昨日は地元福井市も成人式がありました。
長女が出席。
ラインで振袖姿を送ってきてくれました。まあ送ってと言ったんだけど(汗)
あんなに小さくて可愛かった長女がもう二十歳なんやなって思うと何とも言えないものがありますね。
今はめっちゃ生意気なんですけど。
そんな長女の成人式の日に。
私は。
山スキーしてました<(`^´)>そういう父ちゃんだということは本人もよくわかっているし、逆にいるほうが不気味だろうし。
まあ、これが我が家です(笑)
さてと。
この日の山スキーは越前甲。
地元福井の山スキーの秀峰。初めてなんですよ~♪
5日の日に、BB兄さんがソロラッセルにて稜線上まで行かれ状況を確認してくれていたそうです。
藪の埋まり具合なども含めもう仕上げ段階に入っているとの判断。
いついかなる時も頼りになる柱なんです。
メンバーはBT師匠、BB兄さん、MGさん、杉魔人さん、OMさん、私の6名。
杉魔人さんは足の骨にひびが入ってしばらく戦前離脱されていたのですが、驚異的な回復力で山スキーシーズンに仕上げてきました。凄いっす。お久しぶりです、よろしくお願いします。
OMさんはごまんど山しかまだBCしたことないのですが、いきなりの甲デビュー。
私も一応甲デビューですけど(笑)
一緒に頑張りましょうね。
ヘッデンスタート。

ストレッチは大事です。
むむむ、、、、
どうやら昨日誰かが滑っている。
BB兄さんより、甲パウダー一番乗りするべく極秘でこの日を迎えたのですが、すでに先を越されていました(汗)
昨日上られていたのは、有名な山スキーヤーでもあるY先生とMちゃんさんの模様。
やはり皆さん、甲の状態はチェックされていたのですね。
分かる人には分かるんだろうな~。勉強になる。
まずは未除雪国道416をハイクアップ。

ヘッデンは最初暫くだけで済みました。
ところどころショートカットです。
ラッセルはほぼない、あっても踵までかな。といっても先頭はBB兄さんなので私もわかってないけど(汗)
順調に進みます。台地を抜け大日峠に。
大日峠に乗り上げるところで、まだジグを切って歩くこと、というかシール歩行もまだごまんど山でしかしたことのないOMさんが少々手こずったけど。

BT師匠からの的確なアドバイスもあり、また持ち前のセンスとガッツで乗り切っていきましたよ。
稜線の藪が濃くなってくる急斜面のあたりで、昨日のぼられているY先生たちはツボに変わっていました。
その手前でBT師匠、BB兄さん、MGさんはトラバースしつつ違う場所から弱点を見つけて詰めていきます。
稜線ルートは藪を杉魔人さんが上手く突破して先を見ながら進んでくれ、OMさんはシートラに変更。
私はOMさんと並走する形で、杉魔人さんがつけてくれたトレースでスキーのまま上がりました。
MGさんと杉魔人さんはトランシーバーを持ってきています。
これは雪山(だけでない)でホワイトアウト。尾根向こう等仲間との距離が開いたり、目視できない場合を想定しての事。
今回めちゃめちゃ役立ちました。
この稜線上でも2パーティーに分かれたけどお互いの状況確認できたし、後の事ですが尾根向こうの谷や先行して様子を見に行ったMGさんと、待機している我々との情報のやり取りなど多岐にわたって活躍。
ポチすべき必須アイテムだと思いましたよ。
稜線上で藪が薄くなったあたりからOMさんもシールに復帰。その後合流。
MGさんが先頭で山頂近くまで導いてくれます。
そしてもう後距離100m程のところで交代。
OMさん先頭です。
MGさんが越前甲山スキー初登頂のOMさんに真っ先にピークをとってもらう優しさです。
柱はただ強ければいいというわけでなく、こういった優しさも兼ね添えているのです。
今日もとても頼りにしてますm(__)m
頑張ったねv( ̄Д ̄)v イエイ

山スキー二回目にして、甲登頂凄いよ。どんどん強くなっていきます。
ピークに道標的なものはないものの、GPSで山頂確認。
ホワイトアウトまではいかないものの、かなり視界は悪い。
ただ風はそれほど強くないし、気温もまだ温かい方です。
とりあえず滑走準備。

BB兄さんの新しい板の片方のビンディングが固くて中々はまらないというアクシデントはありましたが、MGさんが星形レンチを持っていてビンディング微調整でクリア。私はポジ2.3のドライバーはあったのですが星形はなかった。こういったトラブルにも対応できるよう備えておこう。
ドロップポイントに。

すると単独山スキーヤーが。
ワサビさんでした。お久しぶりです。またご一緒できたらいいと思いました^^
越前甲はよくご存じのワサビさんからも、情報をいただきいざ滑走。
まずは柱であるMGさんが滑ってくれて状況確認です。
そのあと皆さんどんどんドロップイン。
BB兄さん。

