いや~暑いですね。
猛暑日です。夏です。たまらんです。
そんな中、行ってきました三の峰・別山。そして初めての避難小屋泊でございますよ。
今日の午前中には下山、お昼すぎに、途中お風呂も入っての帰宅です。
さすがにつかれました~。一寝入りして早速のアップです^^
ではでは。
7月25日3時20分起床、前日のうちにあらかた用意をしており、あとは冷凍庫に入れてあるアクエリなどを放り込むだけ。

ちょっと見にくいですが、17.75㎏。
ここに途中でコンビニでおにぎりとパンを買って入れます。カメラなども含めおおよそ18㎏オーバーでしょうか。
そして次女に担いでもらうザックの重さは。

6.95㎏。ちょっと重いかな。次女にはもし、しんどかったら、水2.5ℓは持つから言ってね、ということで、とりあえず7㎏担いでもらう事となり出発。
はや~い朝食、なんだかんだと家を出たのは4時半すぎだったかな。
鳩ヶ湯。

一回はお風呂に入ってみたい、今秋にはお風呂だけ再オープンとかなんとか。
バスも通ってますね。

(2015.7.25現在)
ものすご~く実力、そして休みとやる気があったら、バスでここまできて、そこから三の峰経由して白山まで歩いて、市ノ瀬からきっと出ているであろうと思われる、金沢までのバスに乗って帰宅してみたい。
まあ、今はまだ妄想の域を出ていませんが。
予定では5時に上小池駐車場でしたが、出発時間は一時間遅れとなりました。

家で書いてきた登山届の出発時間を一時間遅らせて書き直して登山ボックスに。

この二日間は、天気も悪くなく、絶好の登山日和のはずです。
次女が雨女、いや嵐を呼ぶ女ではなかったようです(笑)
いよいよ出発です。
18kgの重量のザック、さすがに重い(;´д`)
上高地バスターミナルから小梨までのためだけに購入したオスプレー イーサー70。いよいよ本来の使い方!?がされるわけですね(笑)

後ろ姿を次女に撮ってもらいました。
俺の背中を見てろ、と言わんばかりです、が、、、
このあと何度もへこたれそうになって、次女に叱咤激励ををうけながら登ることになるとは、、、、、、
この時は全く思ってもいなかったです(^_^;)
山越屋敷跡まで、なかなかハードな上りを体感し、すでにこの登山のやばさを感じてはいましたが、それも六本檜まで。
そのあとは稜線伝いにゆる~く三の峰まで行けるもんだと思ってたんですよね。

外来植物は持ち込みません。
六本檜まで、、、とりあえず、そこまで頑張ればあとは何とかなるよ、そう次女にも言い聞かせ、また自分にも。
次女ももう嫌や~、と愚痴のこぼれますが、それにもいちいち答えてやることができないくらいに、しんどい。
なにせ
重いのですよ荷物が。
肩がもげる、、、
次女の荷物を軽くしてやるどころか、逆になんかもってあげようか?私は全然いけるよ、なんて言われてしまうこのありさま。
しかし、さすがにじゃあ頼むわ、なんて言えるわけもなく、
まだ大丈夫っす^^dと次女に向かって空元気でしたよ(>_<)
途中、あとからやってくる登山者に何度も追い越されつつ、大荷物をもった親子連れを励ましてくれる方もいました。
ありがたいです。
コースタイムは六本檜まで2時間。なんだかんだと2時間10分ほどで登ってきました。
後ろを振り返り、その景色良さに、次女もいままでの疲れが吹き飛んだのか、一気にテンションがあがりました。

さてコンパスの練習。
三の峰はと、、、

あれっ、稜線歩きでさくっと登れると思っていたのだが、、、
まだまだな感じですぞ。とりあえず、記念撮影とザックを下ろして大休止。アミノバイタルを流し込み今今、見える景色に感動しつつ、呼吸を整えます。
2秒のセルフタイマーは速かった(爆)ちゃんと12秒のセルフタイマーに合わせて記念撮影もしました(笑)
このあとはたしかに稜線を歩いている最初しばらくは景色が見えなかったりもしましたが、それも次第に開けてきました。
が、周りの景色はどんどん良くなっていきますが、私のペースはどんどん悪くなっていくばかり、、、
次女は絶好調なのです。


なんとか、ほんとなんとかここまできました剣ヶ岩。

コースタイムとか、いまはそんなんどうでもいいです、とにかく六本檜から三の峰避難小屋までの約半分弱まできました。
一応へろへろながらも、まだ立ち止まってはいません、
そうここまでは( ̄ー+ ̄)キラリここで、私と同年代位の二人組のかたがこられ、立ち話。私がここで六本檜から小屋までのちょうど半分ですよね、と尋ねると、その方が言うには、まだここで第二関門突破かな、このあと第三、第四と続きますから(^_^;)
と先はまだ長く険しいことを教えてくれました。
気を引き締めなければ、、、
そうは思っても、すでに体力は限界。
もはや気力のみで戦っている感じなのですよ、、、

案内柱を見つけては休憩し、見つからなくても、立ち止まり、、、
それを繰り返しつつ。
エネルギー切れにならないよう、ブドウ糖や飴、かきの種を口に放り込んで、水分もこまめにとって気を使っているのですが。
カロリー不足というより、根本的にまだ私のレベルでのぼる山ではなかったのか、、、
次女はまだか~とぼやきはするものの、余裕っぽく。
はやく小屋行こう~っとせかされる始末で(涙)
ただ、天気が良くて遠くまで見渡せることで、逆に標高というか単純に高さを感じてしまい、ちょっとした狭い尾根でビビってはいました。
雨の雄山の方がよっぽどやばいと思うのですが、あのときは天気が悪すぎたことで周りが見えず怖くなかったようです。

