年越し寒波もくるみたい(´∀`*)ウフフ
山だけよろしくですm(__)m
さて。
日曜は山スキー。
今回は赤兎山に行ってきましたよ。
メンバーはGさん、Eさん、BT師匠、BB兄さん、私の5人です。
今シーズン最強寒波が来ている週末。
どうなってしまうのだろうと不安もあったりしますが。
小原星の駅前Pに駐車。
4時52分スタートでした。
小原集落入口電話ボックス前。

強雪。
林道は10kmあるそうです。
前半はBB兄さん、後半はGさんと最強の柱がラッセルをしてくれました。
なんとも頼もしい。
変わりますと言わないへたれっぷりをお許しくださいm(__)m
4時間近くかかって夏道の登山道に。
いつもならショートカットするところもあったりするらしいのですが、寒波襲来中とはいえ、まだ雪も足りずショートカットは一回だけでした。
ここからは私が先頭になるようGさんより指令が。
責任重大。。
ルートはまあ適当でいいらしい。
基本まだ雪が少ないので夏道で小原峠。そこから大舟分岐~山頂と基本夏道に沿う感じで行くことになりました。
GPS確認。

画像提供Eさんm(__)m
最初適当すぎて夏道外しましたが、すぐに起動修正。夏道復帰後サクサク進みます。
脛ぐらい、たまに膝あるかな?くらいのラッセルでしたが、雪がとても軽いパウダーのため、この前の護摩堂山に比べてかなり楽ではありました。
夏道を外さないように進むものの、歩きやすいところ選んだりしているとすぐに道をロスト。
GPSで確認もせず、ほんと適当に歩いてたら、調子に乗り過ぎて尾根を一本外していました(汗)
Gさんより、ぼちぼち軌道修正していこうとアドバイスを受け、トラバースして小原峠のほうに向かいますが、ある程度軌道修正したのちは、まあこだわらず、このままいけそうであれば尾根を上っていく感じになりました。
頑張っているよ。


画像提供Eさん(Gさんかも)m(__)m
ボチボチ疲れてきた。。
パッと見何でもないような斜面に見えたのですが、以外に角度があり、そこに20cmあるかないか程度の雪がガリガリの根雪の上にのっただけ。
中々突破できず、何度もジグ切っているうちに、自分の足元よりも1m程上くらいからさ~っと雪が流れ落ちました。
ごくごく小さな規模の点発生雪崩。
ちょうど真下にいたGさん、Eさんのところに。
雪崩というにはかなり大げさなのかも知れないけれど、それでもびっくりするぐらい綺麗にというか、さらさ~っと流れ落ちるスラフを見てかなりびっくりしました。真下にいたGさんのほうがよっぽどびっくりしたと思います。。。
その後もどうしても、この斜面を突破できそうにないため、BB師匠にバトンタッチ。
いけないのならこだわらず、こっちからいきなさいとあっさり攻める場所を変更。
その後は、BB兄さん、そしてGさんが山頂まで導いてくれました。
柱への道は遠い。。
頼もしい柱の面々。

樹林帯ギリギリのところで、電熱ゴーグルに換装し稜線を進みました。
疲れも勿論あったけれど、それよりも、、、
あまりにも寒い(((((((( ;゚Д゚))))))))ガクガクブルブルガタガタブルブル正直カメラを取り出そうという気も全くなく、ひたすら体を動かさないと寒さで凍え死ぬわ~。
そんな感じで歩いてました。
そういえば行きの車中でBB兄さんが一言。
「上空1500mにマイナス10~15°の寒気が来ているところに今まさに行くんやな」って。赤兎山頂は1500mちょっとか。
考えたら。。
正気の沙汰ではないな(汗)
ここよりもさらに標高の高いところに。もっと過酷な状況でも行く方たちも世の中にはいるわけだし、比べたらまだましなほうかもしれない。
しかし自分にとっては、寒さというところにフォーカスしたら今迄の山スキーの中で最も過酷な状況でしたよ。
ついたよ。
ここまでこれたのも、Gさん達が道を切り開いてくれたからであり感謝です。
冬の赤兎山山頂に立つことができました♪

