夏季休暇明けからの仕事3日間は地獄のような忙しさでした、、、
さすがに今週はきつかった。
リカバリー能力向上に向けて、何かいい方法はありませんかね(汗)
やっぱ大好きな銭湯サウナかな(笑)
さて続き。
初日二日目とテント泊でしたが、三日目は小屋泊。
この小屋泊は今考えても絶妙でした。
テン泊装備縦走のつかれと二日目の睡眠不足からの疲労を、この小屋泊でかなり回復した気がします。
マスターの慧眼に改めてほれぼれする次第です。
翌朝はなかなか天気も良い感じ。

すでに御来光狙いの登山者のヘッデンの光が見えますね。
本日の予定は燕山荘。
一番はじめの予定は大天井テンバでした。
台風の影響もあり、その後常念案となったのですが、それなら一気に燕まで行ってしまおうとなりました。
行動時間は長くなりますが、なんとかなりそう。
燕まで行ってしまえば、翌日は最初少し凌げばすぐに樹林帯になり、台風の影響は最小限に抑えられるという作戦です。
風は夕方より少しずつ強くなる予報。十分夕方までには間に合うはずです。
朝食を頂き出発。
いよいよ後半戦。
表
銀河銀座攻略戦がはじまります。
槍様ぺかーやね♪

槍ヶ岳山荘ありがとう~。

生ビールはめっちゃ美味しかったです♪
メット装着。

無事カエル君頼みますよ~。
ではいこう。
東鎌尾根やっつけに。
そうそう槍様自体は登りませんよ。
我々師弟の目的は裏表をばしっと縦走。
できればまた~りの
銀ブラですからね(笑)
まったりしたかといえば、、、まあしてるかな(^_^;)
しかしまあのっけからガンガンハシゴあったりして。
マスターはここから最大跳躍で一気に(笑)

なかなかに岩ってます。

当初。
台風の影響次第でエスケープルートとして大キレット突き抜けて上高地一気にいっちゃいますか~。
そんな話も出たには出たり。
でかい口たたいてごめんなさいm(__)m
ヒュッテ大槍まではなかなかの岩稜帯となっていまして、ここをテン泊装備で下るだけでもまあまあなのに、大キレットなどとてもとてもですな~。
殺生ヒュッテが見えます。

次女と槍ヶ岳登頂の際は殺生ヒュッテにテントを張りました。
懐かしいです。
槍様もまだ見守ってくれています。

この調子で天候も崩れることなく燕まで行ってしまいたい。
ヒュッテ大槍をすぎてどんどん進みますが、、、
クサリ場やハシゴまだまだあるんやな。


ここのハシゴは長かった。

ヒュッテ西岳側から訪れる大学生か高校生の山岳部ちっくな方々が雄たけびをあげていました。
なかなかに怖かったのでしょう。
水俣乗越。

本日のエスケープルート最終章。
もちろん継続っす(`・ω・´)ゞ
まだまだハシゴはあります。

しかし東鎌尾根。
ハシゴが多いです。
ハシゴの昇り降りでもかなりの体力が消耗されると思います。
なんとなく裏銀座にあたる西鎌の方が難易度が高いような気がしていたのですが、東鎌の方がよりタフなのではないかと思いました。
西岳ヒュッテにて。
今縦走中初コーラかも。

ちょうどよいミニ缶でした♪
補給トイレ完了。
西岳ヒュッテより先はメットは大丈夫そうです。
このころよりガスがかなり沸いてきそうな予感。
槍様は見えなくなってしまった、、

槍様はみえなくても、そのご加護はかならずある。
よって本日は雨風はかわせる、、、はず。
根拠のない自信だけはあります(笑)
ガスっても。

平気。
こんなにガスっても。

逆に幻想的(笑)
何時だってポジティブ。おそらくあのおくは燕岳?
ガスも晴れたりもするし。

裏銀座かな~?
今こそふぉーすの力でガスを晴れさせ給え。

修業不足の模様(汗)
い~やそんなことはない(笑)

いよいよ大天井ヒュッテも見えた。
もうひと踏ん張り。
びっくり平。

どういうこと?展望が良いからかな!?
どの辺にびっくり要素があるんやろか。
逆にびっくりやわ(笑)
大天井ヒュッテ到着。

結構疲れた。お腹すいたし。
牛丼を補給。
やたらとお肉が欲しくなるのは、育ち盛り?
なわけないよね~。
山だからでしょう。

補給もばっちり。
なのでありますが、、、
疲労はかなりのもの。
縦走4日目。東鎌尾根を無事通過しここまでやってきて安心したのか一気に疲れが襲ってきた感もあります。
がしかし、本日はもうひと踏ん張りしなくてはなりません。
トラバースして燕山荘にすすみます。
コマクサはいっぱい咲いていました。

この分岐までのトラバースがなかなかにやっかいで。

鋸刃岩にガンを飛ばすマスター(笑)
クサリ場もあるんですよね。

片足体幹トレーニングは欠かさない(笑)
マスターの底知れぬ体力にはいつも驚かされます(゚д゚)!
トラバースをぬけすぐ喜作レリーフ。
ここのハシゴとクサリは覚えています。

あたりはすっかりガスに覆われてしまった。
燕には北アルプスの女王が鎮座しています。
マスターが幾度と挑んで、そのすべてを退けてきた最強の女王が、、、
今回私も加わり、二人がかりで挑みます。
今度こそ。。
このあと大下りの頭につくころには息も絶え絶えでした(涙)

おわったΩ\ζ°)チーン
せめてこの常念山脈を貫く稜線のすばらしいトレイルがガスに包まれていなかったら。
もう少しテンションも上がったのですが(汗)
ここまで4日間歩いて、この大下りの頭までの上り返しが最も厳しかったです。
そのくらい疲労がたまっていたのだと思います。
ここにきて雨がぽつっと。
女王からの手厚い洗礼なのか。
レインを着こみました。
小学校低学年以下と思われる3人のお子さんとそのお母さんが、大天井に向かって歩いていったのですが、ちょっと心配。
これからもっと天気悪くなるのだが、、、
レインをきたものの、雨はまったくふらずすぐにレインを脱ぎました。
女王はなかなかに駆け引きをされる。
やっとついたー!
なんとかこの暗黒ガス群を無事通過。
ほっと一安心。
マスターはまだまだ余裕。
こんなんでは女王に立ち向かうマスターの助太刀にもならないのだが、今は
スター・デストロイヤー燕山荘にて避難しよう。
タイムで7時間51分。
この日も厳しい戦でしたが、何とか乗り越えることができました。
女王に挑むのは、、、
後で考えよう(爆)
エピソード5に続く。