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Category: 県外の山 > 西穂高独標

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2015夏休み後半戦 今年も小梨でキャンプしてきましたよっと その3 西穂高独標に登ってきました。

仕事が終わって帰宅途中、結構な風に吹かれ、台風が近づいてきているのを感じました。
気を付けていきましょう。


さて、上高地小梨キャンプ三日目の朝、この日は早朝4時起き。
もちろん登山でするためでございますよ。
この三日目から天気が回復することは確認済だったので、今回、好天の焼岳と迷ったのですが、西穂高独標まで登ることにしました。
嫁さんと三女は、早朝の池霧を狙って大正池に行くようです。

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嫁さんが早起きして、朝食に味噌汁とおにぎりを作ってくれました。
残念ながら三女は爆睡中で、後から聞いたところ、6時過ぎから大正池を目指したようです。

5時スタート。
すでに明るいのでヘッデンは使う必要ないです。
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今日の焼岳は晴れているでしょう。
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着きました、西穂高岳登山口。
昨年、間違ってここから焼岳登るとこでした(^_^;)
登山届を提出して出発。
モンベル野あそび保険も加入済。小梨~田代橋~独標までは野あそび保険で対応してくれますが、独標より先は野あそびでは対応できないそうです。(個人で確認してください)

画像が小さくて申し訳ありませんが、中央の木にオレンジの案内板がつけられています。
こんな感じで、要所要所に案内板が備え付けてあるので、迷う心配はなさそうです。
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次女は嫁さんのトレッキングポールを使っています。

1UPきのこ発見!!(笑)
昨年もこんなこと言いながら、焼岳を目指しました。
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予想はしていましたが、上りは急できつそうです(>_<)
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樹林帯なので、まだ大丈夫ですが、稜線にでると暑そうだな~。
それにしても晴れて良かった♪

ここにきて高所が苦手な次女が引き気味。
本日一回目のムリ~宣言(笑)
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なんとかなだめすかして進みました(^_^;)
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この丸太橋を渡ってすぐに「中尾根」の立札が倒れていました。
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西穂山荘まで1時間30分みたい。元気も出ます。

中尾根から少し歩くと宝水。
上高地西穂高岳登山口から山荘までの間、水場はここだけのようです。
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沢水のようなので、飲むのは控えておきました。

急登が続きます。
変則しりとりしながら登りました。
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例えば、、、
「こんなに急な上りは疲れます」→「すいません、もうちょっとですから」→「楽したいよ~」→「良い子はがまんですぞ」
なんていつまでたっても終わらない、会話形式のしりとりで爆笑しながら。
なので疲れはあまり感じませんでした^^d

木道が出てきたので、もうすぐ山荘かな!?
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白山と違って花はあまり目につきませんでした。
そんな中、この花、一か所に固まって凄い目立ってました。
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クルマユリかな。

このあとしばらくして、やっと分岐に。
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ここからは稜線歩きかと思っていたのですが、それはもう少しおあずけでした。

花もポツポツ目につくようになりました。
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何の花かは不明です(^_^;)

西穂山荘のテンバが見えました♪
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つきました~、まずは山荘。
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4時間かからずに、なんとかここまできました。
コースタイムはキープできず(>_<)
まあ、いつものことさ~(´∀`*)ウフフ

小休止して出発、まってろよ独標!!
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稜線歩き、天気は申し分ありません、最高ですよ~♪

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登山客もいっぱいです。
さすがにお盆休みの北アルプス、上高地側から上ってきた人たちは、数名に途中抜かれただけなので、ほぼ穂高ロープウェイからの方たちだと思われます。あと山荘泊まりのかたも。
このあたりから、次女がビビりだしました(^_^;)
見通しが良すぎて高さを感じるのでしょうね。困った(>_<)
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正直、そんなビビるような場所でもないのですがね~。
昨年の雄山、焼岳はなんだったのか?
天気が良いことでテンション上がりまくりの私とは真逆にテンションだだ下がりの次女(^_^;)
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ズーム焼岳。
悪天候の中、あそこに登ったのですよ。

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あの、どっから見ても岩の塊にしか見えない場所、、、
あそこのてっぺんが独標のピークのはず。
さあ、どうする!?
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山岳救助隊のヘリ!?誰か滑落とかしたのだろうか、、、
しかし、どうやら様子を見にヘリが飛んでいる、そんな感じでした。
遠くで手を振っている人、ヘリの中から手を振って返している姿も見えました。

(この日、涸沢岳で24歳の女性の方が落石とともに滑落、亡くなられたそうです。時間的にその方の救助に向かうヘリだったのかもしれません。故人のご冥福をお祈りします)
あれっ、、、
矢印の場所に次女が。
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そうなんです、独標ピークを目の前にしてまさかの、、、
次女ギブ宣言<(`^´)>でした(>_<)
途中までは、西穂高岳!?余裕やん、イケるで~!!
なんて言っていたくせに、私が、独標までは初心者でも行けるみたいだけど、その先は上級者コースらしいよ、と言っても、
全然余裕~(*^^)v
なんて言っていたくせに、、、
まあ、ここまでよく頑張りました。
私もあの最後の岩場は、次女に登らせていいものかどうか、ちょっと不安でしたから。
結構、似たような年齢の子も登ってはいるのですが、だからと言って次女に登れるかといったら、未知数だし。
無理は禁物、展望も良く広い場所があったので、ここで待っていてもらう事にしました。
すぐに帰ってくるからね~。
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こうやって見ると、初心者でも登れるようには見えませんね(^_^;)

