下勉強中であります(`・ω・´)ゞ
伝説の碑文ですが、何気にホラーの要素もあるような、、、

カキット、カキットとは!?
まるで、なぞなぞのようですね。
持山寺跡をあとにして、林道に戻ります。
すぐに林道から下山ルートに行けたのですが、三女も急な斜面ではころころとよく転ぶので、このまま林道を歩いて下りることになりました。転ぶたび、((´∀`))ケラケラ笑う三女が面白く、わが子ながら可愛らしかったです。
どんぐりを拾いながらの下山。

そんなに時間はないんだぞ。
暗くなるまでに設営は済ませたいので、まき気味で。
そんな気持ちは三女にはわかるはずもなく、どんぐり集めに夢中になりながら。
ペットボトルに入れてマラカスにするらしいです。
林道から表参道ルートに合流してもまだ拾うか。

ちなみに私のザックにくくりつけてあるペットボトルは、水場にあった山頂トイレ給水用です。
koroさんの分もぶらさげて、さも俺が二本も担ぎ上げたぜと言わんばかりでしょ(笑)
空のペットボトルは、また水場にかえす
(そのまま表参道ピストンしない方は、ちゃんと山頂に空のペットボトルをいれる網袋があります)のですが、シラジクボ~持山寺ルートなので、水場に寄れなかった(笑)
koroさんが横瀬町役場にあとで返してきてくれました。
最後の林道歩きも元気いっぱいな三女。

武甲山、そしてkoroさんのおかげで、山ガールにまた一歩近づきましたよ。
ありがとうございますm(__)m

この現在も採掘中の北側斜面のような岩場からは想像もできない、手入れの行き届いた歩きやすい登山道でした。
表参道の杉林はとても素敵、というか不思議。
まっすぐ立派に延びた杉が山頂直下まで続く道。
山は登ってみなければわからないですね。
今まで登った山とはまた違った風景を見せてくれました。
知らない道をポタリングする感覚ですね。
全く知らない、初めての山を登るのは楽しい。
採掘が続き、植林された杉林。
随分、人の手がはいってしまったが、武甲山のセメントは、日本の高度経済成長にかかせないものであったろうし、唯一日本がまかなえる鉱物資源です。
そして秩父に大きな雇用をもたらす重要な産業の一つでもあります。
これからも、もしかして山容が変わっていくかもしれず、それは悲しいことですが、だからといって簡単には言えないことなんですよね。
当事者ではないから。
こういったことは、日本中世界中で大なり小なりあると思います。
自分に言えることは、武甲山の長い歴史の中でみれば、たった数時間、友人と、娘と、武甲山に登り、歩いた。
それだけなんですよね。
滋賀の百名山、伊吹山も石灰岩の塊の山。
武甲山、伊吹山その両方にヤマトタケルの影が。
古代から現代まで、人々にとって重要な山なのは間違いないです。
グレートトラバース200名山一筆書きでは、武甲山を「暮らしを支える里の山」と紹介していました。
神様の住まう山は、人々の生活を支える山でもあるのです。
ただ景色が良いから、清々しいから、気持ちいいから、それも大事ですが、その山の歴史を、背景を考えながら登る、このような登山も奥深くないですか。
今回、また違った、いろんな経験値を積むことができた登山でした。
ともあれ、、、
シェルパkoroさんありがとう~♪
MAX標高1304m(武甲山山頂)
平均登高スピード 上り(m/h)
338m/h
平均登高スピード 下り(m/h)
-431m/h
積算高度 上昇(m)
742m
積算高度 下昇(m)
-763m
行動時間(休憩込)
5時間58分
武甲山編はおしまい。次は父子旅 其の三に続きます。
ではでは~^^/
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