ラクビーに続きバレーも盛り上がってきましたね。
最近日本はどの分野のスポーツも世界と戦えるレベルですよね。
凄い!!
さてと、、、
久し振りに沢登りに行ってきたので記事アップです。
ブログに時間を割く余裕もないので(心身ともに疲弊中(;´д`)トホホ…)サクッと画像多めで流します。
今回の沢は岩屋俣谷川イ谷。
自身初めての県外の沢登りになると思います。
今回のメンバーはBT師匠、BB兄さん、私の三名です。
BB兄さんが今回は珍しく華のある沢を選定しましたねとBT師匠に突っ込んでいました(笑)

別山経由チブリ尾根下山のロング沢登りに果たしてついていけるのだろうか、、、
8月の夏季休暇の白山を最後に山らしい山に行けておらず、当然ながら沢登りは全く参加できずにいる。
ここまでほぼ4週間の間には、山と言っても隙間時間を見つけて下市山×2と鬼が岳に登っただけで全く体力が落ちたことを肌身に感じます。
市ノ瀬からチブリ登山口付近に歩き、杣道を使い堰堤をかわして入渓。
最初何にもない沢やなと思いきや、別山谷との分岐を岩屋俣谷川に進路を取ってしばらくすると3段の美しい滝。
BT師匠のトポを振り返ると3m、10m、6mtってとこか。
この最初の3mの滝を上ったところから左岸の草付き壁をBT師匠が行けるやろってロープを出して登ることに。
いやいやここ巻きましょうよとBB兄さんとともに訴えるも却下され師匠は颯爽と上って行ってしまった。

滝の全容を撮ってなかった(汗)
まだ沢登り序盤のここですっかり疲弊してしまいました、、、
画像では簡単そうに見えるかもしれませんが、これが厳しい。
スラブで足掛かりが乏しく一手一手が厳しい。こんなとこよくリードで登るわ(-_-;)
大体BT師匠がちょっと気持ち悪いなとか言った壁は自分にとって最難関なんよね。
真ん中をBB兄さんに先行かれてしまい、ビレイになったもんやからランニング回収せなあかん(大汗)
4か所もランニングビレイ外すのに時間かかるし、足場は超不安定でガクブルやし腕はパンプ寸前でもうあかんかったっすわ(涙)
なんとかロープだよりで詰めあがりもう最初でヘロヘロになった。。
ここで体力の8割以上を持っていかれこの後の沢が厳しいものになってしまいましたよ(涙)
クライミング能力が低すぎて無駄に力が入ってあかんのよね。わかってはいるけれど、、、
ロープ繋がってるのに怖いもんは怖いんです。
この後は越えられる滝は越え、巻けるところは巻きながら。
沢だけに腕や脚も一般登山とはまた違った動きになるしすぐに攣りそうになって大変。
何とか足が攣らないようにギリギリのところで頑張ります。

階段のような滝でも疲労疲弊でいつもよりも緊張する。
滝は途切れることなく現れる。

逆光ですが何か(笑)
慎重にいくよ。

なんせこの日の自身の脚はすでにオーバーワークちう。
運動不足もたたってもうやばす。
これは巻いたかな。

もっと暑ければ頑張らんこともないけれど、もう山は秋模様で寒い。
わがままなのでちょっとでも水が冷たくなると絶対に水に触れたくない。
そんな寒がりなら沢やめちまえとかは却下するよ。
何度も言いますが暑いのも寒いのも冷たいのもあかんわがままボディ&メンタルなんや。
ここもフリーで。

こういった乾いた岩は好き。
ヌメヌメは怖いビビる。
クライミングに必要なのは体幹やバランスは当たり前として、度胸なんだとも思う今日この頃。
全く欠けている要素やな(汗)
神々しい兄さん(笑)

BB兄さんは地元福井のちょっと薄暗い圧迫感のある沢はあまり来ない。
もっと華のある沢を選定してくださいよとよくBT師匠に言っている(爆)
確かに今回の白山系の沢はいつも私が行っていた沢とはちょっと違う。
圧迫感がなく明るいのだなんか。
やはりスケールが大きいからだろう。
何度も言いますが暖かかったら(暑かったら)泳いで取りついて沢突破したいけれど、水は冷たいし何よりまだ先はあるし、いつにもまして無理はできない雑魚い脚を抱えているので巻くよ。

暑かったらドボンしたいのにな。
これこれ。

この下大きなお釜になっている4m程の滝ですが、登れそうに見えて全く歯が立たない。
ここからの一手(一足)が出ない。
BT師匠がへムタイ上りかという膝も駆使して見事に突破。
御年6〇才という大先輩(といっても自分も全く若くはないが)にいつもおんぶにだっこですが何か。
お助けスリング放り投げてもらいました(笑)
あのピークが別山?御舎利?