一瞬晴れ間も見えました♪

それにしても寒い。寒すぎる。。
風も中々に拭いており、シールをかたずけるのにも難儀します。
一刻も早くここから脱出したい。
お腹もとてもすいた。。。
けれど何か食べるよりもとにかくこの山頂から脱出して樹林帯に逃げ込みたい。
話はそれからだ状態です。
救いはある。
雪は信じられないくらい軽いパウダー。これだけ軽い雪は初めてかも(´∀`*)ウフフ。
Gさん先頭で滑走開始です。
歓声が沸き上がる。
まだまだ仕上がっているとは言えない雪の量だそうです。
それでも藪の合間を縫うように。
パウダーをまき散らしながら落ちていく。
自分のスキーの足前ではまだまだ、丁寧に転ばないように滑るだけなのでガシガシ攻めたターンができているわけではないけれど、それでも浮遊感が楽しい♪
至福の時間♪

画像提供Eさんm(__)m
ただ、、、
寒さは変わらず。カメラを構えようという気にはなかなか起きない。
ちょうど後を滑っているBB師匠を捉えるチャンスがあったのでカメラを出してみました(笑)

パウダーを豪快にまき散らしながら。
手前側はEさん。
女性ですが、全く疲れを感じさせず、また滑りもめちゃめちゃ上手い。
勿論BB兄さんも、Gさんもみんなめちゃめちゃ上手い。
何より楽しそうです♪
ただ、、、
写真を撮る気力というか、
ミトン手袋から手を出したくない<(`^´)>最優先事項がそれでした。とんだヘタレをお許し頂きたいm(__)m
ほんと凍え死ぬかと思ったくらいです。
山頂では真っ先に中間着として使っているノースのベントリックスをハードシェル脱ぐことが嫌だったのでそのまま上から着込んだくらいですからね(汗)
Gさんが帰りも滑走ルートを選定してくれて、無事途中からは上ってきたトレースに合流。
そのまま夏道登山口。
ここでランチタイム。
勿論寒すぎて震えが止まらんし、カメラなぞ出す余裕はない。
何よりも、、、
ただのお湯に甘みを感じている自分がいました(笑)寒さと飢えでおかしくなったのかな(笑)
カップラーメンがこれほどうまいと思った瞬間はないかも。
そのあとは林道をサクッと。
と言いたいところですが、降りしきる雪のためトレースも消え。
また林道の斜度自体がないため帰りもラッセルという、どんだけ修行やねん(笑)
BB兄さん、Gさんとラッセルしてくれました。
が、さすがにそうはいきませんよ。
少しは頑張らねば。
Eさん、BB師匠、私もラッセルに参戦。
最後のほうは再びGさんに甘えてしまいましたが、みんなでラッセルを回して帰還。
帰路の林道も3時間以上かかりました(゚д゚)!
車に着いたときは本当にほっとしました(笑)
そのくらい寒かったんですよ~(涙)
11時間オーバーの行動時間。
久々の冬の10時間越えやばす。
あと最強寒波も舐めたらあかんです。
今回写真ほんといつも以上に撮れなくて悲しい。
もっと皆さんがガシガシ滑っているところを撮りたかったのですが。
ツギは寒さに負けず頑張ろう。
やはり嵩は張るけどビレイパーカー持っていこう。
大したことないけど、少しはルート考えながら上ることできたし、激パウを滑ることもできた。
自分にとってはとても記憶に残る素晴らしい山スキーになりました。
めっちゃ楽しかったです♪
導いてくれた皆様に感謝です。
もっともっとがんばろ~。
今年もあと少しですが、まだまだ行くかも(笑)
ではまたです。