あの案内柱でがっつり休んでやる、、、
そう決め込んでなんとかやってきました。
あと250mで三の峰避難小屋。
そうあっても、ちょっと待って、まずは休憩。
この情けない姿を、自らの戒めとすべく。

そう徳川家康が、三方が原の戦いで、武田軍に木端微塵にやっつけられて、脱糞しながら浜松城まで逃げ帰った。そのときの情けない姿を通称「顰像」として絵師に描かせ将来の己への戒めとした。
私もそのつもりで、、、
ということにしておいてください、ほんともういっぱいだったんですよ(^_^;)
まあ次女はせかすんやわ~(>_<)
ゆっくりさせて、頼むから(^_^;)
つきました、頑張りましたよ。長かった、、、
三の峰避難小屋です。

ちょうど時計は12時10分だったと思います。
およそ6時間かけてここまできました。
六本檜から小屋まで4時間か、、、
私の予想では、5時間で小屋まで来るつもりでしたが、1時間オーバーでした。
ちょっとなめてた三の峰。
別山に行くかどうかはおいといて、まずは飯いきましょ。
シェラカップの先には別山。

いつもの鍋キューブ飯です。
だって鍋キューブ豆乳味いっぱい買いすぎたんだもん(>_<)
カルパスを放り込んでみました。
次女は美味しいと言ってくれましたよ(´∀`*)ウフフ
あと、コンビニで買ったパンでカップを拭きつつ食べました。
50分位は休憩しました。
別山、予定通り行きましょう。
なによりも次女が行きたがっています。
小屋に荷物をデポ。
この時点で小屋には昼食をとっている方が一名いたのみで、今のところ泊り客はいませんでした。
サブザック(SEA TO SUMMIT ウルトラシルDRYデイパック)に水1.5ℓと行動食、携帯トイレセットと救急セット、レインウェア、だいぶ溶けて飲みさしのアクエリそうですね、0.3ℓくらいでしょうか、放り込んで出発。
時計は13時をまわっていた位だったと思います。
体力も十分回復した、、、気がしていました、、、

三の峰制覇です(*^^)v
別山、そしてとおくに白山も見えます。
別山、コースタイムでは行きは1時間半、帰りは1時間の2時間半コース。
休憩しつつでも3時間。
観た感じも近い気もしますが、結構上りもあるような。

次女はカラ荷になってますますパワーアップ、私も3㎏ちょい位の荷物なので軽い軽い♪
そうは思ってはいたのですが、前半の疲れはしっかり残っており、しかも天気が良すぎて暑いのです、日を遮るものはなにもない稜線歩き、とっても気持ちが良いのですが、汗かきの私は必要以上に汗がたらたら。水もどんどん減る、、、


別山平はお花がいっぱいでした。
じつは花や景色をを楽しんでいる余裕はあまりなく、水もっと持ってくれば良かったと、激しく後悔中、、
ここで引き返そうか、、そんなことを考えていた位です(^_^;)

最悪、御手洗池の水を飲むしかない、、そんな御手洗池どこにあるんやろ~と思っていたら通り越していました(>_<)
何度か立ち止まり、次女にもうちょっとやから頑張れと、どっちが親なんだかわからない嬉しさと悲しさが交錯したなんかわけわからん感じではありましたが、何とかつきました
別山(∩´∀`)∩ワーイ。

山頂で休憩されていた方に撮っていただきました。
結構な空元気でした。
二等三角点。

別山神社にも、お参りしたし、山頂で5分程休憩して出発。
標高を合わせるために時計の画像が撮ってあったので確認したら15時12分でした。
2時間はかかっています。
コースタイム的には往復2時間半、休憩、写真を撮ったりなどがあったとしても、3時間として、やっぱり遅いですね。
次女だけなら行けたと思うのですが、完全に私が足を引っ張っている感じなのですよ(^_^;)
1時間では帰れないだろうから1時間半として、16時半に着けばいいかな。

御手洗池を確認。
この池の水は煮沸して飲めるらしい。
思ったより綺麗な感じはしました。
昔、別山平には別山室があり、別山室は、白山登拝者の宿泊施設となっていた。とウィキにもありますから、この池の水は飲料水として煮沸しなくても当時は飲めたのでしょうね。
三の峰の登り返しが真剣につらかった、、、
三の峰の案内柱に見たこともない虫を発見。


振り返って別山。なんだかんだと帰りも2時間ほどかかった気が(^_^;)
しかし行って良かったです、ほんと素敵な山でした♪
小屋にもどると5人組の年配者のパーティーがおられました。
このあと、別山頂上であった二人組の20代のカップル、ソロのかた、二人組の年配者のかた、そして私たち親子合わせて12人がこの日の避難小屋泊者でした。つめればまだ2~3人ほどいけそうですが、まあこの時点でぎゅうぎゅうづめかな。
早めに小屋に荷物を置いて正解でした。
万が一、遅れてきて、避難小屋いっぱいとかだったら、まずいですものね。
小屋泊を考えた登山、縦走の計画なら、念のためツエルトを持っていた方が良いな、そう感じました。
このあと、素晴らしい夕日をみることができました。
後半に続きます。
7月25日
MAX標高2399m
平均登高スピード 上り(m/h)
259m/h
平均登高スピード 下り(m/h)
-325m/h
積算高度 上昇(m)
1705m
積算高度 下昇(m)
-593m
行動時間(休憩込)
11時間33分(ログ記録遅れ~30分ほどあり)
にほんブログ村
にほんブログ村