遠いよ、、、
しかし福井嶺北の沢と違って明るく木々は少ない。
しかも天気も申し分なく絶好の沢日和です。
こんな時に絶不調で悲しい、、、
調子がもうちょっと良ければもっと楽しいのだが自分の脚をいつも以上に信用できないのは辛いな。
この滝もでかいよ。

BB兄さんが左岸から一段目上がって二段目大滝確認するけれど厳しいようでここは巻きに変更。
右岸から巻きますがいつもの地元の沢と違い木々がほぼなく草付きを高巻くのは怖いっす(涙)
1850手前の二股で大休止。
ここ進路を右とり三の峰と別山平の間(三の峰より)鞍部に突き上げる予定。うまくいけば藪漕ぎもないかもしれないらしい。
大休止後出発。
読図でいったん左俣に進みすぐ小山みたいなところの後ろから右俣に行くんじゃとなって、このでっかい二股をいったん左に進みます。
自分的にすぐにまた右に折れるんじゃないかと思い歩いてたけど、、、
こんな感じでスラブに苔がびっしりの嫌らしい滝が続いてまあ簡単には上らせてくれない。

振り返ると雄大だな~。

でっかいスラブをフリーで上りここで答え合わせのGPS。
Σ(゚д゚lll)ガーンやっぱりさっきのとこ素直に右やったんた(涙)1850付近は地形図上二股すぐ手前でも右に滝も見えるチョットした三俣にもなっており、疑心暗鬼になって深読みしすぎでした。
まーまー進路決めたの俺じゃないもんね~(笑)
そんな私は途中で地形図濡らして使い物にならずのポンコツですべてを丸投げなので何も言う権利もないのだが(汗)
今のぼったスラブを慎重に下り、また苔むした滝を3っつ4っつ下って二俣に戻るより、このままピーク2009の支尾根から藪漕ぎに変更になりました。
これが吉と出るか凶と出るか。。
ちょうど画像中央の二俣。

ちょっとわかりにくいかな。
よく見ると二俣手前の三俣になる滝が見えている。
GPSは見ないという縛りをかした我々はこう行き当たりばったりの臨機応変さを常に求められる。
まあかっこつけて書いたけれど只々もう行くしかないというだけなのでは!?といつも感じたりする(笑)
さあて藪漕ぎですが、、、
画像!?あるわけないでしょ(汗)
いつものハードな藪漕ぎに比べたら幾分ましではありましたが、疲労困憊脚はもう売り切れの私はもう全くあかん子やった(;´д`)トホホ…
三の峰見える。

全く持ってついていくことできず、ああ、、、こうやって山で疲労して動けなくなって遭難するんやな、、、
って体感しましたわ。
めちゃめちゃ遅れてやっと追いつきました。
登山道出たときは感極まって小躍りしそうやったわ。

お久しぶり一年ぶりか?別山男前やわ。
ランシューに履き替え沢装備解除。
この日はきっとヘロヘロになるのはわかってたので少々重くなってもポール持ってきていたけど、そのポールを使った推進力は全く使えないほど上半身も腕も。
勿論脚も終わってました、、、無念Ω\ζ°)チーン
鏡別山とかガン無視で。ほんのそこの御手洗池にすらよるつもりもない(汗)

振り返って我慢しとく。
この風景も大好き♪
ヘロヘロでも別山お参りすよ。

ここでも大休止させてもらいました。無理やり(笑)
御舎利の上り返し少しあった気がする萎える、、、
頑張ってここからは下るだけ。
御舎利からチブリ小屋までの急登が膝がくがくすぎるわ。

あれは別山谷。
BB兄さんがあそこも楽しいって。
今度来るときまでちゃんと体力つけよう。
といっても今月10月も激務で土曜夜勤すらあるブラックっぷりで山行けるかも怪しい、、、
泣けるよ、、、
長い長いチブリ尾根を下って無事下山。
12時間46分の長い戦いでした。
藪漕ぎで1時間弱かかってた、、、
私のふがいなさで30分~1時間弱行動時間が伸びてしまった、、、
情けないがこれが現実だ。
受け止めて精進するしかない。
BT師匠曰く今回の沢40年近く前に山岳会の当時の師匠の相棒と登ったらしいのですが、一か所高巻きしたくらいしか記憶がない難しくないとこやったと思うよ、なんって言っておられたが、序盤の草付きスラブで撃沈でしたわ(涙)
しかし自身初の白山系の沢。
めちゃめちゃ明るくって解放感が凄い気持ちよい沢登りとなりましたよ♪
チブリ尾根は当分歩きたくないけどね(笑)
仲間に感謝!!
今回も素晴らしい経験ができました。
ありがとうございますm(__)m
10月ですが、今日1日は夜勤明けでひと眠りしてからこの記事を書いてます。
こんな感じで日曜がガチの次週の仕事に向けての単純にリカバリーになってしまうような事が多い。
しかし9月よりは沢行けるかも。
なんせ9月はこの一回しか沢いってないし、何より山らしい山も登ってない。
今月こそはもう少し頑張る。
いや頑張れるのか俺!?
といった感じ。
あ~あ~。
クライミング能力や基礎体力。
だが。
それ以上に回復能力は欲しい、、、
もういいおっさんやからな、、、
だましだましいきます。
ではまた。
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