歓声が山にこだまする。
BT師匠。

杉魔人さん。

OMさん。

視界は良くないものの、何とか。
あっという間に皆がMGさんの待つポイントに。
雪質はとてもよく良パウダー。
一瞬で終わってしまったよ~。
どんどん行きましょう。
ツギはどの谷を滑るか、尾根を滑るか。
皆さんで検討しつつ、トランシーバー大活躍です。
さっきの場所から一つ尾根向こうの谷を落とします。
BT師匠。

名人。スプレーが舞う。
OMさん。

オフピステもだいぶ慣れてきました。スピードコントロールも上手になりました。
BB兄さん。

キレッキレで攻めまくる。
MGさん。

体幹がマジでスゲーっす。
杉魔人さん。

骨折明けとは思えない見事な復活の滑り。
私はファーストトラックを頂いておりますv( ̄Д ̄)v イエイ
やばい、、、
パウダージャンキーの気持ちがわかる。
延々と落としたくなる。。
これはやめられない。
この後ランチタイム。
BB兄さんより差し入れの鯖江河和田のお豆さんで後半戦に向け補給はばっちり。
そして安定の。
上り返しおかわり(爆)MGさんが尾根をラッセルしてくれガンガン上り返していきます。
途中いい斜面のあるところ。肩みたいな少し平坦な場所で、OMさんと私は上り返しをやめ、ほかのメンバーはそのままさらに上に。
人より少しでも高い場所から滑りたいという小さな欲張り(笑)
結局ピークまで戻ったらしい(笑)
待っている間に50m程。いい斜面を先に滑って起きました(笑)
ほどよく皆さん滑って来られます。
MGさん。

BB兄さん。

杉魔人さん。

BT師匠は攻めすぎて転んで雪まみれ(笑)

合流したのちは、まだ落とせるところまで落とせばいいというお許しが出たので、またもファーストトラックを(`ω´)グフフ
めっちゃ落としたった(笑)
藪も思ったより濃く無くて快適。
どんどん落とすよ。
OMさん。まだ誰も滑ったことの無いオフピステ斜面滑ったのごまんど山と廃スキー場跡だけなんですよ。

丁寧に落としていきます。

今山スキーでまた大きく成長されたと思います。
斜面トラバースも初めて。

えらい。頑張っている。
ボチボチ帰還ルートを選定。

さすがに疲れたかな。

でも景色に癒されて頑張ります。
大日峠に向かうため、峠よりは標高を落とさないところで、尾根を2つ3つトラバースしつつ。
MGさんのアドバイスを受けつつ先頭で切り開いてみました。
下のほうは雪も重パウになってきて中々トラバースも走らんかったりして大変でしたが、いい勉強になりました。
最後のほうは大日峠の標高を落とさないようトラバースしていくより、一気にいい尾根落として、峠に上り返そうとなりました。
トラバースで尾根乗り越していくよりも、そのほうがかえって楽だからという判断。
決してBT師匠の斜面おかわりの要求ではない(爆)
最後のの折り返しは予想より斜度もなく容易でした。
杉魔人さんと談笑しながらゆるりと。
大日峠戻り。
シールを外しトラバース。よく雪崩れる斜面らしく一気に抜けます。
最後の滑降。南面台地。

雪は重パウからややモナカに変わりつつある嬉しくない状態でした。
中々板が回らん。
ターンにこだわらず無理はしない。私のモットー(笑)
モナカ気味とちょっと急斜面に苦戦気味のOMさん。

丁寧にボーゲンで。
雪面の状態が刻一刻と変わっていくのも山スキー。
上から下まで良パウダーとかはそう滅多にない。
こういった雪面の状態をうまく見極め、滑り方を変えていくのも必要でスキルです。

OMさんを追うよ。

画像提供杉魔人さんm(__)m
v( ̄Д ̄)v イエイ

画像提供杉魔人さんm(__)m
OMさん、ごまんど山から2回目の山スキーなのに。
一気にハードルの上がった越前甲。
おかわりありーの距離の長いトラバースで尾根を何本もこえたりーのといった大周回の山スキー。
本当に頑張りぬきました。
あ~あ終わっちゃった。

あとはほぼ林道ボブスレーで帰還。
お疲れ様でした。

今回もBB兄さんの読みがバッチリ当たった越前甲山スキー。
藪も思ったよりも薄く、何より北面の良パウダーに感動というか、頭おかしなるわといったちょっとしたトランス状態に陥るほど笑みがとまらんかった山スキーでした。
総監督のBT師匠をど真ん中に、強い柱のお二人、完全復活の杉魔人さんと安心の仲間の皆様に囲まれ、私もOMさんもいい修行になりましたよ~。
同期の二人でまだまだ強くなっていきますね。
またよろしくお願いします。
13日から14日にかけ強い寒気が流れてきます。
この降雪に期待しつつツギの山スキーも良パウダーが滑れますように。
ではまた~。