ここのところ天気がよく気温が高くて心配ですが、木金あたり結構降るらしいですよ。
なにやらこの前の大雪クラスのなるかも!?
嬉しいような仕事考えるとやめて欲しいような。
ふと気づけば一月ももうすぐ終わり。雪山を楽しめるのもそれほど多くはないかもしれません。
大切にいこう。
さて昨日は夜勤入り。13時帰宅をめどに山スキーに。
快晴の平日。
ここはリベンジ取立山に行ってきましたよ。

薄暗いのでボケボケ。
駐車場には二台の車が停まっていましたが、出発する気配はなく一番のりですv( ̄Д ̄)v イエイ
6時32分スタートでした。
雪いっぱい。

どこでも歩けます。
が、
一応参考にしているお天気ナビでは前日から少しは降雪がある予報でした。
しかしどうも全く降っていないな。
というか雪じゃなく雨だったなこれは(-_-;)
雪質はモナカっぽい。いやモナカやろこれは。。
いやな予感がする。
とにかく気にせず進みます。
トレースはいたるところに。
途中トレース外してキャンプ場のキャビン群の方に進んでいきました。
地形図とGPSとにらめっこ。
ショートカットのトレースとまた合流します。
しかしだ、、、
スキートレースと違いでこぼこかつ踏み抜きの多いトレースを追うのがこんなにも歩きにくいとは考えもしなかったです。
外れるところは外しつつ利用させてもらうところは利用しつつ。
やっと夏駐車場。

かちっかちででこぼこのトレースの上はシールも効かず逆にしんどい事に途中やっとわかった(汗)
心理的にトレース追ってしまう自分に不甲斐なさを感じてしまいます。
予想以上につかれた、、、
この時点でモナカ雪の始末に難儀するのでは!?
そうは思っていたのですが、ここで引き下がるわけにはいかない。
思い起こせば山スキー二回目で581さんに連れて行ってもらった新雪降りたての取立山ではこてんぱんにやっつけられた。
今日は平日の快晴。ここでいかずしていつ行くんじゃ~と気合入れて望みます。
夏駐車場から一気に林道のような夏の登山道をショートカットしながら上るのですが、これがまあいたるところにトレースがあり、自分としては逆に難しかったりもしました。
大体P904あたりになるのかな。
夏道でいえば道標があったような気がするところ。

経ヶ岳かっこいい。ジャム勝も晴れてますな~。
前回は大体この辺りで撤退した気がします。
今日はちゃんとピークをとります。
ここからの急登は一部シートラで上るのは想定内。

少し先でアイゼンに履き替えます。
準備しているうちに、若いカップルの登山者に抜かれました。
すでに予想以上に疲弊しており、追従していくガッツもまったくありません(;´д`)トホホ…
一番で上りだしたのに先を越されるとは無念(>_<)
しかしガリガリでこんなでこぼこの斜面とても私にはシールでは上れませんよ。
スキーモデビュー。

急登をダブルウィペットで上ります。シートラで兼用靴。これほどまでに上りにくいものなのか、、、
ちょっとビビり気味でクリア。
少し平坦な場所でスキーに履き替え休憩するも、登山者のトレースをまたも拾ってしまい滑って進まず大変(>_<)
もたもたしているうちに女性二人組に追い抜かれました。
「こんなガタガタだとスキー大変でしょ」
と慰めのお言葉頂きました(汗)
腕前、いや足前が未熟なんです。。
霧氷はみれた。

しかし稜線はかりっかりな感じで、これもまあ帰り厄介だな。エッジあんまり効きそうにないかも。
とちょっとビビりつつ。でもそのうちゆるんで良い感じなるかもと期待もしつつ。
カリカリ感伝わりますか?(笑)

ほんと良いお天気です。

やっとの思いで山頂に。
道標は全く埋もれていましたよ。

白山ドーン!!
はご褒美でしたが、滑走の方が心配で。。
休みではなく仕事前であるという事を考え、できるだけ早く下山したいという思いでした。
雪がもっと軽かったら、もうすこしまったりしたのですが。
とにかく安全最優先でいこう。
鉢伏方面。

女性二人組の方は行かれた模様です。
護摩堂方面。

雪良かったら護摩堂に向かった方が、人気抜群の取立山の場合スキーはピストンより良いだろうな。
今日は時間もないし。
稜線はまだ雪が緩むようなこともなく、かりっかりでエッジはかかりずらくとても難儀しました。
下っているときはがんがん登山者が登ってきます。今日って月曜ですけど。
好天の取立山は平日でも大人気なのが改めてわかりました。
これが週末ならえらいことだった。
例の急登は安全にシートラで。
急登下ってスキー履き替え滑ろうとしますが、すっかりモナカにやられてとてもターンはできません(>_<)
しかも、、、


こんなガリガリのトレースや落とし穴のような踏み抜きもあるし、かといって避けようとするととても太刀打ちできない悪雪。
頑張って滑る、いやスキーを履いて下るだけ危険だと判断し、しばらく滑ってあと板を脱ぐことにしました。
自分のレベルから考えても無理なものは無理。
悔しいと言えば悔しいですが、トレースと木を避けつつモナカ雪を滑る技術は私にはありません。
夏道でいうとつづら1本半くらいをシートラで。カッチカチに踏み固められた高速トレースですから、兼用靴でも全くがぼることはありません。
途中トレースを外し緩斜面なところ選んでスキー復帰しました。
ここまで来ると少し安心。

雪質にいつも相当に助けられていたのが分かります。
モナカ雪などまったく歯が立たない。
足が折れたときの記憶が蘇りますよ((((;゚Д゚))))
夏駐車場からはもうショートカットすることもなく安全最優先ですべて林道使用。
無理しても危ないだけだし、ここで怪我したらそっちの方がよっぽどカッコ悪い。というかいろんな人に迷惑がかかりますから。
林道でも曲がれないしかなり気を遣う始末でしたよ(;´д`)トホホ…
ほっとした瞬間。

駐車場は満員御礼でした。
無事下山。

とにかくです。
最低限のこと、ケガすることなく下山というところはクリアできた。
ただそれだけです。
はたしてこれで、前回のリベができたかといえばそうではないな、自分的に全く納得はできません。
ただ経験値は積めたかな。
自分の妄想では前日多少なりとも降雪があって、もう少しましな雪、ややもすればかる~いラッセルでもあるかと思っていたのですけどね。ヤマレコなんかで他の方の記事観てると、標高1500m程でやっと雪に変わった的なものも見受けられたし、取立山、前日の銀杏峰もおそらく終始雨だったのでしょうね。
以下に自分が雪質に助けられてスキーできてるという事を、容赦なく知ることになった取立山山スキーでした。
めげずに頑張ろうっと、
ではまたです。