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最大ズーム、ちゃんと見てますね。
実は、ここで重大な失敗をしたことに気が付きました。
稜線上、風は結構吹きます。
歩いている分には、暑さを感じますが、休んでいると風をまともに受け寒い、、、
私の方のザックに次女のダウンを入れたまま。
しまった、きっと寒いだろう、、、
すぐに、すぐに戻るから今回だけはもう少し頑張っていてください。
もっと早く気が付けば良かったと、ピークを目の前に一人興奮していたバカ親父、、自分バカ!!
すま~ん、、、申し訳ない気持ちいっぱいで最後の岩場を上りました。
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まずは独標制覇!!
山頂は人でいっぱいでした。さすがに景色は良い。

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あの先に西穂高岳。
決してなめているわけではありません。
見ていて多分、西穂高岳までならいける、そう思いました。
私はハシゴはあまり好きではないのですが、このような岩場、結構得意かも。
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穂高の山々、、、こんなところまで登ろうなんて、ちょっと前までは思ってもいなかったのですが、今では一度は行ってみたい場所になってしまった。
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贅沢は言いません。一回で良いのですよ、基本、山のてっぺんを目指すというより、気持ちのいい稜線を、しかもゆる~い下り基調を歩き続けたいだけなので(笑)

きっと河童橋かな~。
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岳沢小屋。
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ということはあの一番高いところが前穂!?
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コンパスと地図で確認しても近いから逆にわからん(^_^;)

と、いつまでも油を売っているわけにはいかんのです。
次女が待っているのです。
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プチ渋滞に巻き込まれつつ、ダッシュで下り。
いや~なかなか楽しい♪

あれ、ここだったはずなのにと、次女を探しますが見当たらず先を急ごうとすると、とおちゃ~ん!!と呼ばれます。
画像の次女の左側に写っていたご夫妻のかたが、次女に自ら来ていたグリーンのダウンを着せてもらっていてわかりませんでした。
もうしわけないです。
次女に聞くと、いいですとお断りしたようですが、寒いからと、ここで景色見ているから良いよって着せてくれたって、、
本当にすいませんでした、ありがとうございました。
右側に写っていたかたには、お菓子をもらったって。
ほんとすいません、ありがとうございます。
先走ってしまったことを改めて反省しました。
今後は気を付けたいと思います。

ダウンをお返しして、娘に良くしてくださった皆様にお礼をし、私たち父子は下山。
次女に寒くなかったかと聞くと、ちょっとだけと。
すぐに自分のダウンをくれ~というところをみると、やっぱり寒かったんだろうな、、、
次女にダウンを貸してくれた奥様、もっと寒かったはず、、
今思い出しても本当に反省しなくてはなりません。

しばらくダウンを来て歩きますが、すぐに、暑い~とダウンを、そしてベストを脱いで。
丸山を過ぎたところ、焼岳が綺麗に写るところで記念撮影。
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不思議と帰り道はまったくビビらないのですよね。
いっかい歩いたから大丈夫だそうです。
じゃあリベンジしようか?と聞くと、、、
絶対いやや!
と言われてしまいました(涙)
次女が高さを感じるような場所は苦手ということは、よ~くわかりましたよ(^_^;)

山荘見えた。
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山荘ではラーメン食べようって約束していました。
なにかの記事かブログで、西穂山荘のラーメンは美味しいって書いてあったので。
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私は醤油、次女は味噌を。
そのお味は、、、スープはめっちゃうまかったです。
麺の方は、どうでしょう、正直私と次女のテイストではなかったです、すいません(^_^;)
白山室堂のラーメンの方が私たち親子は好みかな。

ここに長澤まさみも来ていたのですね、、、「岳」借りてこよっと(∀`*ゞ)

山荘前も混みあってました。テンバもテントが増えていました。
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しっかり休憩をして出発。
下山は、、、
あいかわらず私のペースがあがらない(^_^;)
次女に急かされっぱなしです(>_<)
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帰りはやっぱり余裕なんだよね。

登山口まで2時間半くらいだっかな、それでもコースタイムよりはちょっとだけ早かった気がする。
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ポールを短くして歩く次女。ご機嫌ですな~。
このテンションを頂上まで持って行って欲しかったですよ。

あそこまで行ったんですよ、厳密にはとおちゃんだけ、ちょっぴり高い場所に(笑)
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ターミナルでのバス待ちの最後尾がこんな場所まで伸びていました。
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さすがに混んでますね。

タイムリーにビジターセンターで独標を望遠鏡で見ることができました。
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小梨に戻ってきました。
テント場では、嫁さんが寝袋などを干しておいてくれました。
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もうずいぶん周りのテントは減っていましたよ~。

とにかく、無事下山することができました。
今回の登山では自分自身反省すべき点があったことを、忘れずに次は気を付けます。
次女は、独標のピークは踏むことはできませんでしたが、100名山は目指すらしいので(ほんとに~)今年はあと荒島岳には付き合ってくれるそうです(笑)
涼しくなった良き日を選んで、父子登山、また敢行したいと思います。

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MAX標高2701m(西穂高独標)
平均登高スピード 上り(m/h)
279m/h
平均登高スピード 下り(m/h)
-371m/h
積算高度 上昇(m)
1229m
積算高度 下昇(m)
-1225m
行動時間(休憩込)
10時間04分


ではあと少しだけ、その4に続きます。
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夏は好きですが暑いのは嫌い、寒いのはまだ耐えれる方ですが、寒すぎるとダメ、適温の幅が極端に少ないんです。。

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