連投。
画像も多く、長くなるので2部にします(`・ω・´)ゞ
今週はいろいろ忙しかったのですが、なんとか日曜は一日時間を確保することができました。
そんな中、与太郎さんより、福井京都の県境辺りを歩きませんかとお誘いがあり参加させていただくこととなりましたよ。
AM5時小浜市某コンビニ待ち合わせ。
与太郎さんとはお会いするのは、昨シーズン2019.1月のゲレスキ以来となります。骨折後でした。
御久しぶりでございます。
今回は与太郎さんと、ご友人のNさんと三人パーティーです。
私とNさんの車を下山口となる八ヶ峰登山口駐車場にデポ。
出発地のおにゅう峠まで、与太郎さんの車で移動です。下山後は車回収となるのですが、福井から来ている私を気遣ってくれて、私はそのまま帰福。Nさんの車で回収に向かう段取りです。
ありがとうございますm(__)m
はじめましてのNさんでしたが、とても気さくで話しやすい方で、今山行ではじめてお会いしたとは思えなかったです(笑)
お手柔らかにお願いします^^
ではでは。
おにゅう峠に向かう前に。

鯖街道。
数本ある鯖街道の中で、ここが古よりもっともメジャーなルートだったとお二人より教えていただきました。
過去にお二人は徒歩で小浜より京都まで歩かれております。
私もその時のことを参考にさせていただき、1~2年のうちに歩いてみようと思います。
、、、いきたいところがどんどん増える(>_<)
出発地点のおにゅう峠。

おお~。
そういえばこの前同僚にスマホの画像見せられ、ここ行ったことあるかと聞かれました。
素晴らしい青空が広がったその画像は素敵なものでした。
しかしこの日はちょっとがガスがかかってしまっていました。おしい。

そのうちかならず、ここは訪れますから見せてもらった画像のような風景にはまた巡り合えるでしょう。
その時のお楽しみです。
今回最高地点はここ出発点のおにゅう峠となります。
後半藪漕ぎとルーファイ必須の今山行で、最初にぐっと標高を上げてしまう作戦。
未知の戦いも続くし体力温存。与太郎さんにすべてをお任せしていますので、なんら不安はありませんよ。
ここからまず、三国峠まで高島トレイルを利用して歩きます。
初高島トレイルです(*^^)v

ではいきましょう。
歩きだして最初の分岐。

ふと見落として違う尾根に進んでしまうかもしれないので、今歩くべき方向と尾根の確認は怠らずに。
角度によっては見えにくかったりもしますからね。
ではいきましょう。

熊の爪とぎ後がすさまじい(((((((( ;゚Д゚))))))))

親の仇の様に何本もの杉が犠牲になっていましたよ。
お、ガスの隙間から。

気温もここ最近の中では低く、風がとても心地いい。
清々しい北風が抜けます。今回終始風がいい感じで吹いていて、とても歩きやすい条件となりました。
ほんと助けられたと思います。後半になるにつれ厳しい戦になりますからね。
中央分水嶺トレイル♪

高島トレイルのほんの一部を歩いているだけでいい加減なことを言っているかもしれませんが、自分の予想として、もっとうっそうとした感じのトレイルが続くのかと思っていました。
しかしいい感じの尾根歩きが続き、木々の間隔もタイトではなく、圧迫感がない(もちろんここだけなのかもしれないけど)ほんと歩いていて気持ちが良いです。
嶺南の山は鹿が下草を食べるので、あまり草が生えておらず、雨が降ってもそれほどぐちゃぐちゃにならないんだよと、与太郎さんとNさんが教えてくれました。
普段歩いている嶺北の山とは雰囲気がまるで違うと感じます。
うっそう感がまるでない。

紅葉のシーズンもほんと良さそうです♪

803P前にて小休止。
そこから数十メートル走って803P撮ってきました。

高島トレイル上からは数十メートル離れることになる803Pですが、この木札にはなにが書いてあったんだろう。
がすもあったしこれといった展望はなく。
こんな感じで県境杭を外さない様に歩きますよ~。

あれはたぶん武奈ヶ岳かなとNさんが教えてくれました。

比良山系も歩いたことがなく、そのうち行こう。どんどん行く山が増えていく、、、登る登る詐欺になってしまう。。
ナイストレイル♪

案内板も破損しているものが多く、地図やGPSでしっかり確認しながら進みます。


ここはナベクボ峠。

ついた三国峠。

近江・若桜・丹後。この三国が交わる境界。
おにゅう峠からここまでは近江(滋賀県)と若狭(福井県)との県境を歩いてきました。
先ずは腰を下ろして大休止。

これは三等三角点。

高島トレイルを利用するのはここまでです。
我々は、ここから尾根を変え、若狭と丹後との県境トレイルとなります。
したがってはっきりとした登山道ではない。
まさに破線ルートとなりますよ。
しっかり地図とGPS確認して出発。

しかしまだここからしばらくは与太郎さんが以前にも入られています。情報によれば、藪漕ぎはまだまだ先。
核心部までは、確認を怠らず慎重に行けば問題ないそうです。
最初が肝心。頭から行く方向間違えると大変なので慎重に。
そのうち赤ペンキも発見。
県境杭もしっかり確認できてますし、間違いない。GPSで確認はもちろんしてますが、やはり県境杭があると確実です。

結構な下りも。

もちろんステップなどあろうはずもなく、慎重に下らないと転がってしまいます。けがは絶対に避けなければなりません。
中から、ひな鳥の鳴き声がするとNさんが。

きつつきの雛かな。鳴き声は聞こえるのですが、さすがに姿は見えません。
破線ルートですが、ときおり朽ち果てかけている案内板も残ってます。


県境杭もある。

今のところ藪漕ぎもないのですが、小さなアップダウンが連続します。
県境を歩くことが今回の主題なので、巻くようなことはしません。
巻けといっても、巻く方が大変な場合も多々ありそうですけどね(汗)
ときおり見える景色がまた良い。

激しい下り。

今Nさんが歩いている場所は、けもの道です。
微妙に残ったけもの道が歩きやすい。鹿か猪か。畜生もちゃんと考えて歩いています。
ふと見つけた機械?

これと別で、もう一基見つけたのですが、動いてはいなさそうでした。
いったいなんだろう?動物観察用の何かかな。
野田畑峠はあっち。

近々にこのあたりは地元小浜の山の会の方が入られたようです。新しいピンクテープがちらほら出てきましたよ。
とっても安心してしまいます^^

沢が流れています。

水場として使えそうです。
ただ浄水器はほしいな。
良い感じの細尾根が続く。

大きな尾根になると逆に分かりにくいこともあって、はっきり尾根上とわかる細尾根の方が嬉しかったりします。
良い感じの道が続く。

ちょっと藪漕ぎが出てきました。
ここからは誰も入ってなさそうです。

しかし、それほどたいしたこともなく、また再び歩きだします。
藪漕ぎとルーファイはまだもう少し後です。
シンコボと命名されているピークにてお昼休憩です。


これと言って展望はなし。
ここにピンクテープ発見し、6月4日〇〇とマーカー書きされていたので、三日前にその方はここまでは登られているようでした。
いやいやなかなかにハード。
ステップはもちろんない、小さなピークを繰り返しこなしていくのは、地味に体力にひびきます。大きく標高を下げるようなことはあまりなくここまできましたが、みんな結構な疲れが見え始めてきました。
しっかり休憩を取って、今回の核心部を乗り越えていきます。
後篇につづく。